楽天モバイル、数寄屋橋の銀座ファイブ内に専門ショップをオープン

 楽天グループの通信サービス会社、フュージョン・コミュニケーションズは10月29日、楽天モバイルとして首都圏初の専門ショップ「楽天モバイル 銀座店」を数寄屋橋ショッピングセンター「銀座ファイブ」内にオープンした。店舗は晴海通り側入口すぐの1階にあり、広さは67.1m2。楽天モバイル端 末の展示コーナーやサービスカウンターを備え、端末やSIMの当日購入と受け渡しが可能。MNPの手続きも当日完了する。営業時間は10時から22時。

 


数寄屋橋ショッピングセンター「銀座ファイブ」内にオープンした「楽天モバイル 銀座店」。
10時の開店と同時に申込者が多く来店した

 10月29日から11月1日まで毎日、「楽天モバイル 銀座店」で楽天モバイルの加入を申し込んだ先着20名の月額料金を、2016年2月分まで無料にするキャンペーンを実施するとあって、10時の開店と同時に申込者が多く来店し、カンターはすぐにいっぱいになった。
 


銀座店を成長の起爆剤にしたいと語る、楽天の平井康文 代表取締役副社長執行役員

 オープニングセレモニーで楽天の平井康文 代表取締役副社長執行役員は「2014年10月29日に楽天モバイルのサービスをスタートしてちょうど1年。世界有数のショッピングの街、銀座に店舗を開 くことができた。この1年、スピード感をもって事業を進めてきた結果、加入者数は毎月対前月を上回る大きな成長を遂げてきた。銀座店はこの勢いをさらに加 速する起爆剤になる。約1億人の楽天メンバーシップやスーパーポイントなどが活用できる楽天経済圏の強みを生かしてサービスを拡充していきたい」と語っ た。

 数寄屋橋ショッピングセンターの柳澤眞人 代表取締役社長は「楽天モバイル 銀座店は、ファッションやカルチャー系の店が多い銀座ファイブにとって幅広い年代層を対象にした初めての事業体。銀座は現在様々な変貌を遂げつつあり、回 遊するお客様も増えてくる。楽天との相乗効果で素晴らしいサービスを提供できれば」と期待を述べた。
 


「楽天モバイル 銀座店」のテープカット。左から、楽天の大尾嘉宏人 楽天モバイル事業長執行役員、数寄屋橋ショッピングセンターの柳澤眞人 代表取締役社長、楽天の平井康文 代表取締役副社長執行役員、フュージョン・コミュニケーションズの池口正剛 代表取締役社長

 また、冬春モデルのラインアップも発表。スマートフォン4機種、タブレット2機種などでSIMカードとのセット販売を同日開始した。ラインアップと税別 一括払い価格は、スマートフォンでは、シャープ「AQUOS SH-RM02」のストレージ32GBモデルが3万9800円でカラーバリエーションは楽天限定色3色(レッド、ゴールド、ネイビー)を含む4色。富士通 の「arrows RM02」が2万9800円でカラーバリエーションは楽天限定色1色(ゴールド)を含む3色。HTCの「Desire 626」が2万7800円でカラーバリエーションは楽天限定色2色(ホワイト、ブラック)を含む3色。これら3機種には、それぞれに購入時に楽天スーパー ポイント5000ポイントが付与される。加えて、エイサーの「Liquid Z330」も1万2000円で販売する。タブレットは、ASUSの「ZenPad 8.0 Z380KL」(2万3800円)と「ZenPad 10 (Z300CL)」(2万9800円)を新たに販売する。
 


サービスカウンターでは、端末やSIMの当日購入と受け渡しが可能。MNPの手続きも当日完了する