コーレル、ビデオ編集ソフト「Pinnacle Studio」最新版、3バージョンを用意

 コーレルは12月3日、ビデオ編集ソフト「Pinnacle Studio」の最新版として、「Pinnacle Studio 19」「Pinnacle Studio 19 Plus」「Pinnacle Studio 19 Ultimate」を発売した。


(左から)Pinnacle Studio 19、Pinnacle Studio 19 Plus、Pinnacle Studio 19 Ultimate

 新機能として、複数のカメラ映像を駆使してダイナミックなビデオを作成できる「マルチカメラエディター」を搭載した。
 


編集画面(左)と、「マルチカメラエディター」画面。

 ネイティブ64ビットアーキテクチャに対応するとともに、2D/3Dエフェクト、アニメーションタイトル、トランジション、テーマごとに用意されたモン タージュテンプレート、ロイヤリティフリーのサウンドや曲の追加が可能な「ScoreFitterライブラリ」が付属する。また、XAVC S形式に対応する。

 「Pinnacle Studio 19 Plus」と「Pinnacle Studio 19 Ultimate」は、音声やナレーションを検出して自動的に背景の音量を抑える「オーディオダッキング」や、画面からコンテンツを録画してプレゼンテー ションやトレーニングビデオに活用することが可能な「ライブ画面キャプチャ」、3Dビデオカメラから3DクリップをインポートしてNVIDIA 3D Visionに最適化したムービーの作成機能を備える。

 さらに「Pinnacle Studio 19 Ultimate」は、800種類以上のプリセットと65種類以上のプラグインが付属する「NewBlueエフェクトパック」、オーディオおよびビデオか らノイズを除去する「iZotope Music & Speech Cleaner」が付属しており、XVAC形式、DVCPRO HD、MXFインポート、VFRファイルに対応する。対応OSはWindows 10/8.x/7。

 ラインアップと税別価格は、2台のマルチカメラに対応する「Pinnacle Studio 19」のパッケージ版が5900円、ダウンロード版が4980円。4台のマルチカメラに対応する「Pinnacle Studio 19 Plus」のパッケージ版が1万2800円、ダウンロード版が1万880円。6台のマルチカメラに対応する「Pinnacle Studio 19 Ultimate」のパッケージ版が1万9800円、ダウンロード版が1万6800円。