ビジネスマンにオススメの1台! ファーウェイ初の2in1 PC「HUAWEI MateBook」登場
「HUAWEI MateBook」
CPUは第6世代(Skylake-Y世代)のCore M3/M5、メモリ(RAM)は4GB/8GB、ストレージは128GB/256GBのSSDを搭載するモデルを用意。税別価格は6万9800円から。「HUAWEI MateBook」がどのような素性のマシンに仕上がっているかチェックした。
クラス随一の狭額縁ディスプレイ
「HUAWEI MateBook」のディスプレイサイズは12インチで、解像度は2160×1440ドット。つまり画面解像度は216dpiとなる。製品を持ったときに最初に感じたのは、ベゼルが非常に狭いこと。ベゼルの幅は約10mmとなっており、筐体を持ったときにまるで画像・映像自体を持っているかのような錯覚を覚えたほどだ。ベゼルの幅が狭く、画面に集中できるので、映画やテレビなどの映像コンテンツの鑑賞にも向いているだろう。
ベゼルの幅は約10mmの狭額縁設計。NTSC 85%の広色域、400Nitsの明るさもウリだ
群を抜いた薄さと軽さ ACアダプタもコンパクト
薄さと軽さもアドバンテージの一つ。「HUAWEI MateBook」の薄さは6.9mm、重さは640gに対して、「iPad Pro」は薄さ6.9mm、重さ713g、「Surface Pro 4」は薄さ8.4mm、重さ766gと、「HUAWEI MateBook」が最も薄く、軽い。
ノートPCとして使っているときはそれほど感じなかったが、タブレットとして手に持って電子書籍の雑誌やウェブページを閲覧すると、640gの軽量ボディは非常に快適だった。この軽さなら、通勤時の電車車内でも、片手でしっかりとホールドしてサイトを閲覧できるだろう。重量差は快適度を大きく左右する。ほかのモデルも含め、店頭でさまざまな持ち方、握り方を試して、使い勝手を比べてみていただきたい。
薄いボディには航空機グレードの高品質アルミニウム素材を採用
「HUAWEI MateBook」のACアダプタは約110gと非常に軽量で、バッグの中に放り込んで持ち歩いても負担になることはない。ACアダプタを持ち歩くことで、いつでも充電できるという安心感はビジネスの現場で心強いことだろう。
「HUAWEI MateBook」のACアダプタ。ケーブルは平形なのでよじれにくい
自然に伸ばした指先の位置に指紋認証センサーを搭載
持ち歩くことが多いモバイルPCは、セキュリティ面を考慮して生体認証装置を搭載したモデルが増えている。「HUAWEI MateBook」は、Windows 10搭載タブレットPCとしては世界で初めて側面に指紋認証センサーを実装。位置は右側面上部で、ちょうど両手で「HUAWEI MateBook」を掲げたときに、自然に指が置かれる位置に指紋認証センサーを配置する。
「Surface Pro 4」は前面カメラでロックを解除できるが、カメラ正面に顔が来るように位置調整しなければならない。指が触れさえすれば、どのような姿勢でもロックを解除できる指紋認証センサーのほうが利便性は高いというのが率直な感想だ。
右側面には指紋認証センサーを配置。Windowsのロックをワンタッチで解除可能だ
使い勝手を重視したアクセサリを用意
充実したアクセサリ群も「HUAWEI MateBook」の魅力の一つだ。クラス最高のキーストローク1.5mmを確保したキーボードカバー「HUAWEI MateBook Keyboard」、筆圧を2048段階で感知してプレゼンコントローラーやレーザーポインターの機能まで備えたスタイラスペン「HUAWEI MatePen」、二つのUSB3.0端子をはじめ、USB Type-C端子/HDMI端子/VGA端子/ギガビットイーサネットポートを搭載する拡張モバイルドック「HUAWEI MateDock」など、豊富なアクセサリを用意する。
キーストローク1.5mmを確保した別売のキーボードカバー
ブラック、ブラウン、オレンジ、ベージュの4色を用意。税別価格は1万4800円
「HUAWEI MateBook」と「HUAWEI MateBook Keyboard」は
スプリングコネクタで接続する
別売の「HUAWEI MatePen」。税別価格は7800円
繊細な線が描ける
別売の「HUAWEI MateDock」。税別価格は9800円
キーボードと同じ、ブラック、ブラウン、オレンジ、ベージュの4色を用意
同時期にコスパ優れるタブレット2製品が登場!
「HUAWEI MateBook」の発表に先駆けてリリースされた、コストパフォーマンスに優れたAndroidタブレット2機種についても紹介しておこう。
上が10.1インチAndroidタブレット「MediaPad T2 10.0 Pro」、
下が7インチAndroidタブレット「MediaPad T2 7.0 Pro」
側面指紋認証センサーをタッチすれば、すぐにロックが解除される。
電源ボタンを押す必要はない
直射日光下で利用しても細かなディテールや色味を判別できるディスプレイ
「MediaPad T2 10.0 Pro」の画面分割機能。タブレットならではの画面サイズを活かして、
二つのアプリを快適に利用可能だ
「MediaPad T2 7.0 Pro」はホワイト、ブルー、ゴールドの3色
「MediaPad T2 10.0 Pro」がホワイト、ブラックの2色