初速でトップシェア! 小さな本格派、富士フイルムのミラーレス一眼「X-T10」の魅力に迫る
本格的に写真を始めたいと考える人が増えているようだ。BCNの調べでは、この6月、デジカメに占めるレンズ交換型カメラの販売台数比率が過去最高の36.1%を記録。カメラを提げて街を歩く人たちを見ても、レンズ交換型のカメラを持っている人が増えているのを実感する。従来のレンズ交換型カメラは大きく重く大げさ、というイメージがあったが、小さく軽くコンパクトで気軽に使える本格派のカメラが登場した。それが、富士フイルムのミラーレス一眼「X-T10」だ。売り上げも好調で、発売直後の初速では、10万円以上のミラーレス一眼でトップシェアを獲得するほどだ。
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この6月に登場したばかりの新製品「X-T10」を手に取ると、まず驚くのが、その小ささと軽さだ。これなら、首から提げて歩いても自然でスマート。大げさな感じは全くしないだろう。クラシカルな一眼レフ風のデザインでありながら、機能がギュッと凝縮されたような印象を受ける。富士フイルムのフラグシップモデル「X-T1」の弟分とされているが、有効1630万画素のAPS-C撮像素子や画像処理エンジンは「X-T1」と全く同じものを搭載。それでいて、サイズは一回り小さく、重さも60gほど軽い。一見、高級なコンパクトカメラに見間違えるほどのボディサイズなのだが、それでいてカメラ然としたモノとしての存在感もあふれる魅力的な一品だ。
そして、最も特徴的なのは、シャッタースピードダイヤルに同軸で備えられたオートモード切替レバーだ。ほかのダイヤルがどんな位置にあっても、このレバーをAUTOに切り替えるだけで、すぐにフルオートで撮影できる。とっさのシャッターチャンスで現在の撮影設定に不安があったり、メニューから設定を変更する余裕がなかったりする時、とても重宝するのが、このレバーだ。ほんの小さな工夫だが、「X-T10」にとってはとても大きな意味を持つ。
もう一つ、「X-T10」には大きな特徴がある。それはオートフォーカス(AF)のスピードだ。これまで富士フイルムのミラーレス一眼は、一部で画はキレイだがフォーカスがやや遅いという声も聞かれていた。確かに従来モデルでは、もうワンテンポAFが速ければ……、というもどかしい場面があったのも事実だ。しかしこの「X-T10」では、これまでの弱点を払拭してあまりあるような、AFでの大きな進歩を遂げた。
一番のミソはスピードの速い位相差AFと、暗いシーンでも使えるコントラストAFのいいとこ取りをした、インテリジェントハイブリッドAFを採用したことだ。撮像素子自体にAF機能を組み込んだ「X-Trans CMOS II」センサーと、処理エンジン「EXR Processor II」を組み合わせることで、最速で0.06秒という高速AFを実現した。
具体的には、毎秒8コマで連写しながら、動いている被写体にピントを合わせ続けることができるという、まさにプロ機顔負けの高速AFを達成しているのだ。さらに、6通りのAFモードを備え、動きのない被写体に適した精度優先のモードから、動きの速い被写体を追い続けるモードなどを用意し、徹底的にAFの使い勝手を向上させた。
ファインダーが優れているのも富士フイルムのDNAと言ってもいいだろう。コンパクトな「X-T10」でありながら、覗いて撮る、という最もオーソドックスな撮影スタイルで快適に撮影できるよう、電子ビューファインダーの品質にもこだわっている。236万画素の高精細であると同時に、表示のタイムラグはわずかに0.005秒と、ほとんど実際の被写体を見ているのと同じ感覚でファインダー画像が確認できる。また、ファインダー専用レンズを贅沢にも4枚も使って、視認性の高さと0.62倍という大きなファインダー倍率を実現している。
フィルムメーカーならではの機能が、フィルムシミュレーション機能だ。往年の名作フィルムの味をそのままデジタルで再現。フィルム交換という面倒な作業をすることなく、自由自在にフィルムの味を切り替えて楽しむことができる。世界中の写真家に支持されている深みのある落ち着いた表現を特徴にするクラシッククロームを筆頭に、富士フイルムの名フィルムPROVIA、VELVIA、ASTIAといった味をそのまま再現して楽しめる。もちろん、画質の高さは折り紙付きだ。
もっといい写真を撮りたい。でも最初は簡単に撮れて、その後レベルアップしても十分なパフォーマンスを発揮するカメラが欲しい。そしてコンパクトで気軽に撮れるカメラがいい……。そんなわがままをすべてかなえるカメラが、この「X-T10」だ。店頭で是非手にとってシャッターを切ってみて欲しい。すぐにその魅力に気がつくはずだ。 (記事協力 富士フイルム)
