動画視聴時のスマホ&タブレットのココが満足/不満 2台持ちユーザーの本音
タブレットというと、iPadのイメージが強いかもしれないが、家電量販店・ネットショップの実売データを集計した「BCNランキング」によると、今はApple、ファーウェイ、ASUSの3社が競い合っている。タブレット端末は、スマートフォンよりも画面が大きいので、テレビ同様、大勢で一緒に見やすい。もちろん、自分専用のパーソナルなデバイスとしても利用できる。生活を一変する可能性を秘めた、あると便利なデジタルアイテムの筆頭だ。
所有しているタブレットの機種は、AppleのiPadシリーズが最も多く、約半数を占めた。残りは、ドコモの「dtab」、auの「Qua tab」など、キャリアモデルを含む、国内外のメーカーのAndroidタブレット。
今回の調査では、有料・無料を問わず、YouTubeなどのオンデマンド型の動画配信サービス、テレビのように配信時間が決められている「AbemaTV」や「TVer」「DAZN」など、ライブストリーミング方式の動画配信サービスをまとめて「インターネット動/画」と定義し、この用途に限って、手持ちのタブレット、スマートフォンの不満点を聞いた。
「液晶の大きさ」「音質のよさ」「動画の滑らかさ」「処理動作の速さ」も「やや不満」と回答した割合も高めで、「液晶の大きさ」については11.1%が「非常に不満」といい、逆に「本体の重さ」や「持ちやすさ」に対する不満は少なかった。
一方、タブレットの不満点の1位は、「充電にかかる時間」だった。「バッテリの持ち時間」に対して不満を持っている割合はスマホに比べると少なく、「液晶のキレイさ」「液晶の大きさ」は、「非常に満足」「やや満足」をあわせると、前者は約6割、後者は8割以上が「満足」と回答。「音質のよさ」に対する満足度は、スマホ同様、約半数が「やや満足」と答える一方、3割弱は「やや不満」と回答した。
項目ごとに満足度を比較すると、「バッテリの持ち時間」「液晶の大きさ」以外は、スマホより、タブレットのほうが「やや不満」「非常に不満」を合わせた割合が高かったものの、「総合的な満足度」は、スマホ、タブレットとも、変わらず。「もっと○○だったらいいのに……」と感じつつも、2つのデバイスを使い分けている状況がうかがえる。
また、タブレットでインターネット動画を視聴している全員に、その理由を聞くと、「持ち運びしやすい」「画面サイズがちょうどいい」「TVやPCより手軽に使える」といった回答が上位に入った。動画視聴に関しては、スマホより、8インチや10インチなど、大きな画面のタブレットのほうがアドバンテージがあるといえるだろう。
今後、インターネット動画を見るために購入したい機器を聞くと、約6割が「特にない」と回答。一方、「購入したい機器がある」と回答した人の中では、「タブレット」がトップだった。購入意向率は56.5%で、スマホ(43.4%)やノートPC(39.6%)よりも高い結果となった。
例えば、解像度2560×1600の約8.4インチの2Kディスプレイ、CDのクオリティを凌駕するサウンドを実現するオーディオチップ、HarmanKardonが音響チューニングを施した高音質ステレオスピーカーを搭載した「HUAWEI MediaPad M3」なら、スマホでの動画視聴時の不満点も、タブレットでの動画視聴時の不満点も解消する。
ファーウェイのエンタテインメント向けタブレット「HUAWEI MediaPad M3」
LTEモデルには、よりイイ音で動画や音楽を楽しめるよう、AKG製イヤホンが付属するプレミアムモデルも用意する。買ったその日から「極上の音」を味わえる、まさに“プレミアム”なパッケージだ。寝室など自宅での普段使いはもちろん、電車内など周囲が騒がしい環境でも、より動画に没入できるだろう。
今回の調査結果から、まだ約3割と少数派ながらも、有料動画配信サービスが浸透しつつあることがわかった。2018年12月に、BS・CS放送を使った4K/8K放送の実用放送がスタートする予定。実は4K/8K放送は、画質だけではなく音質もアップする。放送、配信、パッケージを問わず、映像コンテンツの高画質化・高音質化は、より大きな画面、よりイイ音を求めるニーズを引き出すだろう。
手持ちのスマホでの動画視聴に不満があるなら、リビングや寝室といった使う場所や、外出先など利用シーンに合わせたタブレットとの使い分けをおすすめしたい。また、いま持っているタブレットに物足りなさを感じているなら、バッテリの持ちが良くなるなど、数年前の機種に比べ、全体的にスペックアップした最新Androidタブレットへの買い替えを検討してみよう。
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。
広がるインターネット動画 1日複数回見るヘビーユーザーも
BCNが5月にインターネット上で実施した「タブレット動画視聴ユーザー調査」によると、タブレットで動画を視聴している20代~60代の男女500名のうち、約半数が「1日1回以上、動画を視聴している」と回答。「1日に複数回」というヘビーユーザーも36.4%に達した。所有しているタブレットの機種は、AppleのiPadシリーズが最も多く、約半数を占めた。残りは、ドコモの「dtab」、auの「Qua tab」など、キャリアモデルを含む、国内外のメーカーのAndroidタブレット。
