カメラの展示会「CP+」では、カメラはもとより写真関連の周辺機器も数多く展示されていた。特に目立ったのはストレージ。写真を撮るまでに、いろいろ とこだわる人は多いが、では撮った写真の管理はどうすればいいのか。デジタル時代では、フィルム時代とはまた別の工夫が必要だ。単にPCのHDDや外付け のHDDに保存するだけでは心許ない。HDDは物理的に駆動部分があるため、いずれ寿命がくる。その際にはHDDと一緒にこれまで撮りためた写真が壊れて しまうことがある。それを防ぐため、バックアップは重要だ。
円盤と円盤の隙間をなるべく狭くし、より円盤を多く組み込めるように、と考えたのが、HDD内に空気ではなくより分子サイズが小さくて軽いヘリウムを封入する方法だ。これにより最大7枚の円盤を組み込むことができたという。
HGSTジャパンのブース
プレゼンテーションを行う山本部長
円盤と円盤の隙間をなるべく狭くし、より円盤を多く組み込めるように、と考えたのが、HDD内に空気ではなくより分子サイズが小さくて軽いヘリウムを封入する方法だ。これにより最大7枚の円盤を組み込むことができたという。
ヘリウムを採用することで円盤の枚数が5枚から7枚に増えた
密閉性をアピールするため、ヘリウム封入HDDを水につけるデモンストレーションを実施