若い女性がターゲット、クラシカルなデザインのミラーレス一眼「FUJIFILM X-A3」

新製品

2016/08/29 12:55

 富士フイルムは、「Xシリーズ」の新製品として、クラシカルなデザインのミラーレスデジタル一眼カメラ「FUJIFILM X-A3」を10月6日に発売する。交換レンズ「XC16-50mmF3.5-5.6 OIS II」が付属するレンズキットのみで、ボディ単体では販売しない。価格はオープンで、税別の実勢価格は8万円前後の見込み。


FUJIFILM X-A3

 小型・軽量ボディながら、新開発の有効2420万画素のAPS-CサイズCMOSセンサと、独自の画像処理エンジンを搭載し、高画質を実現した。常用ISO感度はISO 200~6400。フィルムシミュレーション機能には、自然な色再現の「PROVIA(スタンダード)」、鮮やかな色調の「Velvia(ビビッド)」をはじめ、新たにポートレート撮影に適した「PRO Neg.Hi」と「PRO Neg. Std」を追加。また、高度なアート表現を手軽に楽しめる「アドバンストフィルター」機能に、新たに「魚眼」「クロススクリーン」を追加し、全10種類のフィルター効果を選べる。

 背面には、180°回転させても本体とモニタが重ならず、画面全体で被写体を確認できる「スライドチルト機構」を採用したタッチパネル対応の液晶モニタ、自分撮り時にシャッターボタンとしても使える「垂直コマンドダイヤル」を備える。このほか、自分撮りを考慮したグリップ形状やセルフタイマー機能、自分撮り時に自動的に瞳にピントを合わせる「瞳AF」など、自分撮りを快適にする仕掛けを盛り込んだ。

 クラシカルなデザインで、トップカバーやフロントプレート、ボディ天面のダイヤル類にはアルミ素材を、ボディには質感を大幅に高めた革調シートを使用した。カラーは、シルバー、ブラウン、ピンクの3色。

 対応メディアはSDXC/SDHC/SDカードで、UHS-Iメディアにも対応する。サイズは幅116.9×高さ66.9×奥行き40.4mmで、重さは約339g。