「芸術的ボケ味」に驚愕 新スマホ「HUAWEI P10 Plus/P10」はデジカメを超えた!?
最近、家電量販店の携帯電話コーナーでは「SIMフリースマートフォンをお探しならファーウェイがオススメです」とアドバイスされる場面も増えているようだ。実際、家電量販店の実売データを集計した「BCNランキング」によると、2017年1月~5月の累計で、SIMフリースマートフォンの販売台数No.1メーカーはファーウェイだ。性能と価格のバランスがよく、女性にも人気という。ハイエンドモデルのみ搭載する独自のダブルレンズカメラも好評だ。
芸術的に仕上がる新モード「ポートレートモード」
2017年新モデルとして、ドイツのカメラメーカー・Leicaが監修したLeicaダブルレンズカメラを搭載した「HUAWEI P10 Plus/P10」の日本での発売も決定。まるで一眼カメラで撮影したような背景のボケ感、奥行き感を生みだすダイナミックな陰影、美肌補正のトリプル効果で、日常のワンシーンを芸術的に仕上げる新しい撮影モード「ポートレートモード」は、話題になること間違いなし。評判はますます高まりそうだ。
6月6日に一斉に発売するHUAWEI Pシリーズ
(左から、HUAWEI P10 Plus、HUAWEI P10、HUAWEI P10 lite)
ディスプレイのサイズと解像度も進化。約5.5インチの「HUAWEI P10 Plus」は解像度1440×2560ドットの2K、約5.1インチの「HUAWEI P10」と約5.2インチの「HUAWEI P10 lite」はフルHD。また、「HUAWEI P10 lite」は従来と同じく背面に、「HUAWEI P10 Plus/P10」は、前面下部に指紋認証センサを備える。
ロック解除だけではなく、長押しやフリック操作で画面操作もできる指紋認証センサ
(左:HUAWEI P10、右:HUAWEI P10 lite)
今回はLeicaに加え、色見本帳「パントーンカラー」で世界的に知られるPANTONEともコラボレーション。PANTONEが監修した「HUAWEI P10 Plus」の「グリーナリー」の鮮やかで明るい緑は、これからの季節にぴったりなフレッシュな印象だ。
さらに、「HUAWEI P10 Plus/P10」は、カラーにあわせて表面加工を変え、「HUAWEI P10 Plus」の「ダズリングゴールド」と、「HUAWEI P10」のPANTONEとのコラボカラー「ダズリングブルー」には、スマートフォンとしては初めて、ホールド感を高め、指紋や傷もつきにくい凸凹としたハイパーダイヤモンドカットを施した。
「HUAWEI P10 Plus」のカラーバリエーションは、「Color of the Year 2017」に策定された「グリーナリー」
(写真)と「ダズリングゴールド」の2色。側面をオレンジで縁取り、向きによっては全体がオレンジに見える電源ボタンが目を引く、個性的なデザインだ
同じくPANTONEが監修した「HUAWEI P10」の「ダズリングブルー」の深みのある青。
ハイパーダイヤモンドカットを施してある背面は独特の触り心地で、滑りにくく、持ちやすい
背面のメインカメラに加え、自分撮りに便利な800万画素のインカメラもLeica製となり、さらに、カメラ関連のソフトウェアもLeicaが監修。人間の顔を190のポイントから3D認証する「3D顔面認証」によって、フォトスタジオで撮影したような美しいポートレートを撮影できる新しい撮影モード「ポートレートモード」が加わった。
この「ポートレートモード」の効果は、とにかく「スゴイ」の一言に尽きる。人物の陰影を際立たせる照明効果、美肌補正に加え、メインの被写体以外の背景部分を自然にぼかし、アート風に仕立てる。まさに「芸術的ボケ味」だ。
■「HUAWEI P10 Plus」の「ポートレートモード」で撮影した写真
「ポートレートモード」有効時(左)と無効時(右)の比較。背景を自然にぼかし、人物を浮き立たせる
