シャープから業界初の「DCハイブリッドエアコン」、クラウド蓄電池と利用

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2015/11/30 17:28

 シャープは、業界初の「DCハイブリッドエアコン」として、「JH-D716J2」「JH-D566J2」「JH-D406J2」の3機種を12月中旬に発売する。


DCハイブリッドエアコン

 シャープ製のクラウド蓄電池との組み合わせによって、蓄電池の電力を室外機で直流(DC)のまま利用可能にしてDC(直流)とAC(交流)の変換ロスを抑え、電気を効率よく使える。 

 クラウド蓄電池と「クラウドHEMS」を組み合わせることで、深夜の割安な電力を蓄えて、電気料金の割高な時間帯に使用でき、蓄電池の残量に応じてDC/ACを自動で切り替える「DC/ACハイブリッド運転」を実現した。 

 このほか、蓄電池での運転(DC)や太陽光発電による運転(AC)といった運転状況を、本体の表示ランプや音声で知らせる機能を備えており、「高濃度プラズマクラスター25000」や「風クリーンシステム」によって、吹き出す風や本体内部を清潔に保てる。 

 ラインアップと税別価格は、冷房能力が7.1kW、暖房能力が8.5kWの「JH-D716J2」が69万円、冷房能力が5.6kW、暖房能力が6.7kWの「JH-D566J2」が59万円、冷房能力が4.0kW、暖房能力が5.0kWの「JH-D406J2」が、52万円。