ワイヤレスに注力、オーディオテクニカのヘッドホン新製品
オーディオテクニカは、2016年冬の新製品として、「ホームユース」と「ポータブルユース」の2軸からなる製品群を、11月18日から順次発売する。ポータブルユースからは、原音再生・高解像度・高レスポンスをコンセプトとしたヘッドホン「Sound Reality series」8機種と、インナーイヤーヘッドホンの新シリーズ「LS」5機種の計13機種に加え、同社としては初となるヘッドホン用着脱ケーブル4機種をラインアップする。
ワイヤレスタイプのラインアップを強化
ヘッドホンはすべてポータブルタイプで、室内・屋外問わずに音楽を楽しめる。特に、9月16日に発売されたAppleの最新スマートフォン「iPhone 7/7 Plus」がイヤホンジャックを廃止したため、注目度が増しているワイヤレスタイプに注力した。
原音再生・高解像度・高レスポンスをコンセプトとした「Sound Reality」シリーズ
「ピュア・デジタル・ドライブ」の構造
折りたたみ機構を採用したワイヤレスヘッドホン「ATH-AR5BT」は、携帯性とデザイン性を重視。専用設計の45mmドライバーを搭載し、伸びのある高域とレスポンスの良い低域をバランスよく再生する。カラーはスティールブラック、ターコイズブルー、ボルドーレッド、メタリックシルバーの4色。
ワイヤレスタイプは、いずれも有線接続でハイレゾ音源の再生に対応する。価格はオープンで、税別実勢価格は「ATH-DSR9BT」が6万円前後、「ATH-DSR7BT」が3万3000円前後、「ATH-AR5BT」が2万円前後、エントリモデルの「ATH-AR3BT」が1万円前後の見込み。
ワイヤードタイプは、「"トゥルー・モーション"ハイレゾ・オーディオドライバー」を搭載したフラッグシップモデル「ATH-SR9」など、4機種をラインアップする。価格はオープンで、税別実勢価格は「ATH-SR9」が5万円前後、「ATH-AR5」が1万5000円前後、「ATH-AR3」が6000円前後、「ATH-AR1」が4000円前後の見込み。
「"トゥルー・モーション"ハイレゾ・オーディオドライバー」の構造__RCMS_CONTENT_BOUNDARY__
新たに追加したインナーイヤーヘッドホン「LSシリーズ」
最上位モデル「ATH-LS400」は、新開発の「クアッド・バランスド・アーマチュアドライバー」を搭載。低域で2基、中域で1基、低域で1基の計4基のドライバーで繊細なディティールまで細かく再生する。指向性の高い高域ユニットは導管に直列で配置することで、特に高域の特性を高めた。
「クアッド・バランスド・アーマチュアドライバー」の構造
バランスド・アーマチュアドライバーが3基の「ATH-LS300」、2基の「ATH-LS200」もラインアップ。価格はオープンで、税別実勢価格は「ATH-LS400」が6万円前後、「ATH-LS300」が4万円前後、「ATH-LS200」が2万5000円前後の見込み。
デュアルドライバー搭載モデルは、ボリューム感のある低音が際立つ「ATH-LS70」と、音域のバランスを重視した「ATH-LS50」の2機種。ともに、一つのユニット内にメイン・サブの二つのドライバーを内蔵する「“Live Tuned”デュアル・シンフォニックドライバー」を搭載。振動板の歪みを軽減し、均一に音を放射することで高域から低域までメリハリの効いた音を再生する。
「“Live Tuned”デュアル・シンフォニックドライバー」の構造
価格はオープンで、税別実勢価格は「ATH-LS70」が1万3000円前後、「ATH-LS50」が7000円前後の見込み。
着脱式ケーブルは、ヘッドホンをカスタマイズして自らリケーブルするニーズの高まりを受けて、音楽を楽しむ選択肢として用意した。
オーディオテクニカ初の着脱式ケーブル
オーバーヘッドホン用に「HDC1133/1.2」「HDC113A/1.2」の2機種、インナーヘッドホン用に「HDC213A/1.2」「HDC313A/1.2」の2機種を発売。音楽のジャンルによってそれぞれの持ち味を発揮する設計に仕上げた。価格はオープンで、税別実勢価格は1万円~1万4000円前後の見込み。
自社のヘッドホンに最適化しているが、際立った特徴のある味付けはせず、あくまでヘッドホンの音質向上に貢献するパーツとして提供する。(BCN・大蔵 大輔)
ワイヤレスタイプのラインアップを強化
