オリンパス、ミラーレス一眼「OLYMPUS PEN E-PL8」、タッチセルフィー対応

新製品

2016/10/14 10:51

 オリンパスは、マイクロフォーサーズシステム規格準拠のミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS PEN E-PL8」を11月下旬に発売する。カラーは、ホワイト、ブラック、ブラウンの3色。価格はオープン。


OLYMPUS PEN E-PL8

 「OLYMPUS PENシリーズ」で評価の高い、小型・軽量な本体、優れた操作性、上質なデザインを継承しつつ、ファッションアイテムとしても持ち歩ける、シンプルで丸みを帯びた手になじみやすいデザインを採用した。

 有効約1605万画素のLive MOSセンサや、上位機種「OM-D E-M1」と同じ画像処理エンジン「TruePic VII」、強力なVCMボディ内手ブレ補正を搭載。本体背面の液晶モニタは、タッチパネル対応で180°回転する下開き方式で、タッチした際の指の写り込みを気にせず撮影できる。前面のグリップは、自分撮り時のホールド性にも配慮するほか、別売のフィッシュアイボディーキャップレンズ「BCL-0980(9mm F8.0 Fisheye)」を装着すれば、背景を大きく入れた自分撮りを楽しめる。

 自分撮り時は、液晶モニタを下開きにすることで「セルフィーモード」が起動し、液晶モニタではシャッターボタンやカスタムセルフタイマー切り替えボタン、明るさ調整ボタンなど、さまざまなタッチ操作が可能で、カメラ目線で写真が撮れるよう、シャッターボタンはタッチの1秒後に撮影を行う。

 撮影した写真にさまざまな表現を適用できる「アートフィルター」は、自分撮り時にも利用可能で、複数の写真を組み合わせて1枚の写真に仕上げる「フォトストーリー」では、フレーム毎に「アートフィルター」を選べる。

 無線LAN機能を搭載しており、スマートフォン向けアプリ「OLYMPUS Image Share(OI.Share)」を利用すれば、撮影した写真をその場でSNSなどでシェアできる。また、SNS向けの機能として、複数のショートムービーを組み合わせて1本のムービーに仕上げる「クリップス」、動画に「アートフィルター」を適用可能な「アートフィルタームービー」、動画に4種類の効果を加えられる「ムービーエフェクト」も備える。

 対応メディアはSDXC/SDHC/SDカードで、UHS-IメディアやEye-Fiカードにも対応する。サイズは幅117.1×高さ68.3×奥行き38.4mmで、重さは約326g。

 税別の実勢価格は、ボディのみが8万円前後、ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」が付属する「OLYMPUS PEN E-PL8 14-42mm EZレンズキット」が9万5000円前後、ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」と「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R」の2本が付属する「OLYMPUS PEN E-PL8 EZダブルズームキット」が11万円前後の見込み。