今回の調査では、有料・無料を問わず、YouTubeなどのオンデマンド型の動画配信サービス、テレビのように配信時間が決められている「AbemaTV」や「TVer」「DAZN」など、ライブストリーミング方式の動画配信サービスをまとめて「インターネット動/画」と定義し、この用途に限って、手持ちのタブレット、スマートフォンの不満点を聞いた。
スマホで動画視聴、不満は「バッテリの持ち時間」と画面サイズ
タブレットとスマホの両方でインターネット動画を視聴していると回答した288人の調査結果をまとめると、スマホに関しては、「バッテリの持ち時間」と「充電にかかる時間」に不満が集まった。「バッテリの持ち時間」は実に21.2%が「非常に不満」、42.0%が「やや不満」と回答。あわせて約6割が不満を感じていることがわかった。「液晶の大きさ」「音質のよさ」「動画の滑らかさ」「処理動作の速さ」も「やや不満」と回答した割合も高めで、「液晶の大きさ」については11.1%が「非常に不満」といい、逆に「本体の重さ」や「持ちやすさ」に対する不満は少なかった。
一方、タブレットの不満点の1位は、「充電にかかる時間」だった。「バッテリの持ち時間」に対して不満を持っている割合はスマホに比べると少なく、「液晶のキレイさ」「液晶の大きさ」は、「非常に満足」「やや満足」をあわせると、前者は約6割、後者は8割以上が「満足」と回答。「音質のよさ」に対する満足度は、スマホ同様、約半数が「やや満足」と答える一方、3割弱は「やや不満」と回答した。
項目ごとに満足度を比較すると、「バッテリの持ち時間」「液晶の大きさ」以外は、スマホより、タブレットのほうが「やや不満」「非常に不満」を合わせた割合が高かったものの、「総合的な満足度」は、スマホ、タブレットとも、変わらず。「もっと○○だったらいいのに……」と感じつつも、2つのデバイスを使い分けている状況がうかがえる。
また、タブレットでインターネット動画を視聴している全員に、その理由を聞くと、「持ち運びしやすい」「画面サイズがちょうどいい」「TVやPCより手軽に使える」といった回答が上位に入った。動画視聴に関しては、スマホより、8インチや10インチなど、大きな画面のタブレットのほうがアドバンテージがあるといえるだろう。
今後、インターネット動画を見るために購入したい機器を聞くと、約6割が「特にない」と回答。一方、「購入したい機器がある」と回答した人の中では、「タブレット」がトップだった。購入意向率は56.5%で、スマホ(43.4%)やノートPC(39.6%)よりも高い結果となった。
実は進化しているタブレット 買い替えるなら急上昇ファーウェイに注目!
「BCNランキング」によると、ファーウェイはAndroidタブレットで2016年7月以降、順調な伸び率を示し、今年3月はタブレット全体でも初めて1位を獲得した(詳細は<ファーウェイがタブレットでもシェアトップに浮上、月次でASUS、Appleを抜く>を参照)。要因は、手頃な価格と、画面サイズやタイプ(Wi-Fi/LTE)で選べる幅広いラインアップ。特に、音質にこだわったハイエンドモデルは、スポーツやドラマ・アニメなど、ストリーミング方式のインターネット動画の視聴に最適だ。例えば、解像度2560×1600の約8.4インチの2Kディスプレイ、CDのクオリティを凌駕するサウンドを実現するオーディオチップ、HarmanKardonが音響チューニングを施した高音質ステレオスピーカーを搭載した「HUAWEI MediaPad M3」なら、スマホでの動画視聴時の不満点も、タブレットでの動画視聴時の不満点も解消する。
ファーウェイのエンタテインメント向けタブレット「HUAWEI MediaPad M3」
LTEモデルには、よりイイ音で動画や音楽を楽しめるよう、AKG製イヤホンが付属するプレミアムモデルも用意する。買ったその日から「極上の音」を味わえる、まさに“プレミアム”なパッケージだ。寝室など自宅での普段使いはもちろん、電車内など周囲が騒がしい環境でも、より動画に没入できるだろう。
有料動画配信サービスもじわりじわりと普及 利用率は約3割
ちなみに、タブレットでよく見ているインターネット動画サイト(サービス)は、YouTubeがダントツ。だいぶ離れて「AbemaTV」「GYAO!」「Amazon プライム・ビデオ」「niconico」と続いた。有料サービスを利用している割合は30.2%で、1か月あたりの費用は「1~500円未満」が最多。複数のサービスを契約しているとみられる「3000円以上」も意外に多く、有料サービス利用者の15.9%を占めた。今回の調査結果から、まだ約3割と少数派ながらも、有料動画配信サービスが浸透しつつあることがわかった。2018年12月に、BS・CS放送を使った4K/8K放送の実用放送がスタートする予定。実は4K/8K放送は、画質だけではなく音質もアップする。放送、配信、パッケージを問わず、映像コンテンツの高画質化・高音質化は、より大きな画面、よりイイ音を求めるニーズを引き出すだろう。
手持ちのスマホでの動画視聴に不満があるなら、リビングや寝室といった使う場所や、外出先など利用シーンに合わせたタブレットとの使い分けをおすすめしたい。また、いま持っているタブレットに物足りなさを感じているなら、バッテリの持ちが良くなるなど、数年前の機種に比べ、全体的にスペックアップした最新Androidタブレットへの買い替えを検討してみよう。
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。