ヘッドホンはすべてポータブルタイプで、室内・屋外問わずに音楽を楽しめる。特に、9月16日に発売されたAppleの最新スマートフォン「iPhone 7/7 Plus」がイヤホンジャックを廃止したため、注目度が増しているワイヤレスタイプに注力した。
原音再生・高解像度・高レスポンスをコンセプトとした「Sound Reality」シリーズ
ワイヤレス音質の基準を底上げする「Sound Reality」シリーズ
「Sound Reality」シリーズのワイヤレスヘッドホン「ATH-DSR9BT」「ATH-DSR7BT」は、世界で初めてデジタル信号をドライバーまで伝送する「ピュア・デジタル・ドライブ」を搭載。ワイヤレス音源をハイレゾ相当の高音質で再生可能な最新のBluetoothコーデック「aptX HD」にも対応する。「ピュア・デジタル・ドライブ」の構造
折りたたみ機構を採用したワイヤレスヘッドホン「ATH-AR5BT」は、携帯性とデザイン性を重視。専用設計の45mmドライバーを搭載し、伸びのある高域とレスポンスの良い低域をバランスよく再生する。カラーはスティールブラック、ターコイズブルー、ボルドーレッド、メタリックシルバーの4色。
ワイヤレスタイプは、いずれも有線接続でハイレゾ音源の再生に対応する。価格はオープンで、税別実勢価格は「ATH-DSR9BT」が6万円前後、「ATH-DSR7BT」が3万3000円前後、「ATH-AR5BT」が2万円前後、エントリモデルの「ATH-AR3BT」が1万円前後の見込み。
ワイヤードタイプは、「"トゥルー・モーション"ハイレゾ・オーディオドライバー」を搭載したフラッグシップモデル「ATH-SR9」など、4機種をラインアップする。価格はオープンで、税別実勢価格は「ATH-SR9」が5万円前後、「ATH-AR5」が1万5000円前後、「ATH-AR3」が6000円前後、「ATH-AR1」が4000円前後の見込み。
「"トゥルー・モーション"ハイレゾ・オーディオドライバー」の構造
ライブ感のある音を目指した「LS」シリーズ
インナーヘッドホンは、新たに追加した「LS」シリーズを5機種展開。既存のプロフェッショナル向け「E」シリーズとは対照に、コンシューマーを意識して自然なバランスを重視し、音楽ソフトの売上げが減少する一方で、ライブの来場者は増加しているという市場分析を受けて、ライブのような臨場感のある音づくりを目指した。新たに追加したインナーイヤーヘッドホン「LSシリーズ」
最上位モデル「ATH-LS400」は、新開発の「クアッド・バランスド・アーマチュアドライバー」を搭載。低域で2基、中域で1基、低域で1基の計4基のドライバーで繊細なディティールまで細かく再生する。指向性の高い高域ユニットは導管に直列で配置することで、特に高域の特性を高めた。
「クアッド・バランスド・アーマチュアドライバー」の構造
バランスド・アーマチュアドライバーが3基の「ATH-LS300」、2基の「ATH-LS200」もラインアップ。価格はオープンで、税別実勢価格は「ATH-LS400」が6万円前後、「ATH-LS300」が4万円前後、「ATH-LS200」が2万5000円前後の見込み。
デュアルドライバー搭載モデルは、ボリューム感のある低音が際立つ「ATH-LS70」と、音域のバランスを重視した「ATH-LS50」の2機種。ともに、一つのユニット内にメイン・サブの二つのドライバーを内蔵する「“Live Tuned”デュアル・シンフォニックドライバー」を搭載。振動板の歪みを軽減し、均一に音を放射することで高域から低域までメリハリの効いた音を再生する。
「“Live Tuned”デュアル・シンフォニックドライバー」の構造
価格はオープンで、税別実勢価格は「ATH-LS70」が1万3000円前後、「ATH-LS50」が7000円前後の見込み。
着脱式ケーブルは、ヘッドホンをカスタマイズして自らリケーブルするニーズの高まりを受けて、音楽を楽しむ選択肢として用意した。
オーディオテクニカ初の着脱式ケーブル
オーバーヘッドホン用に「HDC1133/1.2」「HDC113A/1.2」の2機種、インナーヘッドホン用に「HDC213A/1.2」「HDC313A/1.2」の2機種を発売。音楽のジャンルによってそれぞれの持ち味を発揮する設計に仕上げた。価格はオープンで、税別実勢価格は1万円~1万4000円前後の見込み。
自社のヘッドホンに最適化しているが、際立った特徴のある味付けはせず、あくまでヘッドホンの音質向上に貢献するパーツとして提供する。(BCN・大蔵 大輔)