「凛とした低域」再現のアンプ、オンキョーが「Pioneer」ブランドの「A-70A」発売
オンキョー&パイオニアは、「Pioneer」ブランドのインテグレーテッドアンプ「A-70A」「A-70DA」「A-50DA」を9月下旬に発売する。税別の希望小売価格は「A-70A」が18万8000円、「A-70DA」が21万円、「A-50DA」が11万3000円。
「A-70A」「A-70DA」は「ダイレクトパワーFET」を採用したクラスDアンプで、プリアンプ部とパワーアンプ部、電源部が鋼板のシャーシで完全に分離している。大型のヒートシンクを必要としないクラスDアンプは、そのスペースを有効活用できる。理想的な3分割シャーシ構造を生かしたことで、各ブロック間のノイズ干渉を排除し、キレのよい躍動感ある低域の音が再現できるわけだ。
左右独立に構成されたプリアンプ部のフルバランス回路を通る信号は、外乱ノイズの影響を受けることなく高純度な信号として伝送する。これとクラスDアンプのパワー素子が融合することで、低域のエネルギッシュな信号が増幅しながら「バランス出力端子」から出力する。
オンキョー&パイオニアのインテグレーテッドアンプ「A-70A」
キャッチフレーズは「凛とした低域」
同社のインテグレーテッドアンプのキャッチフレーズは「凛とした低域」。広辞苑によると「凛」には「きりっとひきしまって威厳のあるさま」「容姿や声などのりりしいさま」「きちんと、精確に」という意味がある。同社では、低域における揺るぎなく、力強い音を再現する際に、この「凛」のコンセプトからはずれないアンプづくりを目指した。「A-70A」「A-70DA」は「ダイレクトパワーFET」を採用したクラスDアンプで、プリアンプ部とパワーアンプ部、電源部が鋼板のシャーシで完全に分離している。大型のヒートシンクを必要としないクラスDアンプは、そのスペースを有効活用できる。理想的な3分割シャーシ構造を生かしたことで、各ブロック間のノイズ干渉を排除し、キレのよい躍動感ある低域の音が再現できるわけだ。
プリアンプ部とパワーアンプ部、電源部を完全に分離(写真はA-70DA)
左右独立に構成されたプリアンプ部のフルバランス回路を通る信号は、外乱ノイズの影響を受けることなく高純度な信号として伝送する。これとクラスDアンプのパワー素子が融合することで、低域のエネルギッシュな信号が増幅しながら「バランス出力端子」から出力する。
バランス入力端子を新搭載
「A-70A」「A-70DA」では今回は新たに、欧米のオーディオコネクター分野で高い人気を誇るNEUTRIK社製の「バランス入力端子」の「XLR3タイプ」を搭載。パイオニア製のネットワークオーディオプレーヤーの「N-70A」やヘッドホンアンプ内蔵型USB DACの「U-50」などとダイレクトに接続してクラスDアンプの音を楽しむことができる。「A-70DA」は、DSDファイル11.2MHz・PCM384kHz/32bitの再生に対応する「UAB DAC」と、ESSテクノロジー社製の「SABRE Ultra DAC」を搭載している。
NEUTRIK社製の「バランス入力端子」(左側の上2カ所)