再びドローンブームがじわじわと高まっている。安定飛行ができ、フルHD/4Kの高精細な画質で、あたかも鳥になったかのような動画を撮影できる「空 撮」はやはり魅力的だ。ドローンのトップメーカー・DJIの正規代理店であるセキドが「ドローンの無料体験会」を開催したので、参加してみた。
海外製のドローンが多いなか、注意したいのが日本で認可を受けている電波かどうかだ。国内で使用可能な電波の周波数帯は2.4GHz/900MHzで、それ以外の電波の場合、屋外での使用が禁止されている。
では、対応のドローンであれば、いつでもどこでも飛ばしていいか、というとそうではない。国土交通大臣(国土交通省本省)に許可・承認申請手続きをし、 許可を得る必要がある。大下代表取締役は「技能検定や講習受講の義務などはないが、フライト経験が10時間未満の場合は許可がおりにくい」と現状を教えて くれた。こういった手続き、審査をクリアして、やっとドローンを飛ばすことができるわけだ。
ドローンといえば、1万円未満で手に入る撮影機能がないミニホビーから、空撮ができる10万円以上のものまでさまざまある。デジタル一眼レフカメラを搭載できる大型ドローンもあるが、大下代表取締役は「バランスの取り方が難しく、初心者には扱いにくい」という。
DJIの「Phantom」シリーズは、機体、コントローラー、カメラなどがセットになったオールインワンパッケージで、購入したらすぐ飛ばすことができるので、初心者にもお勧めだという。
最新版の「Phantom 4」は、内蔵センサによる障害物回避機能や、動く被写体を常にカメラのフレーム内に収めるように機体が動く自動追尾機能などを搭載する。フライト時は、 GPSや光学センサ/超音波センサなどを利用する「ポジションモード」と、最大時速72kmを実現する「スポーツモード」を用意する。
後半の体験会では、屋外で3機のドローンを飛ばし、スタッフから操縦のコツをマンツーマンで聞くことができた。機体の予期せぬ飛行を防ぐため、コント ローラの電源を入れてから機体の電源を入れること、飛行の際、周辺に人がいないか確認すること、下降時は機体に負担がかかるのでゆっくり下降/着陸するこ と……など、さまざまな注意事項が上げられた。
空を飛ぶドローン
平日にもかかわらず多くの人が出席した
コジマ×ビックカメラ八王子高倉店のドローンコーナー
海外製のドローンが多いなか、注意したいのが日本で認可を受けている電波かどうかだ。国内で使用可能な電波の周波数帯は2.4GHz/900MHzで、それ以外の電波の場合、屋外での使用が禁止されている。
大下代表取締役がドローンについて説明した
では、対応のドローンであれば、いつでもどこでも飛ばしていいか、というとそうではない。国土交通大臣(国土交通省本省)に許可・承認申請手続きをし、 許可を得る必要がある。大下代表取締役は「技能検定や講習受講の義務などはないが、フライト経験が10時間未満の場合は許可がおりにくい」と現状を教えて くれた。こういった手続き、審査をクリアして、やっとドローンを飛ばすことができるわけだ。
ドローンの選び方 最新の「Phantom 4」は4K動画に対応
ドローンといえば、1万円未満で手に入る撮影機能がないミニホビーから、空撮ができる10万円以上のものまでさまざまある。デジタル一眼レフカメラを搭載できる大型ドローンもあるが、大下代表取締役は「バランスの取り方が難しく、初心者には扱いにくい」という。
DJIの「Phantom」シリーズは、機体、コントローラー、カメラなどがセットになったオールインワンパッケージで、購入したらすぐ飛ばすことができるので、初心者にもお勧めだという。
最新版の「Phantom 4」は、内蔵センサによる障害物回避機能や、動く被写体を常にカメラのフレーム内に収めるように機体が動く自動追尾機能などを搭載する。フライト時は、 GPSや光学センサ/超音波センサなどを利用する「ポジションモード」と、最大時速72kmを実現する「スポーツモード」を用意する。
最新の「Phantom 4」
「Phantom 4」の細部
無理な操縦は故障の元、月300件の修理依頼が発生
後半の体験会では、屋外で3機のドローンを飛ばし、スタッフから操縦のコツをマンツーマンで聞くことができた。機体の予期せぬ飛行を防ぐため、コント ローラの電源を入れてから機体の電源を入れること、飛行の際、周辺に人がいないか確認すること、下降時は機体に負担がかかるのでゆっくり下降/着陸するこ と……など、さまざまな注意事項が上げられた。
スタッフからマンツーマンで手ほどきを受けられる
コントローラーで機体を操縦する