ベンキュージャパンは、超短焦点ワイドプロジェクター「MW853UST＋」を6月19日に発売する。価格はオープンで、税込の実勢価格は13万9800円前後の見込み。

　34cmの距離で87型の大画面投写に対応した超短焦点DLPプロジェクター。壁掛け金具キットを付属し、学校の黒板上への設置やデジタルサイネージ用途など、限られたスペースでも使える。

　解像度は1280×800で、高輝度3200lm（ルーメン）、高コントラスト比10000：1を実現し、広い部屋や蛍光灯をつけた部屋などでも、明るくメリハリのある画像を映し出せる。また、高コントラスト比によって、暗部もメリハリよく再現する。

　ランプは、縦方向8％のシフト機能を搭載し、設置性を向上した。ランプの長寿命化する「Smart Eco」モードによって、画像を暗くすることなく消費電力を30～100％の範囲でダイナミックに調整でき、最大で約7000時間のランプ寿命を可能にする。

　このほか、テキサス・インスツルメンツの色彩深度向上技術「BrilliantColor」によって中間色の再現性を高めるとともに、縦方向±30°の台形補正機能を備える。また、オプションの3D専用メガネ「3DGS-02」を使えば、3D映像を楽しめる。さらに、別売の電子黒板キット「PW01U」と組み合わせれば、電子黒板システムを実現できる。

　インターフェースは、HDMI 1.4a入力×2系統、ミニD-sub15ピン入力×2系統、Sビデオ入力×1系統、ビデオコンポジット入力×1系統、オーディオ入力（RCA）×1系統、ミニD-sub15ピン出力×1系統などを搭載する。また、10W×2基のスピーカーを備える。