億単位の画素数時代の到来で何が起こる? 「Canon EXPO 2015 Tokyo」開幕
5年に1度、キヤノンが開く技術や製品の総合展示会「Canon EXPO 2015 Tokyo」が11月4日、東京国際フォーラムで開幕した。「2020年の東京へ、期待される価値を求めて」と題し、今後5年間の東京を想定した技術やソリューション提案を披露した。特に今回は、高精細の画像や映像を使った臨場感が体験できる展示が目立った。
しかし、キヤノンが進める1億、2億という「超高画素数」の世界は、映像や画像のあり方を根本的に変えていく力を持っている。「Canon XPO 2015 Tokyo」の最初に用意されていた「イメージングエアポート」は、高精細がもたらす臨場感をダイレクトに伝えていた。立体感や奥行きが感じられ、実際に空港の窓から飛行機を見ているような錯覚を覚えるが、実際は高精細に撮影された画像をプリントしたものが貼ってあるだけ。高精細は3Dを凌駕する存在感を実現する好例だ。超高画素数のカメラが普及すればこうした写真を日常的に楽しめるようになるかもしれない。
「億」単位の画素数時代を予感させる、コンセプトモデルの「1.2億画素 EOS」
2.5億画素のCMOSセンサー搭載カメラの試作機も出展
しかし、キヤノンが進める1億、2億という「超高画素数」の世界は、映像や画像のあり方を根本的に変えていく力を持っている。「Canon XPO 2015 Tokyo」の最初に用意されていた「イメージングエアポート」は、高精細がもたらす臨場感をダイレクトに伝えていた。立体感や奥行きが感じられ、実際に空港の窓から飛行機を見ているような錯覚を覚えるが、実際は高精細に撮影された画像をプリントしたものが貼ってあるだけ。高精細は3Dを凌駕する存在感を実現する好例だ。超高画素数のカメラが普及すればこうした写真を日常的に楽しめるようになるかもしれない。
プリントした写真を窓越しに見ているだけなのに、きわめて高い臨場感が味わえる
「イメージングエアポート」