パナソニックは、地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ「ビエラ」の新製品として、「ビエラC305シリーズ」5機種を8月21日から順次発売する。価格はいずれもオープン。


　ブロードバンドルーターなどを経由して、同機能対応のレコーダー「ディーガ」や他の「ビエラ」とLAN接続することで、録画番組を他の部屋で視聴できる「お部屋ジャンプリンク」機能を搭載。また、「放送転送機能」を備えた「ディーガ」や「ビエラ」から転送した放送番組の追っかけ再生を受信すれば、アンテナのない部屋でも、ほぼリアルタイムでテレビ放送番組を楽しめる。

　別売のUSB接続HDDを接続すれば、番組の録画も可能で、番組表を利用した録画予約や、リモコンを使った視聴中の番組の録画もできる。8台までのHDDを登録可能で、LANを経由した録画した番組の「ディーガ」へのダビングにも対応する。

　このほか、リモコンで「ディーガ」を操作する「ビエラリンク」や、映像配信サービス「アクトビラ」も利用できる。インターフェースは、HDMI入力×2系統、D4入力×1系統、ビデオ入力×1系統、USB×1系統、100BASE-TX/10BASE-T準拠の有線LANポート×1系統などを備える。

　発売日と税別の実勢価格は、10月23日発売の50V型の「TH-50C305」が13万円前後、8月21日発売の42V型の「TH-42C305」が9万5000円前後、32V型の「TH-32C305」が5万8000円前後、24V型の「TH-24C305」が4万5000円前後、19V型の「TH-19C305」が3万7000円前後の見込み。なお、42V型モデルと32V型モデルはIPS液晶パネルを搭載する。