構図さえ決まれば、まるでプロカメラマンが撮ったようなクオリティに。従来の「ビューティーモード」と同様の
美肌補正効果もあり、適用レベルを高くするほど、より美人に、より芸術的に仕上がる
スマホだから撮れる日常の何気ないシーンこそ、「ポートレートモード」の本領発揮だ
本来は人物撮影向けのモードだが、モノを対象に撮っても深みが出て面白い。
他人の映り込みを気にせず撮れるメリットもある
もちろん、オーソドックスな通常モードで撮影した写真も抜群にキレイだ。1200万画素のRGBセンサと「HUAWEI P9」より画素数がアップした2000万画素のモノクロセンサ、Leica製レンズを組み合わせ、元のディティールそのままに色鮮やかに描写する。像面位相差、コントラスト、レーザー、デプスAFの4つのオートフォーカス(AF)技術「4-in-1 ハイブリッドフォーカス」でシャッターチャンスも逃さない。オートに加え、マニュアル撮影が可能な「PROモード」も用意し、カメラ画面をスライドするだけで簡単に切り替えられる。
■「HUAWEI P10 Plus」で撮影した写真
画質はデジカメと同等。色鮮やかに描写する
セルフィーやグルーフィー(集合写真)もLeicaクオリティに
背景の自然なボケ感と美顔効果の「ポートレートモード」は、インカメラでも有効。メインカメラ同様、ビューティーレベルの数値を高く設定するほど、効果は大きくなる。「パノラマ」などの多彩な撮影モードや、人物撮影時に被写体の人数を判別し、自動で画角を調整する機能などもあり、インカメラも一般的なスマホより本格的だ。体験イベントなど、試せる機会があれば、その実力を確認してみよう。
ライト版「HUAWEI P10 lite」も、使い始めの軽快な動作がずっと続く独自のアルゴリズムや急速充電などに対応。使い勝手のよさは上位機種と同等だ。
2016年の人気No.1機種「HUAWEI P9 lite」から順当に進化した「HUAWEI P10 lite」。
引き続き、売れそうだ
「HUAWEI P10 lite」は、16年SIMフリースマホ販売台数1位の人気機種「HUAWEI P9 lite」から順当に進化した、小さな手の男性や女性でも持ちやすい5.2インチサイズのミドルモデル。ダブルレンズ仕様ではないものの、メインカメラは「ビューティー」や「プロ写真」など、一通りの撮影モードを取り揃え、インカメラでは、顔のパーツごとに適用レベルを設定できる独自の「パーフェクトセルフィー」と連動した「ポートレートモード」でセルフィーを美しく撮れる。税別価格は2万9980円。コストパフォーマンスの高さから、今回もヒット間違いないだろう。
カラーバリエーションは4色
平均単価2~3万円台、画面サイズ5.2インチ前後が売れ筋となっているSIMフリースマホとしては、税別価格7万2800円の「HUAWEI P10 Plus」、同6万5800円の「HUAWEI P10」の価格は割高にみえるが、非SIMフリーのスマホや高級コンパクトデジカメと比べると、決して高くはない。カメラアプリを起動した瞬間からまさに「カメラ」となる、「HUAWEI P10 Plus/P10」は、スマホ全体のトレンドに新たな一石を投じる、注目機種といえるだろう。
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。
芸術的に仕上がる新モード「ポートレートモード」
2017年新モデルとして、ドイツのカメラメーカー・Leicaが監修したLeicaダブルレンズカメラを搭載した「HUAWEI P10 Plus/P10」の日本での発売も決定。まるで一眼カメラで撮影したような背景のボケ感、奥行き感を生みだすダイナミックな陰影、美肌補正のトリプル効果で、日常のワンシーンを芸術的に仕上げる新しい撮影モード「ポートレートモード」は、話題になること間違いなし。評判はますます高まりそうだ。
6月6日に一斉に発売するHUAWEI Pシリーズ
(左から、HUAWEI P10 Plus、HUAWEI P10、HUAWEI P10 lite)
