カスペルスキーは、Windows、Mac、Androidに対応した個人向け総合セキュリティソフト「カスペルスキー 2016 マルチプラットフォーム セキュリティ」のダウンロード版を10月15日に、パッケージ版を11月12日に発売する。

カスペルスキー 2016 マルチプラットフォーム セキュリティ

　Windows版、Mac版、Android版を収録し、3種類のOSで利用可能な個人向け総合セキュリティソフトの最新版で、対応OSにWindows 10およびMac OS X 10.11（El Capitan）を追加した。 

　Windows版の主な新機能としては、インターネット利用時のウェブサイト閲覧行動に関する情報送信を防止し、行動履歴に紐付いたユーザーのプライバシーを守る「Webトラッキング防止」機能を搭載する。インターネット上の追跡サービスの検知、レポートにも対応する。 

　アプリケーションのインストール時などに、ユーザーの意図しないホームページのURL、標準の検索エンジン、ツールバー、デフォルトのブラウザ、プロキシサーバーといったブラウザの設定変更を防ぐ「システム変更コントロール」も新たに備えた。 

　Mac版の主な新機能としては、オンラインバンキングやオンラインショッピングでの、パスワードやクレジットカード番号入力時の、個人情報の流出を防止する「ネット決済保護」機能を、Windows版に引き続いて搭載する。 

　Android版の主な新機能としては、有害サイトのブロック機能をWindows版、Mac版に引き続いて備えており、ジャンルを指定した遮断や、特定のウェブサイト遮断に対応する。

　このほか、個人用ポータルサイト「マイ カスペルスキー」では、リモートでカスペルスキー製品の各種操作や、デバイスの状態確認ができる。 

　ダウンロード版の税込価格は、「1年1台版」が3980円、「2年1台版」が6980円、「3年1台版」が8980円、「1年5台版」が4980円、「2年5台版」が9250円、「3年5台版」が1万2150円、「1年プレミアライセンス」が6980円、「2年プレミアライセンス」が1万1250円、「3年プレミアライセンス」が1万4150円。 

　パッケージ版の税込価格は、「1年1台版」が4860円、「3年1台版」が9720円、「1年5台版」が6080円、「3年5台版」が1万2960円。