ファーウェイのハイスペックSIMフリースマホ「honor6 Plus」とは?
6月10日、ファーウェイからSIMフリースマホ「honor6 Plus」が発売された。本製品は5.5インチディスプレイを搭載したフラッグシップAndroidスマホで、インカメラとはべつにメインカメラ用にレンズとセンサーを2つ搭載するなどカメラ機能に特に力を入れたモデルだ。
ファーウェイ「honor6 Plus」
特に日本のSIMフリースマホ市場には積極的で、1年以上前の2014年6月に「Ascend G6」を発売し、いち早く参入した。主要MVNOにも採用されたほか、約1500店舗の家電量販店でも販売され、大きな注目を集めた。以降、プレミアムモデルの「Ascend Mate7」や、ミドルレンジモデルの「Ascend G620S」などを発売し、日本市場でのSIMフリースマホのラインアップを広げてきた。
まず最大の特徴は、冒頭でも触れたダブルレンズ。レンズ、センサーを2つ搭載する平行ダブルレンズ構成で、被写体の深度情報を2つのレンズで得ることによって、F0.95-F16範囲のデジタル絞り効果を実現。一眼レフカメラと単焦点レンズの組み合わせでなければ得られないような、綺麗なボケ味を得ることを可能にしている。
この平行ダブルレンズのセンサーには、高感度性能を重視してそれぞれ800万画素センサーが採用されているが、2つのセンサーから得られる画像を超解像合成することで、最大1300万画素相当の解像度での撮影に対応している。またダブルレンズ化したことにより、受け取る光量が2倍、感光面積が2倍になったことで広いダイナミックレンジを確保。一般的なスマホに比べて感光度が60%向上しており、夜間に撮影しても高感度、低ノイズの画像が得られる。
「honor6 Plus」が搭載するダブルレンズ
さらにダブルレンズによる視差を利用することで約0.1秒の高速フォーカスを実現。素早いフォーカス合わせによりシャッターチャンスを逃すことのない良好な操作性を可能にしている。なおインカメラにはソニー製800万画素センサーを採用しており、ますます需要の増しているセルフィー撮影時にもクリアな画像が得られる。もちろん美白効果などを盛り込んだビューティーモードも搭載している。
フラッグシップモデルだけにデザイン性も高い。ダイヤモンド切削加工によりエッジが美しく光るメタルフレームを、フロントはCorning Gorilla Glass 3、リアは6層構造のバックパネルにより挟み込み、薄型軽量のスタイリッシュなフォルムと、所有感を満たす剛性感を実現している。
カメラ性能や、高いデザイン性が突出して目立つ「honor6 Plus」だが、Androidスマホとしての基本性能も充実している。特にディスプレイが美しい。ジャパンディスプレイ製のIPS-NEO液晶パネルを採用し、1500:1とコントラストが高く、鮮やかで自然な色合いを再現する。
また、CPUには高性能と省電力性を両立した、オクタコア(8コア)プロセッサー「Kirin925」、GPUには「Mail T628MP4」を採用。またメモリーにはデュアルチャンネルのLPDDR3を3GB搭載しており、ハイエンド3Dゲームも余裕で動作させられるだけのパフォーマンスを備えている。
本製品が搭載するCPU「Kirin925」は、1.8GHzで動作する高性能なCortex-A15コアを4基、1.3GHzで動作する低消費電力なCortex-A7コアを4基内蔵し、そのときの作業の負荷によって、1コアから8コアまで組み合わせを変えて稼働する。そのため、もともと通常用途では低消費電力で動作するが、さらなる長時間駆動を確保するために3600mAhの大容量バッテリーを搭載。平均的なユーザーの用途では内蔵バッテリーだけで2日以上運用することが可能とのことだ。
マイクロパターンが美しいバックパネル
ファーウェイは、「honor6 Plus」に平行ダブルレンズによる充実したカメラ機能など独自機能を満載することで、iPhoneやXperiaシリーズと真っ向から戦えるハイスペックスマホに仕上げてきた。安さだけではなく、端末の機能を徹底的に比較して、キャリアに縛られず自由にSIMフリースマホを選べる環境が整ってきたと言えるだろう。
ファーウェイ「honor6 Plus」
ファーウェイという企業の強みとは?
