ダイキン工業は、2月18日、ヨーロッパで好評のインテリアと調和するデザインを採用した住宅用マルチエアコン「UXシリーズ」を発表した。10月1日に発売する。
ダイキンの「UXシリーズ」は、風をイメージした曲面デザインの前面パネルを採用。左右に向かって薄くなってゆくフォルムは、実寸サイズよりスリムに見 える。壁に溶けこむようなデザインで、インテリアとの調和を重視。吹き出し口が開いたときの見た目にもこだわりをもっており、まさにエアコンの姿を全方位 的に設計し直した一台といえる。
今回のデザインを担当したのは、ドイツと日本に拠点を置く「イエローデザイン」のアレキサンダー・シュラッグ氏。日用品から空間まで幅広い領域でデザイ ンを手がけ、数々のデザイン賞を受賞した経歴をもつ。発表会に登壇したシュラッグ氏は、「空気の専門家であるダイキンのブランドイメージを高めるに “The sense of DAIKIN”ともいえる唯一無二のプロダクトに仕立てる必要があった」とコメント。「われわはエアコンというデバイスがほしくてエアコンを買うのではな い。『UXシリーズ』がイメージしたのは『風』。デバイスと意識させず、心地よい空気の満ちた空間を提供する」とデザインに込めた思いを語った。
住宅用マルチエアコンとしての強みを生かして、あらゆるニーズに対応できることも特徴だ。1台の室外機で最大5台の室内機に接続可能。既存のビルトイン 室内機と組み合わせることができる。床暖房と連動する機能を利用すれば、室内の快適温度に達する時間を約1/2に短縮することも可能だ。
曲面デザインを採用した住宅用マルチエアコン「UXシリーズ」
ダイキンの「UXシリーズ」は、風をイメージした曲面デザインの前面パネルを採用。左右に向かって薄くなってゆくフォルムは、実寸サイズよりスリムに見 える。壁に溶けこむようなデザインで、インテリアとの調和を重視。吹き出し口が開いたときの見た目にもこだわりをもっており、まさにエアコンの姿を全方位 的に設計し直した一台といえる。
曲面によって実寸サイズよりスリムに見える
「UXシリーズ」のコンセプトを説明する谷内住宅用事業担当課長
今回のデザインを担当したのは、ドイツと日本に拠点を置く「イエローデザイン」のアレキサンダー・シュラッグ氏。日用品から空間まで幅広い領域でデザイ ンを手がけ、数々のデザイン賞を受賞した経歴をもつ。発表会に登壇したシュラッグ氏は、「空気の専門家であるダイキンのブランドイメージを高めるに “The sense of DAIKIN”ともいえる唯一無二のプロダクトに仕立てる必要があった」とコメント。「われわはエアコンというデバイスがほしくてエアコンを買うのではな い。『UXシリーズ』がイメージしたのは『風』。デバイスと意識させず、心地よい空気の満ちた空間を提供する」とデザインに込めた思いを語った。
デザインを担当したアレキサンダー・シュラッグ氏
上下左右の風の向きを自動調整
住宅用マルチエアコンとしての強みを生かして、あらゆるニーズに対応できることも特徴だ。1台の室外機で最大5台の室内機に接続可能。既存のビルトイン 室内機と組み合わせることができる。床暖房と連動する機能を利用すれば、室内の快適温度に達する時間を約1/2に短縮することも可能だ。
1台の室外機で最大5台の室内機に接続可能