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迷子犬を探すアプリ「FINDOG」、飼っている人もいない人も「やさしい気持ち」をアプリでつなぐ

ニュース

2015/06/10 11:33

 フロンテッジとカヤックは、半径6kmのアプリ保有者に通知して迷子犬を探すアプリ「FINDOG」(ファインドッグ)」を開発し、提供を開始した。料金は無料。

「FINDOG」の画面(イメージ)。半径6kmのアプリ保有者に通知して迷子犬を探す

 イヌが迷子になったときに、近くにいるアプリ保有者に迷子を知らせることができるアプリ。地域に存在するペット仲間たちの「やさしい気持ち」をアプリでつなぐことで、迷子犬発見に役立てる。アプリ保有者が増えるほど、イヌを守る力が強くなる仕組み。イヌを飼っていない人でも参加できる。iOS7.0以降を搭載するiPhone 4S以降に対応する。

 日本で迷子や所有者不明になる犬猫は年間13万9000頭にのぼり、年間12万8000頭がやむを得ず命を失っている。こうした現状を背景に「FINDOG」を開発。スマホを活用して誰でも迷子犬を守る活動に参加できるようにすることで、迷子犬の殺処分の減少につなげる。

 今後は、落し物ドットコムがクラウドファンディングで成功した世界最小の落し物追跡タグ「MAMORIO」の技術提供によって、ペット追跡のウェアラブル端末などの開発も視野に入れ、迷子発見率の向上にチャレンジする。

・「FINDOG」をダウンロード