「honor6 Plus」を世に送り出したファーウェイは、スマホの出荷台数で世界第3位。2015年度は全世界で1億台のスマホ出荷を目指すという、世界有数の端末メーカーだ。日本でもスマホ、タブレット、デジタルフォトフレームなどを提供するなど、存在感が増している。特に日本のSIMフリースマホ市場には積極的で、1年以上前の2014年6月に「Ascend G6」を発売し、いち早く参入した。主要MVNOにも採用されたほか、約1500店舗の家電量販店でも販売され、大きな注目を集めた。以降、プレミアムモデルの「Ascend Mate7」や、ミドルレンジモデルの「Ascend G620S」などを発売し、日本市場でのSIMフリースマホのラインアップを広げてきた。
「honor6 Plus」の特徴は?
honorシリーズは世界74ヵ国以上で2000万台以上が昨年出荷された。今回日本で発売される「honor6 Plus」はそのフラッグシップモデルにあたり、honorシリーズを筆頭にファーウェイがこれまで培ってきた最先端技術がふんだんに盛り込まれている。まず最大の特徴は、冒頭でも触れたダブルレンズ。レンズ、センサーを2つ搭載する平行ダブルレンズ構成で、被写体の深度情報を2つのレンズで得ることによって、F0.95-F16範囲のデジタル絞り効果を実現。一眼レフカメラと単焦点レンズの組み合わせでなければ得られないような、綺麗なボケ味を得ることを可能にしている。
この平行ダブルレンズのセンサーには、高感度性能を重視してそれぞれ800万画素センサーが採用されているが、2つのセンサーから得られる画像を超解像合成することで、最大1300万画素相当の解像度での撮影に対応している。またダブルレンズ化したことにより、受け取る光量が2倍、感光面積が2倍になったことで広いダイナミックレンジを確保。一般的なスマホに比べて感光度が60%向上しており、夜間に撮影しても高感度、低ノイズの画像が得られる。
「honor6 Plus」が搭載するダブルレンズ
さらにダブルレンズによる視差を利用することで約0.1秒の高速フォーカスを実現。素早いフォーカス合わせによりシャッターチャンスを逃すことのない良好な操作性を可能にしている。なおインカメラにはソニー製800万画素センサーを採用しており、ますます需要の増しているセルフィー撮影時にもクリアな画像が得られる。もちろん美白効果などを盛り込んだビューティーモードも搭載している。
フラッグシップモデルだけにデザイン性も高い。ダイヤモンド切削加工によりエッジが美しく光るメタルフレームを、フロントはCorning Gorilla Glass 3、リアは6層構造のバックパネルにより挟み込み、薄型軽量のスタイリッシュなフォルムと、所有感を満たす剛性感を実現している。
カメラ性能や、高いデザイン性が突出して目立つ「honor6 Plus」だが、Androidスマホとしての基本性能も充実している。特にディスプレイが美しい。ジャパンディスプレイ製のIPS-NEO液晶パネルを採用し、1500:1とコントラストが高く、鮮やかで自然な色合いを再現する。
また、CPUには高性能と省電力性を両立した、オクタコア(8コア)プロセッサー「Kirin925」、GPUには「Mail T628MP4」を採用。またメモリーにはデュアルチャンネルのLPDDR3を3GB搭載しており、ハイエンド3Dゲームも余裕で動作させられるだけのパフォーマンスを備えている。
本製品が搭載するCPU「Kirin925」は、1.8GHzで動作する高性能なCortex-A15コアを4基、1.3GHzで動作する低消費電力なCortex-A7コアを4基内蔵し、そのときの作業の負荷によって、1コアから8コアまで組み合わせを変えて稼働する。そのため、もともと通常用途では低消費電力で動作するが、さらなる長時間駆動を確保するために3600mAhの大容量バッテリーを搭載。平均的なユーザーの用途では内蔵バッテリーだけで2日以上運用することが可能とのことだ。
マイクロパターンが美しいバックパネル
SIMフリースマホ=格安スマホではない
楽天市場に設けられたファーウェイ公式オンラインストア「Vモール」と、楽天モバイルサイトでも販売される「honor6 Plus」は、一括税抜販売価格が4万5800円と、決して格安スマホとは言えない価格レンジだ。だが誤解が多いが、「SIMフリースマホ=格安スマホ」ではない。キャリアに縛られず、そして海外でも自由に現地のSIMカードを選べるのが、本来のSIMフリースマホの定義なのだ。ファーウェイは、「honor6 Plus」に平行ダブルレンズによる充実したカメラ機能など独自機能を満載することで、iPhoneやXperiaシリーズと真っ向から戦えるハイスペックスマホに仕上げてきた。安さだけではなく、端末の機能を徹底的に比較して、キャリアに縛られず自由にSIMフリースマホを選べる環境が整ってきたと言えるだろう。