パナソニックが銀座で炊飯器の「食べ比べ亭」、期間限定でオープン

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2016/09/21 15:14

 パナソニックは、9月21日~10月9日の期間限定で、東京・銀座の「銀座米料亭 八代目儀兵衛」で同社の炊飯器で炊いたごはんの食べ比べができる「食べ比べ亭」をオープンする。八代目儀兵衛での開催は、2015年6月に続き2回目となる。


パナソニックの炊飯器で炊いたごはんの食べ比べができる「食べ比べ亭」

 「食べ比べ亭」では、6月に発売した最上位モデル「Wおどり炊き SR-SPX6シリーズ」で炊いたごはんと、2011年モデルで「Wおどり炊き」非搭載の「SR-SX101」で炊いたごはんを比較できる。

 炊飯の工程では、高火力で沸騰を維持していくにつれて内釜のなかの水分量は少なくなる。水分量が少ないときに、圧力をかけると米の表面が崩れて、べちゃっとした食感になってしまう。原因は、圧力を調節する調圧ボールを外して、一気に減圧をしていたからだ。

 「SR-SPX6」では、水分量が少ないときの加圧と減圧をモーター駆動でゆっくりできるので、お米の一粒一粒を崩さずに炊き上げることができる。「食べ比べ亭」で、その食感の違いを味わってもらおうというわけだ。
 

左が最新機種「SR-SPX6」で炊いたごはん。ランチメニューをオーダーすると食べ比べできる

 期間中、11時~15時30分のランチタイムに、期間限定オリジナルランチメニュー(税込み1720円)を注文すると、一口サイズの「食べ比べセット」を体験できる。

 ランチメニューのごはんも「SR-SPX6シリーズ」で炊いたもの。店内に16台の炊飯器をセットして、8台ずつを交代で炊きながら炊き立てのごはんを提供する。
 

調理場にセットされた「SR-SPX6シリーズ」

 すべてのメニューでごはんのお代わりは何杯でもOKだ。食数制限なしで提供する通期メニュー「儀兵衛の全国お供おどり御膳」は、鮭ほぐしのいくらのせなど、新米に合う全国各地から取り寄せたごはんのお供を集めた。
 

4つの期間限定オリジナルランチメニューを用意する

 週替りメニューは、1日30食の限定で、第1週の9月21日~25日は「京都府産こしひかりと名残鱧のすき焼き御膳」。秋の脂ののった鱧のすき焼きと、締めは鱧の出汁と卵をかけた卵かけごはんで食す。

 9月26日~10月2日は「石川県産こしひかりと鯵の三色御膳」。石川県産の鯵を刺身、なめろう、締めのお茶漬けの3種類の食べ方で楽しむ贅沢なメニューだ。

 最終週の10月3日~9日は「北海道産ゆめぴりか海の幸御膳」。えびやイカ、いくら、ホタテなど、北海道の海の幸とごはんが楽しめる。最初は海鮮丼で食べながら、締めは海鮮茶漬けという豪華メニューだ。

 今年は、ちょうど新米のシーズン開催ということもあり、期間中は大いに賑わいそうだ。(BCN・細田 立圭志)