<家電の美>レッツノートSZ5シリーズの進化見たり、パナソニックが冬モデルノートPC
パナソニックのモバイルノートPC「Let's note(レッツノート)」は、ビジネス用途で使うユーザーが購入時に必ず選択肢に入れる。Windows 10の第6世代プロセッサが登場するタイミングで製品化した冬モデルの「SZ5シリーズ」はそのフラッグシップモデルだ。
光学式ドライブ内蔵で「世界最軽量」(約929g)を実現した。同社自らが「レッツノートを極める」との意志で開発した一品だ。
従来のレッツノートと比べ、一見してきょう体の変化を見分けるのは難しい。強いて言えば、光学式ドライブがホイールパッドの横を上に持ち上げる方式から、スライド式でセンターに内蔵した部分ことだろう。
レッツノートに抱くユーザーのニーズは、軽量、長時間、頑丈、高性能だ。この要望に応え、しかも、毎年の技術進化が問われる。ドライブや内蔵部分だけでなく、天板を「逆ドームボンネット構造」にし、スリムにしたにも関わらず堅牢さを高めたことも進化の一つだ。
ビジネスパーソンのノートPCへの要望は多岐に渡る。操作性では、キーボード部分を改良した。もっとも大きな変更点は、「カーソルキー」を一段下げたことだ。これにより、Windows 10の新機能「仮想デスクトップ」の切り替えがブラインドで可能になった。
このカーソル部分を一段下げた理由は、液晶ディスプレイの構造にある。従来の16:9の画面サイズ(横縦比)を16:10にしたことで、液晶画面を受けるキーボード部分を広く取ることができたためだ。
堅牢で軽く、バッテリーが長持ちなレッツノートの原型は、2003年に発売したR2シリーズという。瀧野課長は「R2がブレイクスルーで他社を引き離した」と話す。そこからは、光学式ドライブ搭載のノートPCでは、他の追随を許さない。それが故に、開発現場は苦労の連続だったことが分かる。同社がここまで技術の進化を遂げられた背景には、インテルと長期に渡り、チップの配置などを共同で検証してきたためだ。
同社は、SZ5シリーズを含めた冬モデルのレッツノートの販売目標台数を29万台と、昨年同期の実績を上回る数値を目指している。(BCNランキング 谷畑良胤)
光学式ドライブ内蔵で「世界最軽量」(約929g)を実現した。同社自らが「レッツノートを極める」との意志で開発した一品だ。
従来のレッツノートと比べ、一見してきょう体の変化を見分けるのは難しい。強いて言えば、光学式ドライブがホイールパッドの横を上に持ち上げる方式から、スライド式でセンターに内蔵した部分ことだろう。
AVCネットワークス社ITプロダクツ事業部の瀧野光史・
コンシューマ統括兼コンシューマ営業課長は、レッツノートの開発過程の気苦労を話した
レッツノートに抱くユーザーのニーズは、軽量、長時間、頑丈、高性能だ。この要望に応え、しかも、毎年の技術進化が問われる。ドライブや内蔵部分だけでなく、天板を「逆ドームボンネット構造」にし、スリムにしたにも関わらず堅牢さを高めたことも進化の一つだ。
レッツノートの新製品発表会では、女優の比嘉愛未さんが、
煙幕の中からノートPCを持って登場した
ビジネスパーソンのノートPCへの要望は多岐に渡る。操作性では、キーボード部分を改良した。もっとも大きな変更点は、「カーソルキー」を一段下げたことだ。これにより、Windows 10の新機能「仮想デスクトップ」の切り替えがブラインドで可能になった。
このカーソル部分を一段下げた理由は、液晶ディスプレイの構造にある。従来の16:9の画面サイズ(横縦比)を16:10にしたことで、液晶画面を受けるキーボード部分を広く取ることができたためだ。
堅牢で軽く、バッテリーが長持ちなレッツノートの原型は、2003年に発売したR2シリーズという。瀧野課長は「R2がブレイクスルーで他社を引き離した」と話す。そこからは、光学式ドライブ搭載のノートPCでは、他の追随を許さない。それが故に、開発現場は苦労の連続だったことが分かる。同社がここまで技術の進化を遂げられた背景には、インテルと長期に渡り、チップの配置などを共同で検証してきたためだ。
同社は、SZ5シリーズを含めた冬モデルのレッツノートの販売目標台数を29万台と、昨年同期の実績を上回る数値を目指している。(BCNランキング 谷畑良胤)