ソニーモバイル、進化したカメラ機能を搭載したカラバリ4色の「Xperia XZ」

新製品

2016/10/19 15:29

 ソニーモバイルコミュニケーションズは、約5.2インチフルHDディスプレイを搭載したスマートフォン「Xperia Xシリーズ」のフラッグシップモデル「Xperia XZ」を、11月上旬以降に発売する。


4色のカラーバリエーションを揃える「Xperia XZ」

 最大の特徴は、トリプルイメージセンシング技術によって進化した有効約2300万画素の高性能カメラ。バックパネルには新しいメタル素材「ALKALEIDO(アルカレイド)」を採用し、デザインも持ちやすいループ状に仕上げた。カラーは、自然を意識したカラーリングで、ミネラルブラック、プラチナ、フォレストブルー、ディープピンクの4色を用意した。
 

高輝度、高純度のメタル素材「ALKALEIDO」を採用した背面

 オーディオ機能では、ハイレゾ音源の再生やデジタルノイズキャンセリングに対応。指紋センサによるロック解除や、防水・防塵性能なども引き続き、搭載する。

 また、2年使っても劣化しにくいバッテリを目指し、「いたわり充電」を新たに搭載。ユーザーの行動パターンを学習し、充電速度を調節することで、バッテリに悪影響とされる過充電時間などを減らすことできる。また、「STAMINA」モードではバッテリの使用状況に応じて、3段階の節電レベルが選べるようになった。バッテリの容量は2900mAh。

 カメラには、CMOSイメージセンサに加え、暗い場所でもオートフォーカスが速くなるレーザーAFセンサ、目で見たままの色合いを再現するRGBC-IRセンサの二つの技術を新たに盛り込んだ。どちらもソニー独自開発のカメラ技術で、この三つの技術を組み合わせることで、従来スマートフォンが苦手としていたあらゆる環境下で、一瞬を逃さず忠実にシーンを捉え、より正確に、美しい写真を撮影できる。

 さらに、マニュアルモードではシャッタースピードが4000分の1秒から1秒まで調節できるようになった。フォーカスも手前と奥の被写体のピントをそれぞれ合わせることができるようになり、ガラス越しの撮影などが楽になる。

 CPUは2.2GHz(デュアルコア)と1.6GHz(デュアルコア)のクアッドコア。LTE受信最大速度は500Mdps。USBポートには差し込み口の上下を問わない「USB Type-C」を採用する。OSはAndroid 6.0。サイズは約高さ146×幅72×厚さ8.1mm、重さは約161g。

 NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの主要3キャリアが取り扱い、それぞれ「Xperia XZ SO-01J」「Xperia XZ SOV34」「Xperia XZ」として販売する。