【CP+2016】UHS-IIの時代到来!? 新規格「ビデオスピードクラス」も発表
SDカードの規格策定を行う規格団体、SDアソシエーションは、「CP+2016」の会期中、団体に加盟しているメモリカード、カメラメーカーの担当者によるセミナーを連日実施した。
SDメモリカードは三つの規格と仕様がある。容量を表す規格、インターフェイス仕様、動画撮影に適しているかの目安になる最低保証転送速度だ。わかりや すいのは容量を表す規格。現在SD(2GB以下)、SDHC(2~32GB)、SDXC(32GB~2TB)の三つがある。SDカードの売れ筋容量は 8GB前後なので、SDHCを持っている人が大半だろう。
動画を撮影する人にとって重要なのが連続データ書き込みにおける最低転送速度だ。動画の場合、撮影中は常にデータを書き込み続けなければならない。たとえ遅くなっても、一定の書込速度を維持することが必要だ。
メモリカードは、最大転送速度がよく引き合いに出されるが、常に高速でデータの書き込みができるわけではない。実際の転送速度はばらつきがある。だが、 動画撮影時に転送速度が遅くなると動画撮影自体がストップしてしまう。そこで確実に転送できる速度を保証するのが最低保証転送速度だ。スピードクラス (CLASS2、4、6、10)と、UHS製品を対象にしたUHSスピードクラス(U1、3)がある。
二つの規格が共存しているので、スピードクラスとUHSスピードクラスはどちらが速いのか、USH-I/IIカードではスピードクラス表記が記載されていないものもあり、どれを選んでいいか分からない、といった戸惑いの声をよく聞く。
SDアソシエーションブース
SDメモリカードは三つの規格と仕様がある。容量を表す規格、インターフェイス仕様、動画撮影に適しているかの目安になる最低保証転送速度だ。わかりや すいのは容量を表す規格。現在SD(2GB以下)、SDHC(2~32GB)、SDXC(32GB~2TB)の三つがある。SDカードの売れ筋容量は 8GB前後なので、SDHCを持っている人が大半だろう。
SDメモリカードの三つの規格と仕様
左がUHS-I、右がUHS-II
プレゼンテーションを実施したマイクロンジャパンの大木和彦氏
UHS-I(下)とUHS-II(上)で転送速度比較。連写コマ数に明らかな違いが出る
UHS-II対応カメラが続々と登場している
新規格ビデオスピードクラスは2017年から実用化か
動画を撮影する人にとって重要なのが連続データ書き込みにおける最低転送速度だ。動画の場合、撮影中は常にデータを書き込み続けなければならない。たとえ遅くなっても、一定の書込速度を維持することが必要だ。
メモリカードは、最大転送速度がよく引き合いに出されるが、常に高速でデータの書き込みができるわけではない。実際の転送速度はばらつきがある。だが、 動画撮影時に転送速度が遅くなると動画撮影自体がストップしてしまう。そこで確実に転送できる速度を保証するのが最低保証転送速度だ。スピードクラス (CLASS2、4、6、10)と、UHS製品を対象にしたUHSスピードクラス(U1、3)がある。
二つの規格が共存しているので、スピードクラスとUHSスピードクラスはどちらが速いのか、USH-I/IIカードではスピードクラス表記が記載されていないものもあり、どれを選んでいいか分からない、といった戸惑いの声をよく聞く。
最低保証転送速度を今後「ビデオスピードクラス」に統一する