東芝、保証期間を2年に延長したノートPC、新「dynabook Tシリーズ」

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2016/07/13 14:38

 東芝クライアントソリューションは、個人向けノートPCの2016年秋モデルとして、メーカー無償保証期間を2年に延長した新「dynabook Tシリーズ」と、モバイルノートPC「dynabook RX82/A」の計5機種を、7月15日から順次発売する。価格はすべてオープン。


新「dynabook Tシリーズ」最上位機種の「dynabook T85/A」

 新「dynabook Tシリーズ」は、15.6インチワイド液晶ディスプレイを搭載したスタンダードノートPC。これまで1年間だったメーカー無償保証期間を、2年に延長した。 

 高品質な法人向けPCで培った技術やノウハウを、個人向けPCにも採用。部品点数を削減することで、故障率を低減したほか、高加速寿命試験や落下試験などの堅牢性評価試験を実施し、高い品質を実現した。キーボードには、視認性に優れたフォントを採用し、キートップには0.2mmの凹みをもたせ、テンキーは従来の「dynabook Tシリーズ」に比べて横幅を広げ、よく使うSDカードスロットは右側前方に配置するなど、操作性を向上させる工夫を施した。約92万画素のウェブカメラ、オンキヨーと共同開発した、低中域から高音域まで広がりのある優れた音質を実現するステレオスピーカーユニットも搭載する。 

 ラインアップは、ディスプレイの解像度や、CPU、ストレージ/メモリ容量、光学ドライブなどのスペックが異なる「dynabook T85/A」「dynabook T75/A」「dynabook T55/A」「dynabook T45/A」の4機種。OSはWindows 10 Home 64ビットで、「Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス」を搭載する。サイズは幅379.0×高さ23.7×奥行き258.0mmで、重さは約2.4kg。 

 カラーは、CPUにインテルCore i7-6500Uを採用し、1TBのハイブリッドドライブ、Blu-rayディスク(BD)ドライブを搭載し、7月29日に発売する最上位機種の「dynabook T85/A」がプレシャスブラック、サテンゴールドの2色、他の3機種はリュクスホワイト、プレシャスブラック、サテンゴールドの3色。 
 


3色のカラーバリエーションを用意する「dynabook T75/A」

 税別の実勢価格は、「dynabook T85/A」が22万円前後、「dynabook T75/A」が20万円前後、「dynabook T45/A」が16万円台半ば、「dynabook T45/A」が13万円台半ばの見込み。

 「dynabook RX82/A」は、12.5インチワイド液晶ディスプレイを搭載し、キーボードを取り外してタブレット端末としても使えるモバイルノートPC。256GBのSSD、「Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス」などを搭載する。バッテリ駆動時間は約10時間。 
 


キーボードを分離し、タブレット端末としても使える「dynabook RX82/A」

 液晶ディスプレイのみのサイズは幅309.0×高さ8.8×奥行き199.9mmで、重さは約730g。キーボードドック接続時は幅309.0×高さ21.0×奥行き215.2mmで、重さは約1.43kg。税別の実勢価格は18万円台半ばの見込み。