ソニー、4K HDR対応テレビ「ブラビア Z9Dシリーズ」、4K対応Android TVも
ソニーは、液晶テレビ「ブラビア」の新製品として、4K HDR信号に対応した「Z9Dシリーズ」を10月29日に、「X8300Dシリーズ」を9月17日に、「X7000Dシリーズ」を10月8日にそれぞれ発売する。価格は、「Z9Dシリーズ」の100V型を除き、いずれもオープン。
「KJ-65Z9D」(左)と「KJ-100Z9D」
液晶パネル背面に高密度に敷き詰めたLEDが、それぞれ独立して駆動し、細かい範囲での明暗を表現することによって、高コントラスト、高輝度を実現した独自の「Backlight Master Drive」を搭載し、鮮烈な光の輝きや引き締まった深い黒を緻密に再現するとともに、独自の光学設計が個々のLED光の隣接部分への拡散を防ぎ、より細かい範囲での明暗のコントロールと高輝度化を可能にした。
従来の4K高画質プロセッサー「X1」と比較して約1.4倍の処理速度を備え、より優れたリアルタイム画像処理に対応した「X1 Extreme」を採用しており、さまざまな映像をHDR映像相当にアップコンバートできるほか、より低ノイズで高精細な映像表現を可能にする「デュアルデータベース分析」、滑らかなグラデーションを表現できる「Super Bit Mapping 4K HDR」を実現する。
本体は画面とフレームの段差を極限まで削ぎ落としたデザインで、映像への没入感を高め、フレーム側面のスリットにはペールゴールドを採用し、高級感を演出した。また、さまざまなアプリが利用可能な「Android TV」機能を利用できる。
税込の実勢価格は、75V型の「KJ-75Z9D」が100万円前後、65V型の「KJ-65Z9D」が70万円前後の見込み。100V型の「KJ-100Z9D」は受注生産で、11月下旬以降に受注を開始する。税別価格は700万円。
「KJ-49X8300D」(左)と「KJ-49X7000D」
「X8300Dシリーズ」は、広色域技術「トリルミナスディスプレイ」を搭載し、より色鮮やかな映像の再現を実現した。カラーは、ブラック、ウォームシルバーの2色。税別の実勢価格は49V型の「KJ-49X8300D」が19万円前後、43V型の「KJ-43X8300D」が15万円前後の見込み。
「X7000Dシリーズ」は、49V型の「KJ-49X7000D」のみで、税別の実勢価格は16万円前後の見込み。
HT-CT790
このほか、ホームシアターシステムの新製品として、4K HDRコンテンツ対応サウンドバーの「HT-CT790」と台座の「HT-XT2」を9月10日に、マルチスピーカー「HT-ZR5P」を10月15日に発売する。価格はいずれもオープンで、税別の実勢価格は、「HT-CT790」が5万5000円前後、「HT-XT2」が3万5000円前後、「HT-ZR5P」が5万円前後の見込み。
高画質技術を結集したフラッグシップモデル「Z9Dシリーズ」
「Z9Dシリーズ」は、ソニーが長年培ってきた高画質技術を結集した、同社のテレビ史上最高画質のフラッグシップモデル。画面サイズは、100V型、75V型、65V型の3サイズ。「KJ-65Z9D」(左)と「KJ-100Z9D」
液晶パネル背面に高密度に敷き詰めたLEDが、それぞれ独立して駆動し、細かい範囲での明暗を表現することによって、高コントラスト、高輝度を実現した独自の「Backlight Master Drive」を搭載し、鮮烈な光の輝きや引き締まった深い黒を緻密に再現するとともに、独自の光学設計が個々のLED光の隣接部分への拡散を防ぎ、より細かい範囲での明暗のコントロールと高輝度化を可能にした。
従来の4K高画質プロセッサー「X1」と比較して約1.4倍の処理速度を備え、より優れたリアルタイム画像処理に対応した「X1 Extreme」を採用しており、さまざまな映像をHDR映像相当にアップコンバートできるほか、より低ノイズで高精細な映像表現を可能にする「デュアルデータベース分析」、滑らかなグラデーションを表現できる「Super Bit Mapping 4K HDR」を実現する。
本体は画面とフレームの段差を極限まで削ぎ落としたデザインで、映像への没入感を高め、フレーム側面のスリットにはペールゴールドを採用し、高級感を演出した。また、さまざまなアプリが利用可能な「Android TV」機能を利用できる。
税込の実勢価格は、75V型の「KJ-75Z9D」が100万円前後、65V型の「KJ-65Z9D」が70万円前後の見込み。100V型の「KJ-100Z9D」は受注生産で、11月下旬以降に受注を開始する。税別価格は700万円。
「Android TV」に対応するスタンダード4Kテレビなどもラインアップ
「X8300Dシリーズ」と「X7000Dシリーズ」は、Netflixや「ひかりTV 4K」の4K HDRコンテンツに対応するほか、スカパー4Kチューナーを搭載し、今後「スカパー!4K」で開始予定の4K HDR放送も楽しめる。また、「Z9Dシリーズ」と同じく、超解像エンジン「4K X-Reality PRO」や「Android TV」機能を備える。「KJ-49X8300D」(左)と「KJ-49X7000D」
「X8300Dシリーズ」は、広色域技術「トリルミナスディスプレイ」を搭載し、より色鮮やかな映像の再現を実現した。カラーは、ブラック、ウォームシルバーの2色。税別の実勢価格は49V型の「KJ-49X8300D」が19万円前後、43V型の「KJ-43X8300D」が15万円前後の見込み。
「X7000Dシリーズ」は、49V型の「KJ-49X7000D」のみで、税別の実勢価格は16万円前後の見込み。
HT-CT790
このほか、ホームシアターシステムの新製品として、4K HDRコンテンツ対応サウンドバーの「HT-CT790」と台座の「HT-XT2」を9月10日に、マルチスピーカー「HT-ZR5P」を10月15日に発売する。価格はいずれもオープンで、税別の実勢価格は、「HT-CT790」が5万5000円前後、「HT-XT2」が3万5000円前後、「HT-ZR5P」が5万円前後の見込み。