ファーウェイの最新フラッグシップ「HUAWEI Mate 9」が女性から支持を集めるワケ
「格安SIM」と呼ばれるMVNOの認知度が高まり、同時にSIMフリースマートフォンの販売台数も伸びている。家電量販店の実売データを集計した「BCNランキング」によると、SIMフリースマホの年間販売台数は、3年前の2014年を1とすると、15年は2.3、16年は3.4と、急激に増加。スマホ全体に占めるSIMフリースマホの割合も、16年12月は21.9%、17年1月は23.6%、2月は20.3%と、3か月連続で2割を超えた。
MMD研究所の最新調査によると、データ通信に加え、音声通話も利用できる「音声通話付きSIMユーザー」の男女比は、男性59.1%、女性40.9%。女性の割合は4割を突破し、男女比は半々に近づきつつある。年代別では、男性、女性とも40代、30代がボリュームゾーン。女性は30~39歳が最も多く、次いで40~49歳、20~29歳の順だった。
20代後半から40代は、子どものいるファミリー世帯だと、教育費や食費・外食費がかさんで家計にゆとりがなく、子どものいないシングルやカップルでも、子どもがいない分、老後資金を多く用意する必要があり、どちらにしてもお金にシビアにならざるを得ない。大手キャリアより通信料金が安く済む格安SIMと、手頃な価格のSIMフリースマホの組み合わせは、出費を極力を抑えたいユーザーには打ってつけだ。
同社の調査によると、6月に発売した「HUAWEI P9 lite」の購入者のうち女性の割合は3割弱。同時に発売した上位機種「HUAWEI P9」は1割強だったという。しかし、12月に発売したフラッグシップモデル「HUAWEI Mate 9」では、女性の割合は4割弱と、女性に人気が高いことがわかった。同社によると意外な結果だったという。
女性の購入者も多いファーウェイの最新フラッグシップモデル「HUAWEI Mate 9」(シャンパンゴールド)
「HUAWEI Mate 9」は、「HUAWEI P9」のカメラを強化した、第2世代のLeicaダブルレンズカメラを搭載したフラッグシップモデル。カラー1200万画素、モノクロ2000万画素の2つのイメージセンサーで被写体をより美しく撮影でき、進化したオートフォーカスで決定的な瞬間も逃さない。また、約5.9インチという大画面にも関わらず、横幅は5インチ台と同等の約78.9mm。背面と側面部分は、なだらかな曲線を描き、この独特の形状が持ちやすさのポイントだ。
約5.9インチの大画面にも関わらず、ディスプレイの左右には縁はほとんどなく、
実際に手にもつとそれほど大きいとは感じない
背面には、二つのレンズとLEDフラッシュ、指紋認証センサーを搭載する
もう一つの特徴は、「音」へのこだわり。4つのマイクを搭載した世界初の4Micフレームワーク設計のAndroidスマホで、ANC主動(ダウンリンク)のノイズキャンセリングで背景の騒音をなくし、周囲がガヤガヤとうるさい環境でも、通話相手の声がよりクリアに聞こえる。
ビデオ撮影時は、録音する音声範囲と画像の角度が一致し、撮影と録画にずれが生じない。ビデオ撮影の指向性マイクモードを使用して、向いている方向だけ音声を撮ることも可能だ。また、縦画面表示で使用すると、レシーバーが高周波スピーカーになり、最大2万Hzまでの周波数帯をカバー。横画面表示の場合、立体音響効果で出力でき、音楽や動画をリアル感あふれるサウンドで楽しめる。
カラーは、美しい艶消し仕上げを施したシャンパンゴールド、ムーンライトシルバーと、3月10日発売の新色「ブラック」の3色。税別の実勢価格は6万800円。決して安くはないが、女性が求める「デジカメ代わりになる、一番いいカメラを搭載した最新スマホが欲しい」というニーズにドンピシャにはまったのではないだろうか。
購入者のうち、女性の比率が高まった要因には、「HUAWEI P9 lite」のヒットによる、ファーウェイブランドのイメージアップもあるだろう。「HUAWEI P9 lite」を目当てに店を訪れたが、よりカメラ機能が充実した「HUAWEI Mate 9」を薦められ、同じメーカーなら安心と、購入に至ったケースもありそうだ。