異なる2つの表面加工、細部までこだわった「HUAWEI P10 Plus/P10」
「HUAWEI Pシリーズ」は、より本格的なカメラ機能を求めるユーザー向けのハイエンドシリーズ。6月9日に同時発売する3機種、「HUAWEI P10 Plus/P10/P10 lite」の最大の特徴は背面のメインカメラだ。「HUAWEI P10 lite」は一般的なシングルカメラ、「HUAWEI P10」はF値2.2の「SUMMARIT-Hレンズ」を採用した第2世代Leicaダブルレンズカメラ、「HUAWEI P10 Plus」は、より明るいF値1.8の「SUMMILUX-Hレンズ」を採用したプロ版の第2世代Leicaダブルレンズカメラを搭載する。ディスプレイのサイズと解像度も進化。約5.5インチの「HUAWEI P10 Plus」は解像度1440×2560ドットの2K、約5.1インチの「HUAWEI P10」と約5.2インチの「HUAWEI P10 lite」はフルHD。また、「HUAWEI P10 lite」は従来と同じく背面に、「HUAWEI P10 Plus/P10」は、前面下部に指紋認証センサを備える。
ロック解除だけではなく、長押しやフリック操作で画面操作もできる指紋認証センサ
(左:HUAWEI P10、右:HUAWEI P10 lite)
今回はLeicaに加え、色見本帳「パントーンカラー」で世界的に知られるPANTONEともコラボレーション。PANTONEが監修した「HUAWEI P10 Plus」の「グリーナリー」の鮮やかで明るい緑は、これからの季節にぴったりなフレッシュな印象だ。
さらに、「HUAWEI P10 Plus/P10」は、カラーにあわせて表面加工を変え、「HUAWEI P10 Plus」の「ダズリングゴールド」と、「HUAWEI P10」のPANTONEとのコラボカラー「ダズリングブルー」には、スマートフォンとしては初めて、ホールド感を高め、指紋や傷もつきにくい凸凹としたハイパーダイヤモンドカットを施した。
「HUAWEI P10 Plus」のカラーバリエーションは、「Color of the Year 2017」に策定された「グリーナリー」
(写真)と「ダズリングゴールド」の2色。側面をオレンジで縁取り、向きによっては全体がオレンジに見える電源ボタンが目を引く、個性的なデザインだ
同じくPANTONEが監修した「HUAWEI P10」の「ダズリングブルー」の深みのある青。
ハイパーダイヤモンドカットを施してある背面は独特の触り心地で、滑りにくく、持ちやすい
どんなシーンも芸術的に Leica監修の「ポートレートモード」に驚く
「HUAWEI P10 Plus」と「HUAWEI P10」について、最大のウリのカメラ機能に絞って、さらに詳しく紹介しよう。背面のメインカメラに加え、自分撮りに便利な800万画素のインカメラもLeica製となり、さらに、カメラ関連のソフトウェアもLeicaが監修。人間の顔を190のポイントから3D認証する「3D顔面認証」によって、フォトスタジオで撮影したような美しいポートレートを撮影できる新しい撮影モード「ポートレートモード」が加わった。
この「ポートレートモード」の効果は、とにかく「スゴイ」の一言に尽きる。人物の陰影を際立たせる照明効果、美肌補正に加え、メインの被写体以外の背景部分を自然にぼかし、アート風に仕立てる。まさに「芸術的ボケ味」だ。
■「HUAWEI P10 Plus」の「ポートレートモード」で撮影した写真
「ポートレートモード」有効時(左)と無効時(右)の比較。背景を自然にぼかし、人物を浮き立たせる
構図さえ決まれば、まるでプロカメラマンが撮ったようなクオリティに。従来の「ビューティーモード」と同様の
美肌補正効果もあり、適用レベルを高くするほど、より美人に、より芸術的に仕上がる
スマホだから撮れる日常の何気ないシーンこそ、「ポートレートモード」の本領発揮だ