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上位モデルと変わらない機能をコンパクトに凝縮
この6月に登場したばかりの新製品「X-T10」を手に取ると、まず驚くのが、その小ささと軽さだ。これなら、首から提げて歩いても自然でスマート。大げさな感じは全くしないだろう。クラシカルな一眼レフ風のデザインでありながら、機能がギュッと凝縮されたような印象を受ける。富士フイルムのフラグシップモデル「X-T1」の弟分とされているが、有効1630万画素のAPS-C撮像素子や画像処理エンジンは「X-T1」と全く同じものを搭載。それでいて、サイズは一回り小さく、重さも60gほど軽い。一見、高級なコンパクトカメラに見間違えるほどのボディサイズなのだが、それでいてカメラ然としたモノとしての存在感もあふれる魅力的な一品だ。
コンパクトなボディに機能を凝縮させフジフイルムの「X-T10」
小さなAUTOレバーが大きく広げるカメラの可能性
そして、最も特徴的なのは、シャッタースピードダイヤルに同軸で備えられたオートモード切替レバーだ。ほかのダイヤルがどんな位置にあっても、このレバーをAUTOに切り替えるだけで、すぐにフルオートで撮影できる。とっさのシャッターチャンスで現在の撮影設定に不安があったり、メニューから設定を変更する余裕がなかったりする時、とても重宝するのが、このレバーだ。ほんの小さな工夫だが、「X-T10」にとってはとても大きな意味を持つ。
ダイヤル中心で使い勝手がいい。そして小さいけれどとても大きな意味を持つAUTOレバー
プライドをかけて、飛躍的に向上させたAF機能
もう一つ、「X-T10」には大きな特徴がある。それはオートフォーカス(AF)のスピードだ。これまで富士フイルムのミラーレス一眼は、一部で画はキレイだがフォーカスがやや遅いという声も聞かれていた。確かに従来モデルでは、もうワンテンポAFが速ければ……、というもどかしい場面があったのも事実だ。しかしこの「X-T10」では、これまでの弱点を払拭してあまりあるような、AFでの大きな進歩を遂げた。
一番のミソはスピードの速い位相差AFと、暗いシーンでも使えるコントラストAFのいいとこ取りをした、インテリジェントハイブリッドAFを採用したことだ。撮像素子自体にAF機能を組み込んだ「X-Trans CMOS II」センサーと、処理エンジン「EXR Processor II」を組み合わせることで、最速で0.06秒という高速AFを実現した。
具体的には、毎秒8コマで連写しながら、動いている被写体にピントを合わせ続けることができるという、まさにプロ機顔負けの高速AFを達成しているのだ。さらに、6通りのAFモードを備え、動きのない被写体に適した精度優先のモードから、動きの速い被写体を追い続けるモードなどを用意し、徹底的にAFの使い勝手を向上させた。
動き続ける被写体も追従するAFモード
覗いて撮る、というスタイルにこだわった高精細電子ビューファインダー
ファインダーが優れているのも富士フイルムのDNAと言ってもいいだろう。コンパクトな「X-T10」でありながら、覗いて撮る、という最もオーソドックスな撮影スタイルで快適に撮影できるよう、電子ビューファインダーの品質にもこだわっている。236万画素の高精細であると同時に、表示のタイムラグはわずかに0.005秒と、ほとんど実際の被写体を見ているのと同じ感覚でファインダー画像が確認できる。また、ファインダー専用レンズを贅沢にも4枚も使って、視認性の高さと0.62倍という大きなファインダー倍率を実現している。
フィルムメーカーならではの機能が、フィルムシミュレーション機能だ。往年の名作フィルムの味をそのままデジタルで再現。フィルム交換という面倒な作業をすることなく、自由自在にフィルムの味を切り替えて楽しむことができる。世界中の写真家に支持されている深みのある落ち着いた表現を特徴にするクラシッククロームを筆頭に、富士フイルムの名フィルムPROVIA、VELVIA、ASTIAといった味をそのまま再現して楽しめる。もちろん、画質の高さは折り紙付きだ。
もっといい写真を撮りたい。でも最初は簡単に撮れて、その後レベルアップしても十分なパフォーマンスを発揮するカメラが欲しい。そしてコンパクトで気軽に撮れるカメラがいい……。そんなわがままをすべてかなえるカメラが、この「X-T10」だ。店頭で是非手にとってシャッターを切ってみて欲しい。すぐにその魅力に気がつくはずだ。 (記事協力 富士フイルム)