Androidスマホではスタンダードな約5.2インチで、「HUAWEI Mate 9」同様、Leicaダブルレンズカメラを搭載した「HUAWEI P9」でも、カメラとしての実用性は十分。価格は「HUAWEI Mate 9」よりも1万円ほど安く、コストパフォーマンスは高い。
スタンダードな約5.2インチの「HUAWEI P9」。「HUAWEI Mate 9」同様、
こちらもLeicaと共同開発した元祖ダブルレンズカメラを搭載し、カメラ機能は十分満足できる
ちなみに、現行のファーウェイのダブルレンズカメラ搭載スマホは、「HUAWEI Mate 9」「HUAWEI P9」と、ファーウェイ・オンラインストア、楽天モバイル限定販売の「honor 8」の3モデル。「HUAWEI Mate 9」と「HUAWEI P9」
は、家電量販店や多くのMVNOが取り扱っている。
販売中の「HUAWEI Mate 9」(上段)、「HUAWEI P9」(下段)の全カラー。
税別実勢価格は「HUAWEI Mate 9」が6万800円、「HUAWEI P9」は5万800円
カメラは、女性にとって、SNSへの投稿やイベントの記念写真の撮影のために欠かせない必需品だが、デジカメとスマホの2台を持ち歩くとかさばってしまう。どちらか一方を選ぶとなると、さっと気軽に撮れるスマホ1台だけということになり、「HUAWEI Mate 9」や「HUAWEI P9」のようなカメラ機能が充実したハイスペックスマホの人気が高まるというわけだ。SIMフリーに限らず、スマホ全般の傾向として、新生活の節目にあたる春は、特にこうした傾向が強まりそうだ。
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。
格安SIMユーザーは男性6割、女性4割に 男女とも40代、30代が中心
認知度のアップとともに、格安SIMの利用者の裾野も広がっている。以前は40代を中心に男性が多かったが、女性にも浸透。また、2台目のタブレット端末やスマホなどのサブ回線ではなく、メイン回線として契約する人が増えているという。MMD研究所の最新調査によると、データ通信に加え、音声通話も利用できる「音声通話付きSIMユーザー」の男女比は、男性59.1%、女性40.9%。女性の割合は4割を突破し、男女比は半々に近づきつつある。年代別では、男性、女性とも40代、30代がボリュームゾーン。女性は30~39歳が最も多く、次いで40~49歳、20~29歳の順だった。
20代後半から40代は、子どものいるファミリー世帯だと、教育費や食費・外食費がかさんで家計にゆとりがなく、子どものいないシングルやカップルでも、子どもがいない分、老後資金を多く用意する必要があり、どちらにしてもお金にシビアにならざるを得ない。大手キャリアより通信料金が安く済む格安SIMと、手頃な価格のSIMフリースマホの組み合わせは、出費を極力を抑えたいユーザーには打ってつけだ。
カメラ機能で選ぶとフラグシップに――「HUAWEI Mate 9」が女性に支持された理由
2016年、コストパフォーマンスの高さ、デザインの良さから、ファーウェイのSIMフリースマホ「HUAWEI P9 lite」がヒットした。「BCNランキング」によると、SIMフリースマホの中ではもちろん、Androidスマホ全体でも年間1位という人気ぶりだった。同社の調査によると、6月に発売した「HUAWEI P9 lite」の購入者のうち女性の割合は3割弱。同時に発売した上位機種「HUAWEI P9」は1割強だったという。しかし、12月に発売したフラッグシップモデル「HUAWEI Mate 9」では、女性の割合は4割弱と、女性に人気が高いことがわかった。同社によると意外な結果だったという。
女性の購入者も多いファーウェイの最新フラッグシップモデル「HUAWEI Mate 9」(シャンパンゴールド)
