日立アプライアンスは3月30日、「パワーブーストサイクロン PV-BD700」の製品説明会を開催した。既報の通り、「PV-BD700」は昨年2月に発売した「PV-BC500」の後継機種で4月23日に発売する。価格はオープンで、税別の実勢価格は8万円前後。また「PV-BC500」の取っ手の形状を継承した中級モデルの「PV-BD400」も、5月下旬に6万5000円前後で発売する。
同社によると2016年度のクリーナーの需要は約470万台(前年度比102%)を予測。そのうちコードレス型のスティッククリーナーが24%を占めると読む。14年度は14%だった構成比が今後も伸びていくと期待する。
一方、布団クリーナーに代表されるハンディクリーナーは、14年度の14%から16年度は8%に縮小すると予想。ロボット掃除機やキャニスタータイプの 構成比もほぼ変わらないことから、布団クリーナーの縮小分をコードレスのスティッククリーナーが補うマーケット構造になりそうだ。
興味深いのは、サブ掃除機として見られがちなコードレスのスティック型クリーナーだが、同社の商品計画本部ユーティリティ商品企画部の湧廣修主任が「家 の中のメーン掃除機として使われている」と語るように、「PV-BC500」とほかの掃除機の使い分けについて聞いた項目では、「BC500をメーンの掃 除機として使う」が74%と突出している。家の中のメーン掃除機として使っている実態が明らかになった。
「サッとズームスティック」でスティックからハンディにスムーズに移行できる
スティッククリーナーとして使用するときは、ゴミと空気を分離する「パワーブーストサイクロン」カップや「小型ハイパワーファンモーター」がヘッド近く の低い重心になる。これに日立ならではの回転ブラシの駆動力で自走する「自走 スマートヘッド」の動きが加わると、操作感は格段に軽く感じる。
ヘッド幅約28cmのワイドヘッドは、ワンストロークの吸い込み面積が大きい分、掃除の時間短縮につながる。今回はヘッド先端に新たな「きわぴた」構造 を採用。ヘッド先端に空気の通り道を設けることで、取りにくかった壁ぎわのゴミを回転ブラシまでしっかり吸引できるようにした。
右が新開発の「きわぴた」構造を採用したヘッド。ヘッド先端に空気の通り道をつくった
「パワーブーストサイクロン PV-BD700」
コードレススティック型の構成比は24%を予想
同社によると2016年度のクリーナーの需要は約470万台(前年度比102%)を予測。そのうちコードレス型のスティッククリーナーが24%を占めると読む。14年度は14%だった構成比が今後も伸びていくと期待する。
一方、布団クリーナーに代表されるハンディクリーナーは、14年度の14%から16年度は8%に縮小すると予想。ロボット掃除機やキャニスタータイプの 構成比もほぼ変わらないことから、布団クリーナーの縮小分をコードレスのスティッククリーナーが補うマーケット構造になりそうだ。
掃除機の需要動向(日立調べ)
興味深いのは、サブ掃除機として見られがちなコードレスのスティック型クリーナーだが、同社の商品計画本部ユーティリティ商品企画部の湧廣修主任が「家 の中のメーン掃除機として使われている」と語るように、「PV-BC500」とほかの掃除機の使い分けについて聞いた項目では、「BC500をメーンの掃 除機として使う」が74%と突出している。家の中のメーン掃除機として使っている実態が明らかになった。
購入決定ポイントと使用実態
「サッとズームスティック」でスティックからハンディにスムーズに移行できる
「自走スマートヘッド」で軽い操作感
スティッククリーナーとして使用するときは、ゴミと空気を分離する「パワーブーストサイクロン」カップや「小型ハイパワーファンモーター」がヘッド近く の低い重心になる。これに日立ならではの回転ブラシの駆動力で自走する「自走 スマートヘッド」の動きが加わると、操作感は格段に軽く感じる。
ヘッド幅約28cmのワイドヘッドは、ワンストロークの吸い込み面積が大きい分、掃除の時間短縮につながる。今回はヘッド先端に新たな「きわぴた」構造 を採用。ヘッド先端に空気の通り道を設けることで、取りにくかった壁ぎわのゴミを回転ブラシまでしっかり吸引できるようにした。
右が新開発の「きわぴた」構造を採用したヘッド。ヘッド先端に空気の通り道をつくった
ヘッドの前から底面に空気を流しすことで壁ぎわのゴミをしっかりと吸引する
ヘッド部を取るだけでスティッククリーナーに早変わり