最大級の4Kディスプレイ、UPQが65インチを投入した理由

新製品

2016/11/02 14:31

 「二子玉川 蔦屋家電」は、東京都・世田谷区の複合商業施設「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」内に2015年5月にオープンした生活提案型家電店。同年9月から家電ベンチャーのUPQ(アップ・キュー)製品の店頭展示・販売を行っている。


「蔦屋家電」限定の65インチ4Kディスプレイの企画のきっかけを語る中澤優子CEO代表取締役

 UPQは11月1日、「二子玉川 蔦屋家電」限定販売モデルとして、65インチの4K対応ディスプレイ「Q-display 4K65 Limited model 2016/17(QDPY006LTD)」を100台限定で発売すると発表した。

 税別価格は配送料込みで14万9000円。「二子玉川 蔦屋家電」の店頭と、蔦屋家電の通販サイトで予約を受け付け、11月15日から順次発送する。65インチの大画面ディスプレイとしてはかなりの安さだ。

 50インチの4Kディスプレイとして、「Q-display 4K50」を2015年8月に、「Q-display 4K50X」を2016年8月に発売した同社。当時、中澤優子CEO代表取締役は「65インチは大きく、重すぎて、持ち帰れず、部屋のサイズにも合わない」と思い、躊躇していた。

 ところが、「二子玉川 蔦屋家電」で販売したところ、「お客様からフルHD画質の50インチのテレビをすでに持っているので、サイズアップしたい、という声を多くいただいた」ため、今回の65インチモデルの企画開発、生産に着手した。台数は100台限定とし、好評であっても「追加生産はしない」という。

Q-display 4K65 Limited model 2016/17

 「Q-display 4K65 Limited model 2016/17」は、LG製の3840×2160ドットの高解像度4K IPS液晶を採用。視野角は178°と広く、多人数でさまざまな角度から視聴する場合も鮮明な映像を楽しめるという。カラーは蔦屋家電のコンセプトカラーでもあるガンメタリック。
 

「二子玉川 蔦屋家電」とUPQが製販一体となり、低価格を実現

 HDMI 2.0に準拠した4K/60Hz出力対応の端子を4ポート搭載するほか、4K映像コンテンツの視聴には必須となるHDCP 2.2にも対応する。