「HUAWEI Mate 9」は、「HUAWEI P9」のカメラを強化した、第2世代のLeicaダブルレンズカメラを搭載したフラッグシップモデル。カラー1200万画素、モノクロ2000万画素の2つのイメージセンサーで被写体をより美しく撮影でき、進化したオートフォーカスで決定的な瞬間も逃さない。また、約5.9インチという大画面にも関わらず、横幅は5インチ台と同等の約78.9mm。背面と側面部分は、なだらかな曲線を描き、この独特の形状が持ちやすさのポイントだ。
約5.9インチの大画面にも関わらず、ディスプレイの左右には縁はほとんどなく、
実際に手にもつとそれほど大きいとは感じない
背面には、二つのレンズとLEDフラッシュ、指紋認証センサーを搭載する
もう一つの特徴は、「音」へのこだわり。4つのマイクを搭載した世界初の4Micフレームワーク設計のAndroidスマホで、ANC主動(ダウンリンク)のノイズキャンセリングで背景の騒音をなくし、周囲がガヤガヤとうるさい環境でも、通話相手の声がよりクリアに聞こえる。
ビデオ撮影時は、録音する音声範囲と画像の角度が一致し、撮影と録画にずれが生じない。ビデオ撮影の指向性マイクモードを使用して、向いている方向だけ音声を撮ることも可能だ。また、縦画面表示で使用すると、レシーバーが高周波スピーカーになり、最大2万Hzまでの周波数帯をカバー。横画面表示の場合、立体音響効果で出力でき、音楽や動画をリアル感あふれるサウンドで楽しめる。
カラーは、美しい艶消し仕上げを施したシャンパンゴールド、ムーンライトシルバーと、3月10日発売の新色「ブラック」の3色。税別の実勢価格は6万800円。決して安くはないが、女性が求める「デジカメ代わりになる、一番いいカメラを搭載した最新スマホが欲しい」というニーズにドンピシャにはまったのではないだろうか。
購入者のうち、女性の比率が高まった要因には、「HUAWEI P9 lite」のヒットによる、ファーウェイブランドのイメージアップもあるだろう。「HUAWEI P9 lite」を目当てに店を訪れたが、よりカメラ機能が充実した「HUAWEI Mate 9」を薦められ、同じメーカーなら安心と、購入に至ったケースもありそうだ。
Androidスマホではスタンダードな約5.2インチで、「HUAWEI Mate 9」同様、Leicaダブルレンズカメラを搭載した「HUAWEI P9」でも、カメラとしての実用性は十分。価格は「HUAWEI Mate 9」よりも1万円ほど安く、コストパフォーマンスは高い。
スタンダードな約5.2インチの「HUAWEI P9」。「HUAWEI Mate 9」同様、
こちらもLeicaと共同開発した元祖ダブルレンズカメラを搭載し、カメラ機能は十分満足できる
ちなみに、現行のファーウェイのダブルレンズカメラ搭載スマホは、「HUAWEI Mate 9」「HUAWEI P9」と、ファーウェイ・オンラインストア、楽天モバイル限定販売の「honor 8」の3モデル。「HUAWEI Mate 9」と「HUAWEI P9」
は、家電量販店や多くのMVNOが取り扱っている。
販売中の「HUAWEI Mate 9」(上段)、「HUAWEI P9」(下段)の全カラー。
税別実勢価格は「HUAWEI Mate 9」が6万800円、「HUAWEI P9」は5万800円
カメラは、女性にとって、SNSへの投稿やイベントの記念写真の撮影のために欠かせない必需品だが、デジカメとスマホの2台を持ち歩くとかさばってしまう。どちらか一方を選ぶとなると、さっと気軽に撮れるスマホ1台だけということになり、「HUAWEI Mate 9」や「HUAWEI P9」のようなカメラ機能が充実したハイスペックスマホの人気が高まるというわけだ。SIMフリーに限らず、スマホ全般の傾向として、新生活の節目にあたる春は、特にこうした傾向が強まりそうだ。
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。