本来は人物撮影向けのモードだが、モノを対象に撮っても深みが出て面白い。
他人の映り込みを気にせず撮れるメリットもある
もちろん、オーソドックスな通常モードで撮影した写真も抜群にキレイだ。1200万画素のRGBセンサと「HUAWEI P9」より画素数がアップした2000万画素のモノクロセンサ、Leica製レンズを組み合わせ、元のディティールそのままに色鮮やかに描写する。像面位相差、コントラスト、レーザー、デプスAFの4つのオートフォーカス(AF)技術「4-in-1 ハイブリッドフォーカス」でシャッターチャンスも逃さない。オートに加え、マニュアル撮影が可能な「PROモード」も用意し、カメラ画面をスライドするだけで簡単に切り替えられる。
■「HUAWEI P10 Plus」で撮影した写真
画質はデジカメと同等。色鮮やかに描写する
インカメラにもLeicaレンズを搭載 セルフィーも美しく
800万画素のインカメラもLeica製。隣り合ったピクセル同士をある程度まとめることで、光を従来より2倍取り込むことができる最新の大型センサを搭載し、F値1.9という明るさを実現。豊かな色彩と深い階調となり、薄暗い場面でも鮮明に撮影できるという。セルフィーやグルーフィー(集合写真)もLeicaクオリティに
背景の自然なボケ感と美顔効果の「ポートレートモード」は、インカメラでも有効。メインカメラ同様、ビューティーレベルの数値を高く設定するほど、効果は大きくなる。「パノラマ」などの多彩な撮影モードや、人物撮影時に被写体の人数を判別し、自動で画角を調整する機能などもあり、インカメラも一般的なスマホより本格的だ。体験イベントなど、試せる機会があれば、その実力を確認してみよう。
カメラ? 価格? デザイン? 重視するポイントで変わるベストな1台
人気の理由の一つ、操作性の快適さにも磨きがかかった。パワフルな最新CPUと、ユーザーのアクセス頻度、使用時間などを自動的に学習し、使い方にあわせてメモリを最適化する独自の技術「HUAWEIウルトラメモリ」によって、購入直後のサクサクとした軽快な動作が長続きする。また、「Android 7.0」をベースにしたファーウェイ独自の最新UI「EMUI5.1」は、シンプルでわかりやすく、iPhoneからの乗り換えでも、あまり戸惑わずに使いこなせるだろう。ライト版「HUAWEI P10 lite」も、使い始めの軽快な動作がずっと続く独自のアルゴリズムや急速充電などに対応。使い勝手のよさは上位機種と同等だ。
2016年の人気No.1機種「HUAWEI P9 lite」から順当に進化した「HUAWEI P10 lite」。
引き続き、売れそうだ
「HUAWEI P10 lite」は、16年SIMフリースマホ販売台数1位の人気機種「HUAWEI P9 lite」から順当に進化した、小さな手の男性や女性でも持ちやすい5.2インチサイズのミドルモデル。ダブルレンズ仕様ではないものの、メインカメラは「ビューティー」や「プロ写真」など、一通りの撮影モードを取り揃え、インカメラでは、顔のパーツごとに適用レベルを設定できる独自の「パーフェクトセルフィー」と連動した「ポートレートモード」でセルフィーを美しく撮れる。税別価格は2万9980円。コストパフォーマンスの高さから、今回もヒット間違いないだろう。
カラーバリエーションは4色
平均単価2~3万円台、画面サイズ5.2インチ前後が売れ筋となっているSIMフリースマホとしては、税別価格7万2800円の「HUAWEI P10 Plus」、同6万5800円の「HUAWEI P10」の価格は割高にみえるが、非SIMフリーのスマホや高級コンパクトデジカメと比べると、決して高くはない。カメラアプリを起動した瞬間からまさに「カメラ」となる、「HUAWEI P10 Plus/P10」は、スマホ全体のトレンドに新たな一石を投じる、注目機種といえるだろう。
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。