スタイリッシュさで「XPS 13」と「MacBook」を徹底比較! ノートPCの購入指南をしてみた
2015年1月に発売した、デルのWindows 8.1を搭載したフレームレスのモバイルノートPC「XPS 13」が、Windows 10のリリースを目前に注目を集めている。世界最大の家電見本市「International CES」で受賞した「CESイノベーションアワード2015」を獲得したこのPCがユーザーを強く惹きつけているのは、なんといっても第一印象を大きく左右するスタイリッシュなデザインだ。ベゼルがわずか5.2mmと極限まで薄い「フレームレスディスプレイ」が特長的な「XPS 13」は、電源をオンにしてもディスプレイ周囲の黒い額縁がユーザーに意識されることはほとんどない。「XPS 13」をしばらく利用してからほかのノートPCに移ると、幅が広いベゼル部にまるで“骨董品”のような違和感を覚えるほどだ。
MacBookを購入する人は、カフェなどでPCを開いて作業をしているシーンが“素敵”だとか、見た目の印象にこだわる。だが、「Mac OSでなく、使い慣れたWindows PCにしたい」という人も多いはずだ。ところが、Windows PCを買う人は、スタイリッシュさで選べる機種に限りがあったはずだ。デルのフレームレスPC「XPS 13」は、スタイリッシュさにこだわる方のニーズに合致している。
まずは見た目だ。「XPS 13」は、「フレームレスディスプレイ」を採用することで、従来の11インチノートPCのボディに13.3インチディスプレイを搭載可能になった。実際、アップルが今年4月に発売したばかりの新型MacBookの底面積で比べてみても、新型MacBookが幅280.5×奥行き196.5mmで、「XPS 13」が幅304×奥行き200mmと、幅で23.5mm、奥行きで3.5mmとごくわずかな差しかないのだ。それでいて新型MacBookの12インチディスプレイを上回る13.3インチディスプレイを搭載しているのだから、両機種をパッケージングとデザイン両面からライバルとして比較検討している方も多いのではないだろうか。
新型MacBookに対する「XPS 13」のアドバンテージはほかにもある。それは単純明快に比較できる処理能力だ。新型MacBookが搭載しているCPUは省電力性能に重点を置いたIntel Core Mプロセッサだが、「XPS 13」は処理能力と省電力のバランスが取れたIntel Core i5プロセッサとCore i7プロセッサから選択可能。
今回1.2GHzのCore Mプロセッサを搭載した新型MacBookと、2.4GHz(最大3GHz)のCore i7プロセッサを搭載した「XPS 13」でベンチマークプログラム「CINEBENCH R15」による計測を実施してみたが、CPUパフォーマンスで約1.36倍、グラフィックパフォーマンスで約1.5倍と圧倒的なパフォーマンスの差を見せつけた。
写真編集、動画編集なども余裕でこなせるパフォーマンスを備えながら、バッテリーでの連続動作時間は最大15時間。約1.18kgの軽量ボディを実現しているXPS 13だからこそ、1泊2日の出張でもまず充電する必要がないだけの連続動作時間は、ビジネスパーソンにとって導入の後押しになるポイントではないだろうか。なお、本機には「Adobe Photoshop Elements」と「Adobe Premiere Elements」が標準でインストールされている。購入してすぐに、CPUパワーを有効活用できるアプリケーションが用意されているのは嬉しい配慮だ。
ディスプレイは、13.3インチFHD(1920×1080ドット)フレームレスディスプレイ、13.3インチQHD+(3200×1800ドット)フレームレスディスプレイの2種類が用意されているが、予算が許せばやはり後者を選んでおきたい。どちらのディスプレイもコントラストや色純度に定評のあるIGZO2液晶を採用しているが、ドット数で比較するとQHD+はFHDの2.5倍以上となる。また13.3インチQHD+フレームレスディスプレイはタッチ操作に対応しているのだ。
写真編集や現像などでQHD+の高解像度が威力を発揮するのはもちろんだが、実は7月29日にリリースされるWindows 10から高解像度ディスプレイがこれまで以上に重要なスペックになる。Windows 10では「Internet Explorer」に加えて、描画エンジンが一新された新ウェブブラウザ「Edge」が搭載される。つまりQHD+ディスプレイを搭載したモデルを選んでおけば、より高品位なフォントによる快適なウェブブラウジングを「Edge」で楽しめるのだ。
極限まで薄いベゼルによって実現したスタイリッシュなデザイン、11インチクラスのボディ、その小型ボディに搭載した13.3インチディスプレイ、ハイパフォーマンスなCPU、最大15時間の連続動作時間、そしてQHD+(3200×1800ドット)の超高解像度ディスプレイが選択可能と、「XPS 13」はまさにスキのないモバイルノートPCに仕上がっている。
新型MacBookも確かに魅力的なモデルだ。しかし、Windows環境に慣れている方は、同じオフィスアプリケーションを使う際、ショートカットキーが違ったり、日英入力の切り替え方が異なるため、使いこなすのが難しい。利用できるアプリケーションの数を比べても、Windows環境のほうが圧倒的に多いのも事実だ。いままで使い慣れた操作環境で、豊富なアプリケーション資産を利用できるWindows10が動作するフレームレスでスタイリッシュモバイルノートPCを選ぶのなら、「XPS 13」がその最右翼に来ることは間違いないと言えるだろう。
なお、デルでは、「XPS 13」の購入キャンペーンとして、7月6日までの期間限定で「夏のボーナスセール」を実施中だ。いまなら、通常価格より1万円~2万円(税抜)も安くなる。デルは定期的にキャンペーンを実施しているので、この期間がすぎてもお得なキャンペーンが見つかるかもしれない。
「CESイノベーションアワード2015」を受賞したデルのノートPC「XPS 13」
