世界第3位のスマホメーカーがグローバル市場で快進撃、日本でもシェア拡大予感
世界第3位のスマートフォン(スマホ)メーカーとなったファーウェイは、2015年に年間の世界出荷台数1億8000万台を記録。さらに、2016年に入ってから日本市場にSIMフリースマホのミドルレンジモデル「HUAWEI GR5」、エントリモデル「HUAWEI Y6」を投入。さらにグローバルではフラッグシップモデル「HUAWEI P9」、「HUAWEI P9 Plus」をリリースするなど、国内外のスマホ市場に攻めの姿勢を見せ、さらなるシェア拡大を目指している。
とはいえ営利企業であるファーウェイが無作為にスポンサードすることはありえない。世界最高のプレイヤーであるメッシ選手と契約することで、ファーウェイブランドの認知度がさらに高めることが目的だろう。しかし意図はそれだけにはとどまっていないことが、会見の席でのコメントから推察できる。
メッシ選手はブランドアンバサダーに就任した席で、「自分の夢を実現するためには、犠牲をいとわず、全力でより大きな目標に向けて一生懸命努力すべき。自分に全く進歩がないと感じたら、別の分野で努力し、成功を勝ち取るべきだ」と語っている。
つまり、単純に“ファーウェイ”というロゴやブランドイメージを露出させるだけではなく、ファーウェイという企業の“姿勢”を内外に明確にアピールするために、そのスタンスが重なっているメッシ選手をブランドアンバサダーに選出したわけだ。
もちろんソフトバンクホークスとのチームスポンサー契約も、2014年、2015年と2年連続で日本一を獲得して常勝を期待されている球団に、ファーウェイがこれから内外グローバル市場でさらに上を目指す姿勢と重ねたからこその施策だろう。
メッシ選手のブランドアンバサダー選出、ソフトバンクホークスとのチームスポンサー契約のいずれも、ファーウェイがさらに上を目指すにあたっての決意表明だ。
リオネル・メッシ選手がファーウェイのブランドアンバサダーに
左からソフトバンクの内川聖一選手とファーウェイデバイス プレジデント 呉・波(ゴ・ハ)。
3月25日の公式戦開幕日より、ファーウェイのロゴがデザインされたキャップを
ソフトバンクホークスの選手は着用している
ファーウェイコンシューマー・ビジネス・グループ(CBG)プレジデントのケビン・ホー氏(右)はリオネル・メッシ選手(左)に「HUAWEI MATE 8」を贈った
リオネル・メッシ選手(右)とConsumer Business Group for Huawei Latin AmericaのCEO Tyrone Liu氏(左)は、会見の席で左手に装着した「HUAWEI WATCH」を掲げて、世界各国のメディアの撮影に応じた
とはいえ営利企業であるファーウェイが無作為にスポンサードすることはありえない。世界最高のプレイヤーであるメッシ選手と契約することで、ファーウェイブランドの認知度がさらに高めることが目的だろう。しかし意図はそれだけにはとどまっていないことが、会見の席でのコメントから推察できる。
メッシ選手はブランドアンバサダーに就任した席で、「自分の夢を実現するためには、犠牲をいとわず、全力でより大きな目標に向けて一生懸命努力すべき。自分に全く進歩がないと感じたら、別の分野で努力し、成功を勝ち取るべきだ」と語っている。
記者会見後のファーウェイ関係者とリオネル・メッシ選手(左から二人目)の記念撮影
つまり、単純に“ファーウェイ”というロゴやブランドイメージを露出させるだけではなく、ファーウェイという企業の“姿勢”を内外に明確にアピールするために、そのスタンスが重なっているメッシ選手をブランドアンバサダーに選出したわけだ。
もちろんソフトバンクホークスとのチームスポンサー契約も、2014年、2015年と2年連続で日本一を獲得して常勝を期待されている球団に、ファーウェイがこれから内外グローバル市場でさらに上を目指す姿勢と重ねたからこその施策だろう。
メッシ選手のブランドアンバサダー選出、ソフトバンクホークスとのチームスポンサー契約のいずれも、ファーウェイがさらに上を目指すにあたっての決意表明だ。
指紋認証センサー搭載の「HUAWEI GR5」(左)と
1万円台のエントリモデル「HUAWEI Y6」(右)
スペイン・バルセロナで開催した「MWC 2016」で「HUAWEI MateBook」を披露した