家電量販店最大手のヤマダ電機は1月19日、4月1日付で創業者の山田昇社長兼CEO(最高経営責任者)が代表権のある会長に退き、桑野光正・常務総務本部長が社長兼COO(最高執行責任者)に昇格する人事を発表した。一宮忠男副社長兼COOは、副会長兼CEOとなる。
新社長に就任する桑野氏は「入社後、礎生塾に入り、社長と一対一で話す機会が多かった。そこで社長の考え方、思い、会社の理念、歴史を教えてもらった。入社から13年と期間は短いが、深い教育を受けることができた」と話す。
4月1日から、山田会長、一宮副会長、桑野社長の三トップ体制が始まる。役割分担について山田社長は「既存事業は桑野に任せる。おそらく横ばいで、発展は難しいだろう。成長には新規事業の取り組みが必要だ。この新規事業(の立ち上げ)に取り組んでいく」と説明した。
最後に、桑野常務は今後の抱負について「これまで礎生塾で管理者、店長などと膝を割って話をしたし、課題を知ることができた。今後、社員、店長、エリア 長にヤマダ電機が何をやっていくのか、徹底的に理解してもらいたい。できる限り時間を使って現場を回りたい」と話した。(BCN・山下彰子)
ヤマダ電機の本拠地「ヤマダ電機LABI1高崎」
元気なうちに後継者をサポートしたいと話す山田社長
新社長に就任する桑野氏は「入社後、礎生塾に入り、社長と一対一で話す機会が多かった。そこで社長の考え方、思い、会社の理念、歴史を教えてもらった。入社から13年と期間は短いが、深い教育を受けることができた」と話す。
ダイクマ出身の桑野氏
4月から始まる新体制ではビッグデータを活用した新事業をスタート
4月1日から、山田会長、一宮副会長、桑野社長の三トップ体制が始まる。役割分担について山田社長は「既存事業は桑野に任せる。おそらく横ばいで、発展は難しいだろう。成長には新規事業の取り組みが必要だ。この新規事業(の立ち上げ)に取り組んでいく」と説明した。
4月1日から三人の新体制がスタートする(左から、桑野氏、山田社長、一宮副社長)
最後に、桑野常務は今後の抱負について「これまで礎生塾で管理者、店長などと膝を割って話をしたし、課題を知ることができた。今後、社員、店長、エリア 長にヤマダ電機が何をやっていくのか、徹底的に理解してもらいたい。できる限り時間を使って現場を回りたい」と話した。(BCN・山下彰子)