ニコンは、さまざまなレジャーシーンで、大人から子どもまで楽しめるコンパクトデジタルカメラ「COOLPIX W100」を10月下旬に発売する。カラーは、ブルー、ピンク、マリンの3色。価格はオープンで、直販サイトの税込価格は1万9980円。


　水深10mまでの防水、1.8mからの落下に耐える耐衝撃、-10℃までの耐寒、防じん性能を備えており、さまざまなレジャーシーンで安心して使えるタフなボディを実現した。

　有効画素数は約1317万画素で、焦点距離4.1～12.3mm（35mmフィルム換算で30～90mm相当）の光学3倍ズームレンズを搭載し、電子ズーム領域でも解像感を保ちつつ6倍までズーム可能な「ダイナミックファインズーム」にも対応する。

　撮影機能としては、顔を水につけることなく水中の人物の顔を自動撮影できる「水中顔フレーミング」や、主要な被写体を自動検出してピントを合わせる「ターゲットファインドAF」、撮影の難しい車のライトの流れや星の動きなどをきれいに撮影する「光の軌跡をのこす」（静止画）を新たに備えた。

　BLE（Bluetooth low energy）テクノロジーを用いて本体とスマートデバイスを接続可能な「SnapBridge」に対応しているので、撮影した写真をスマートデバイスへ自動転送するほか、2メガピクセル相当のサムネイル画像を、ニコンの運営する写真共有サービス「NIKON IMAGE SPACE」へ無制限に自動アップロードできる。

　このほか、撮影後の写真をデコレーションする21種類のスタンプ機能や、写真をマンガ風に加工することが可能な3種類のマンガ効果を搭載しており、フルHD動画撮影にも対応しており、動画撮影中は電子式手ブレ補正（VR）も利用できる。

　対応メディアはSDXC/SDHC/SDカードで、約22MBの内蔵メモリも備える。サイズは幅109.5×高さ67.0×奥行き38.0mmで、重さは約177g。