音がスゴかったASUS ZenPad 8.0、エンタメ用タブレットとして楽しんだ
ビジネスにプライベートにと、多くのシーンで活躍しているタブレット。特に高い支持を集めているのが、8インチクラスの製品だ。スマートフォン(スマホ)に近い携帯性がありながら、一回り大きな画面で見やすいという利点がある。そんななか注目のモデルが登場した。ASUSの「ASUS ZenPad 8.0」だ。早速実機を入手し、使い勝手をチェックした。インテル製プロセッサ搭載のWi-Fiモデル(Z380C)と、クァルコム製プロセッサを搭載のSIMフリーモデル(Z380KL)があるが、今回はWi-Fiモデルを試した。
Androidのバージョンは最新の5.0.2。プリインストールされているGoogleのアプリはもちろんのこと、Evernoteをはじめとする定番のビジネスアプリなどもいろいろと試してみたが、どれも快適に利用することができた。
液晶ディスプレイはIPS方式を採用しており、斜めから見ても明るくクリアに表示できる。8インチという特性上、縦だけでなく横向きで使うことも多かったが、動画なども非常にクリアに楽しめた。本体幅は約123mmと8インチモデルとしてはスリムな印象。片手でもしっかりと握ることができた。
さらに面白いのが、別売の「Audio Cover」や「Power Cover」。本体の背面カバーを取り外して、専用のカバーを取り付ける要領で機能UPさせるオプションを装着できるわけだ。
もうひとつ用意されているのが、バッテリー容量を拡張する「Power Cover」だ。装着することでバッテリー駆動時間が約8時間から約14時間に延長される。モバイルルーターやスマートフォンのテザリング機能と組み合わせて屋外に持ち出して使うシーンで役立ちそうだ。
ASUS「ASUS ZenPad 8.0(Z380C)」はインテル製プロセッサを搭載したWi-Fiモデル
使い勝手のいいミドルレンジ性能の8型タブレット。
Wi-Fiモデルの「ASUS ZenPad 8.0(Z380C)」は、8インチのワイド液晶で解像度は1280×800ドット。Intel Atom x3-C3200プロセッサーを採用し、メインメモリは2GB、ストレージは16GBという構成だ。バッテリー駆動時間は約8時間。本体サイズは幅123mm×高さ209mm×奥行き8.5mm、重さは約350g。Androidのバージョンは最新の5.0.2。プリインストールされているGoogleのアプリはもちろんのこと、Evernoteをはじめとする定番のビジネスアプリなどもいろいろと試してみたが、どれも快適に利用することができた。
液晶ディスプレイはIPS方式を採用しており、斜めから見ても明るくクリアに表示できる。8インチという特性上、縦だけでなく横向きで使うことも多かったが、動画なども非常にクリアに楽しめた。本体幅は約123mmと8インチモデルとしてはスリムな印象。片手でもしっかりと握ることができた。
背面カバーは横向きデザイン。上部はキャンバス地風で、エンボス加工が施されており滑りにくい
別売ジャケットを装着してパワーアップできる
このように「ASUS ZenPad 8.0」はミドルクラスのタブレット端末として、標準的な仕様を搭載している。超高性能モデルではないが、一般的な使い方をする限りでは、十分なパフォーマンスを発揮する。Wi-Fiモデルのため、あまり外には持ち歩かなかったが、その代わり家庭内では常に持ち歩き、どこでもWebを閲覧したり、仕事中は「ASUS ZenPad 8.0」で音楽を楽しんだりといったエンタメ系の使い方を満喫した。「ASUS ZenPad 8.0」は標準で、高音質化機能「DTS-HD Premium Sound」に対応しており、より臨場感豊かなサウンドが体感できた。さらに面白いのが、別売の「Audio Cover」や「Power Cover」。本体の背面カバーを取り外して、専用のカバーを取り付ける要領で機能UPさせるオプションを装着できるわけだ。
背面カバーは手軽に外すことが可能。カバー内にmicroSDスロットと専用カバー用端子を搭載している
Audio Coverを取り付けたところ。スタンド兼用となり、その前の部分にスピーカーを配置している
高音質化技術「DTS」のロゴもしっかりとプリントされている
「Audio Cover」装着時に斜め後ろから見たところ。装着すると厚みはかなり増すのがわかる
もうひとつ用意されているのが、バッテリー容量を拡張する「Power Cover」だ。装着することでバッテリー駆動時間が約8時間から約14時間に延長される。モバイルルーターやスマートフォンのテザリング機能と組み合わせて屋外に持ち出して使うシーンで役立ちそうだ。
バッテリー駆動時間を最大約14時間に延ばせる「Power Cover」