ソニー、世界最薄の4Kテレビ、省スペース用の5.1chホームシアターも
ソニーは、4K対応液晶テレビ「4K ブラビア」から世界最薄の約4.9mmの液晶パネルを採用した「X9000C」シリーズを10月24日に発売する。画面サイズのラインアップは65V型と55V型の2機種。価格はオープンで、実勢価格(税抜)は「65X9000C」が55万円前後、「55X9000C」が35万円前後の見込み。
最大の特徴は、4K対応テレビとして世界最薄の約4.9mmの液晶パネルを採用していること。「4K ブラビア」の魅力である基本性能の高さを備えながら、新たにプロダクトデザインという観点から映像の没入感向上にアプローチした。
「X9000C」シリーズは、台座やラックにスタンドで設置する一般的な“据置き”スタイルのほかに、省スペースで大画面を満喫できる“壁かけ”スタイルを提案している。一般的な液晶テレビだと、壁にかけたときに、本体と壁の間に隙間が生じ、それによってできる影が映像への没入を阻害していたが、「X9000C」シリーズは超薄型パネルと特殊な壁かけ金具でその問題を解決。ぴったりと壁に張りつく“壁ピタデザイン”を採用し、一体感のある設置を実現した。
ホームシアターシステムの新製品は、省スペースで5.1chサラウンドを楽しめる「HT-RT5」。一般的な5.1chシステムだと、スピーカーとサブウーファーが合わせて7機器程度必要なのに対し、「HT-RT5」はバースピーカー/サブウーファー/リアスピーカー×2という少ない構成で広がりのある音を実現する。それぞれの電源を確保すれば、すべてがワイヤレスでつながるため、コードの煩わしさを大幅に解消することができる。
自宅でサラウンド環境を構築するときにハードルになるのは、スピーカーの設置位置。所定の場所に置けず、理想の音場を実現できないということがあったが、「HT-RT5」は実際の設置状況を捉え、理想的な状態に仮想的に再配置する「スピーカーリロケーション」を採用している。自動音場補正機能「D.C.A.C.DX」(Digital Cinema Auto Calibration Deluxe)で、間取りや家具など障害物を認識し、柔軟にサラウンド効果の高い視聴環境を実現する。
4Kパススルー伝送だけでなく、最新の著作権保護規格HDCP2.2に対応。著作権保護された4Kプレミアムコンテンツも、本体をチューナーやテレビとケーブル1本で接続するだけで視聴できる。実用最大出力はフロントが70W+70W、センターが70W、サラウンドが50W+50W、サブウーファーが140Wの計450W。価格はオープンで、実勢価格(税抜)は8万円前後の見込み。10月17日に発売する。
パネルの厚さがわずか約4.9mmの「X9000C」シリーズ
最大の特徴は、4K対応テレビとして世界最薄の約4.9mmの液晶パネルを採用していること。「4K ブラビア」の魅力である基本性能の高さを備えながら、新たにプロダクトデザインという観点から映像の没入感向上にアプローチした。
「X9000C」シリーズは、台座やラックにスタンドで設置する一般的な“据置き”スタイルのほかに、省スペースで大画面を満喫できる“壁かけ”スタイルを提案している。一般的な液晶テレビだと、壁にかけたときに、本体と壁の間に隙間が生じ、それによってできる影が映像への没入を阻害していたが、「X9000C」シリーズは超薄型パネルと特殊な壁かけ金具でその問題を解決。ぴったりと壁に張りつく“壁ピタデザイン”を採用し、一体感のある設置を実現した。
(左)特殊な壁かけ金具(右)壁から約4cmの壁ピタデザイン
(左)正面から見た「C9000」シリーズ(右)スタンドと画面の間にわずかな隙間を設けた
ホームシアターシステムの新製品は、省スペースで5.1chサラウンドを楽しめる「HT-RT5」。一般的な5.1chシステムだと、スピーカーとサブウーファーが合わせて7機器程度必要なのに対し、「HT-RT5」はバースピーカー/サブウーファー/リアスピーカー×2という少ない構成で広がりのある音を実現する。それぞれの電源を確保すれば、すべてがワイヤレスでつながるため、コードの煩わしさを大幅に解消することができる。
5.1chホームシアターシステム「HT-RT5」
自宅でサラウンド環境を構築するときにハードルになるのは、スピーカーの設置位置。所定の場所に置けず、理想の音場を実現できないということがあったが、「HT-RT5」は実際の設置状況を捉え、理想的な状態に仮想的に再配置する「スピーカーリロケーション」を採用している。自動音場補正機能「D.C.A.C.DX」(Digital Cinema Auto Calibration Deluxe)で、間取りや家具など障害物を認識し、柔軟にサラウンド効果の高い視聴環境を実現する。
(左)各スピーカーから音が広がるイメージ(右)自動音場補正機能「D.C.A.C.DX」の実行画面
NFCによるワンタッチ接続に対応
4Kパススルー伝送だけでなく、最新の著作権保護規格HDCP2.2に対応。著作権保護された4Kプレミアムコンテンツも、本体をチューナーやテレビとケーブル1本で接続するだけで視聴できる。実用最大出力はフロントが70W+70W、センターが70W、サラウンドが50W+50W、サブウーファーが140Wの計450W。価格はオープンで、実勢価格(税抜)は8万円前後の見込み。10月17日に発売する。