今年2月にソニーからブランドの譲渡を受けたアイワは、「aiwa」ブランドの4KテレビのUZシリーズ3機種とHDテレビのFZシリーズ2機種を9月末から順次発売する。55型の4Kテレビ「TV-55UF10」の価格はオープンで、税別の実勢価格は13万8000円前後を予定する。
4Kテレビで「aiwa」ブランド復活
4Kの49型「TV-49UF10」は11万8000円前後、43型の「TV-43UF10」は9万5800円前後。HDの32型「TV-32FF10」は3万9800円前後、24型の「TV-24FF10」は2万9800円前後を予定する。aiwaらしい手ごろな価格と、オーディオブランドとして、すべてのモデルにフロントスピーカーを搭載するのが特徴だ。
家電卸の角田無線電機や加賀ソルネットを通じて全国の家電量販店や総合スーパーなどで販売する。4KのUZシリーズは画質調整を含めて現在開発・製造中のため、まずは9月末からFZシリーズを投入した後、秋以降の発売になりそうだ。
細かい仕様変更の可能性はあるが、UZシリーズの解像度は3840×2160、FZシリーズの解像度は1366×768。両シリーズともに地上デジタルとBS/100度CSデジタルチューナー2基(TV-24FF10は1基)、録画用のUSB端子を搭載し、裏番組録画に対応する。HDMI端子も2つ搭載する予定だ。
国内のテレビ市場は年間500万台弱の需要がある。2020年の東京五輪に向けた買い替え需要が期待される一方、家電量販店などの販売の現場ではテレビ製造から撤退したメーカーもあり、品揃えに苦慮している。
ヤマダ電機と船井電機が6月2日から「FUNAI」ブランドの4Kテレビと2Kテレビ11機種を独占販売したり、ドン・キホーテが6月15日から税抜5万4800円の格安の50型4K対応テレビを発売して、わずか1週間で初回生産台数の3000台に達するなど、PBモデルのテレビを品揃えして売れている。
アイワは、得意とする低価格帯のボリュームゾーンでブランドの復活に挑むとともに、流通で不足しているラインアップを補う効果も期待される。(BCN・細田 立圭志)
4Kテレビで「aiwa」ブランド復活
4Kの49型「TV-49UF10」は11万8000円前後、43型の「TV-43UF10」は9万5800円前後。HDの32型「TV-32FF10」は3万9800円前後、24型の「TV-24FF10」は2万9800円前後を予定する。aiwaらしい手ごろな価格と、オーディオブランドとして、すべてのモデルにフロントスピーカーを搭載するのが特徴だ。
家電卸の角田無線電機や加賀ソルネットを通じて全国の家電量販店や総合スーパーなどで販売する。4KのUZシリーズは画質調整を含めて現在開発・製造中のため、まずは9月末からFZシリーズを投入した後、秋以降の発売になりそうだ。
細かい仕様変更の可能性はあるが、UZシリーズの解像度は3840×2160、FZシリーズの解像度は1366×768。両シリーズともに地上デジタルとBS/100度CSデジタルチューナー2基(TV-24FF10は1基)、録画用のUSB端子を搭載し、裏番組録画に対応する。HDMI端子も2つ搭載する予定だ。
国内のテレビ市場は年間500万台弱の需要がある。2020年の東京五輪に向けた買い替え需要が期待される一方、家電量販店などの販売の現場ではテレビ製造から撤退したメーカーもあり、品揃えに苦慮している。
ヤマダ電機と船井電機が6月2日から「FUNAI」ブランドの4Kテレビと2Kテレビ11機種を独占販売したり、ドン・キホーテが6月15日から税抜5万4800円の格安の50型4K対応テレビを発売して、わずか1週間で初回生産台数の3000台に達するなど、PBモデルのテレビを品揃えして売れている。
アイワは、得意とする低価格帯のボリュームゾーンでブランドの復活に挑むとともに、流通で不足しているラインアップを補う効果も期待される。(BCN・細田 立圭志)