新型MacBookもいいが、Windows搭載でスタイリッシュさで選ぶなら「XPS 13」
MacBookを購入する人は、カフェなどでPCを開いて作業をしているシーンが“素敵”だとか、見た目の印象にこだわる。だが、「Mac OSでなく、使い慣れたWindows PCにしたい」という人も多いはずだ。ところが、Windows PCを買う人は、スタイリッシュさで選べる機種に限りがあったはずだ。デルのフレームレスPC「XPS 13」は、スタイリッシュさにこだわる方のニーズに合致している。
「XPS 13」はベゼルの幅がわずか5.2mmと極限まで薄いフレームレスディスプレイ」を採用している(右は新型MacBook)
まずは見た目だ。「XPS 13」は、「フレームレスディスプレイ」を採用することで、従来の11インチノートPCのボディに13.3インチディスプレイを搭載可能になった。実際、アップルが今年4月に発売したばかりの新型MacBookの底面積で比べてみても、新型MacBookが幅280.5×奥行き196.5mmで、「XPS 13」が幅304×奥行き200mmと、幅で23.5mm、奥行きで3.5mmとごくわずかな差しかないのだ。それでいて新型MacBookの12インチディスプレイを上回る13.3インチディスプレイを搭載しているのだから、両機種をパッケージングとデザイン両面からライバルとして比較検討している方も多いのではないだろうか。
「XPS 13」と新型MacBookの底面積はほとんど変わらない
ベンチマークでも、「XPS 13」が新型MacBookを圧倒
新型MacBookに対する「XPS 13」のアドバンテージはほかにもある。それは単純明快に比較できる処理能力だ。新型MacBookが搭載しているCPUは省電力性能に重点を置いたIntel Core Mプロセッサだが、「XPS 13」は処理能力と省電力のバランスが取れたIntel Core i5プロセッサとCore i7プロセッサから選択可能。
今回1.2GHzのCore Mプロセッサを搭載した新型MacBookと、2.4GHz(最大3GHz)のCore i7プロセッサを搭載した「XPS 13」でベンチマークプログラム「CINEBENCH R15」による計測を実施してみたが、CPUパフォーマンスで約1.36倍、グラフィックパフォーマンスで約1.5倍と圧倒的なパフォーマンスの差を見せつけた。
「CINEBENCH R15」で計測すると、XPS 13のCPU値は276cb、OpenGL値は29.31fps、新MacBookのCPU値は202cb、OpenGL値は19.47fps。CPUパフォーマンス、グラフィックパフォーマンスともにXPS 13が上回っている
写真編集、動画編集なども余裕でこなせるパフォーマンスを備えながら、バッテリーでの連続動作時間は最大15時間。約1.18kgの軽量ボディを実現しているXPS 13だからこそ、1泊2日の出張でもまず充電する必要がないだけの連続動作時間は、ビジネスパーソンにとって導入の後押しになるポイントではないだろうか。なお、本機には「Adobe Photoshop Elements」と「Adobe Premiere Elements」が標準でインストールされている。購入してすぐに、CPUパワーを有効活用できるアプリケーションが用意されているのは嬉しい配慮だ。
「XPS 13」には「Adobe Photoshop Elements」と「Adobe Premiere Elements」がプリインストールされている
タッチ操作可能なモデルを選択してWindows 10に備えよ
ディスプレイは、13.3インチFHD(1920×1080ドット)フレームレスディスプレイ、13.3インチQHD+(3200×1800ドット)フレームレスディスプレイの2種類が用意されているが、予算が許せばやはり後者を選んでおきたい。どちらのディスプレイもコントラストや色純度に定評のあるIGZO2液晶を採用しているが、ドット数で比較するとQHD+はFHDの2.5倍以上となる。また13.3インチQHD+フレームレスディスプレイはタッチ操作に対応しているのだ。
写真編集や現像などでQHD+の高解像度が威力を発揮するのはもちろんだが、実は7月29日にリリースされるWindows 10から高解像度ディスプレイがこれまで以上に重要なスペックになる。Windows 10では「Internet Explorer」に加えて、描画エンジンが一新された新ウェブブラウザ「Edge」が搭載される。つまりQHD+ディスプレイを搭載したモデルを選んでおけば、より高品位なフォントによる快適なウェブブラウジングを「Edge」で楽しめるのだ。
カフェでも目立つ「XPS 13」
極限まで薄いベゼルによって実現したスタイリッシュなデザイン、11インチクラスのボディ、その小型ボディに搭載した13.3インチディスプレイ、ハイパフォーマンスなCPU、最大15時間の連続動作時間、そしてQHD+(3200×1800ドット)の超高解像度ディスプレイが選択可能と、「XPS 13」はまさにスキのないモバイルノートPCに仕上がっている。
スタイリッシュなWindowsモバイルノートPCがほしいなら「XPS 13」
新型MacBookも確かに魅力的なモデルだ。しかし、Windows環境に慣れている方は、同じオフィスアプリケーションを使う際、ショートカットキーが違ったり、日英入力の切り替え方が異なるため、使いこなすのが難しい。利用できるアプリケーションの数を比べても、Windows環境のほうが圧倒的に多いのも事実だ。いままで使い慣れた操作環境で、豊富なアプリケーション資産を利用できるWindows10が動作するフレームレスでスタイリッシュモバイルノートPCを選ぶのなら、「XPS 13」がその最右翼に来ることは間違いないと言えるだろう。
なお、デルでは、「XPS 13」の購入キャンペーンとして、7月6日までの期間限定で「夏のボーナスセール」を実施中だ。いまなら、通常価格より1万円~2万円(税抜)も安くなる。デルは定期的にキャンペーンを実施しているので、この期間がすぎてもお得なキャンペーンが見つかるかもしれない。