オンキヨー、高音質設計のハイレゾ対応オーディオプレーヤーとヘッドホン

新製品

2017/03/14 11:09

 オンキヨー&パイオニアイノベーションズは、ハイレゾ音源対応デジタルオーディオプレーヤーの新製品として、「パイオニア」ブランドの「private XDP-30R」と「オンキヨー」ブランドの「rubato DP-S1」の2機種と、「パイオニア」ブランドのハイレゾ音源対応インナーイヤーヘッドホン「SE-CH9T」「SE-CH5BL-K」「SE-CH5T」の3機種を3月中旬に発売する。価格はいずれもオープン。


private XDP-30R

 「private XDP-30R」は、高級感と高い剛性を兼ね備えたコンパクトなアルミ製ボディに、タッチパネル対応2.4インチディスプレイを備えた携帯オーディオプレーヤー。カラーは、シルバー、ブラックの2色で、シルバーは3月下旬に発売する。税別の実勢価格は4万円前後の見込み。

 パーツから基板レイアウトまで徹底した高音質設計を採用し、DSDなら5.6MHzまでのネイティブ再生、FLAC/WAVなら192kHz/32ビットまで再生できる。音楽ファイルだけでなく、ネットラジオなど音楽ストリーミングも高音質化できるアップサンプリング機能を備えており、さまざまな音源を最大192kHz/176.4kHzまでコンバートして楽しめる。

 オーディオクロックは44.1kHz/48kHzの2系統に対応し、さまざまな音源をネイティブ再生できるほか、16ビット/24ビットの音源を32ビットまで拡張処理し、なめらかできめ細かい音質を実現する「Hi-Bitモード」も備える。

 ストレージ容量は16GB。最大200GBのメディアに対応するmicroSDXC/microSDHC/microSDカードスロットも2基備える。バッテリ駆動時間は15時間。サイズは幅63×高さ94×奥行き15mmで、重さは120g。
 

rubato DP-S1

 「rubato DP-S1」は、「private XDP-30R」とほぼ同じ仕様だが、細部のデザインなどが異なる。重さは130g。税別の実勢価格は4万5000円前後の見込み。

 密閉型インナーイヤーヘッドホンの「SE-CH9T」「SE-CH5BL-K」「SE-CH5T」は、いずれもコンピューターを用いた反復解析でドライバーの振動板の振幅対称性を高め、躍動感のある低域再生に加え、振動板中央ドーム部を調整して分割振動を抑え、高音質な広帯域再生を可能にした。
 

(上段左から)SE-CH9T-K、SE-CH5BL-K、(下段)SE-CH5T

 税別の実勢価格は、左右のチャンネルセパレーションを改善する交換可能な着脱式ツイストコードや、不要な振動やコネクタ部への汗の侵入などを防止するコネクターシールドを採用した「SE-CH9T」が1万2000円前後、左右のチャンネルセパレーションに優れたバランス接続端子を備え、バランス端子搭載機器と接続することでハイレゾ音源をさらに楽しめる「SE-CH5BL-K」が8500円前後、レッド、ネイビーブルー、シルバー、ブラックの4色のカラーバリエーションを備える「SE-CH5T」が5000円前後の見込み。