15年のデジタル家電市場を盛り上げた大きなトピック、SIMフリースマートフォン。大手キャリアで契約した端末より安く運用できることや、端末の選択 肢が増えてきたことから、じわじわとユーザーが増えている。市場の広がりを受けて、国内外問わず、参入メーカーも増えている。全国の家電量販店やネット ショップの実売データにもとづく年間販売台数No.1メーカーを表彰する「BCN AWARD」でも、今回「SIMフリースマートフォン部門」を新設。栄えある初代王者に輝いたのは、トレンドの火付け役となったASUSだ。
5月に発売した「ZenFone 2」から始まった15年のASUSの快進撃。64bit Intel AtomプロセッサによるPCレベルの処理性能や、1980×1080ドットの5.5インチ高解像液晶ディスプレイを搭載する「ZenFone 2」は、“怪獣性能”というニックネームに恥じない、規格外のハイスペックを実現。これまでの「SIMフリースマホ=低スペック」というイメージを一気に 覆した。
年が明けても、ASUSの勢いは止まらない。1月25日には世界最薄の光学3倍ズームレンズを搭載した「ZenFone Zoom」の国内発売を発表。自慢のカメラ性能をとことん突き詰めたモデルで、「研鑚を重ねた2年間の成果物」とASUSのジョニー・シー会長自ら語る集 大成ともいえるフラッグシップ機だ。
端正な「工芸美」も「ZenFone Zoom」の魅力だ。201の精巧な作業手順を踏んで生み出されたプロダクトには、Zenシリーズのコンセプトである“禅”の美が凝縮。プレミアムモデル が採用している本革の背面パネルは、本場イタリアの本革加工技術で、時代を超越したデザインにまで高められている。
低価格で運用できることがメリットとして強調されがちなSIMフリースマホだが、いまや端末のもつ魅力もSIMフリーに入門する理由になりつつある。 ASUSが提起する新しいスマホの価値が、16年も市場の大きな原動力となりそうだ。(BCNランキング編集部・大蔵 大輔)
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割をカバーしています。
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5月に発売した「ZenFone 2」から始まった15年のASUSの快進撃。64bit Intel AtomプロセッサによるPCレベルの処理性能や、1980×1080ドットの5.5インチ高解像液晶ディスプレイを搭載する「ZenFone 2」は、“怪獣性能”というニックネームに恥じない、規格外のハイスペックを実現。これまでの「SIMフリースマホ=低スペック」というイメージを一気に 覆した。
新設のSIMフリースマートフォン部門でBCN AWARDを獲得したのはASUS
15年5月に発売した“怪獣性能”「ZenFone 2」
年間No.1の決定打となった8月発売の「ZenFone 2 Laser」
年が明けても、ASUSの勢いは止まらない。1月25日には世界最薄の光学3倍ズームレンズを搭載した「ZenFone Zoom」の国内発売を発表。自慢のカメラ性能をとことん突き詰めたモデルで、「研鑚を重ねた2年間の成果物」とASUSのジョニー・シー会長自ら語る集 大成ともいえるフラッグシップ機だ。
1月25日に発表した「ZenFone Zoom」
光学3倍ズームを実現した日本のHOYA製のレンズユニット
光学3倍ズームで撮影した写真は、拡大してもはっきり文字を読み取ることができる
ジオラマを近距離から撮影。細部を際立たせる描写力を発揮する
端正な「工芸美」も「ZenFone Zoom」の魅力だ。201の精巧な作業手順を踏んで生み出されたプロダクトには、Zenシリーズのコンセプトである“禅”の美が凝縮。プレミアムモデル が採用している本革の背面パネルは、本場イタリアの本革加工技術で、時代を超越したデザインにまで高められている。
低価格で運用できることがメリットとして強調されがちなSIMフリースマホだが、いまや端末のもつ魅力もSIMフリーに入門する理由になりつつある。 ASUSが提起する新しいスマホの価値が、16年も市場の大きな原動力となりそうだ。(BCNランキング編集部・大蔵 大輔)
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割をカバーしています。