日立マクセル初のハイレゾヘッドホン、“マッハ36”の「MXH-MD5000」
日立マクセルは、6月9日、ベリリウムコートをヘッドホンとして初採用したハイレゾ対応ヘッドホン「MXH-MD5000」の試聴会を開催した。
まずは、音伝播速度の「速さ」。振動板全体が一体となって音を伝えるので、特に高い周波数ですぐれた再現性を発揮する。ノイズ抑制に貢献する「硬さ」「高い内部損失」、レスポンス速度に影響する「軽さ」も、一般的に採用されている金属と比較すると倍以上の数値を記録する。
新製品のキーワードとなっている“マッハ36”は、音伝導性の速さに由来する。ベリリウムの音伝導性は、音速(1マッハ=340m/秒)の約36倍、ゆえに“マッハ36”。ベリリウムは各音響メーカーが発表してきた100万円を優に超えるフラッグシップスピーカーが採用してきた素材で、実績も十分だ。
10年振りのヘッドホン新モデルの試聴会を開催
MXH-MD5000
沢辺 祐二課長
まずは、音伝播速度の「速さ」。振動板全体が一体となって音を伝えるので、特に高い周波数ですぐれた再現性を発揮する。ノイズ抑制に貢献する「硬さ」「高い内部損失」、レスポンス速度に影響する「軽さ」も、一般的に採用されている金属と比較すると倍以上の数値を記録する。
新製品のキーワードとなっている“マッハ36”は、音伝導性の速さに由来する。ベリリウムの音伝導性は、音速(1マッハ=340m/秒)の約36倍、ゆえに“マッハ36”。ベリリウムは各音響メーカーが発表してきた100万円を優に超えるフラッグシップスピーカーが採用してきた素材で、実績も十分だ。
ベリリウムの音伝導性は“マッハ36
音場に広がりを生む「デュアルチャンバー構造」
(左)遮音性も高い低反発素材のイヤーパッド
(右)着脱可能なケーブルはネジ式で外れにくい仕様になっている