シャープ、40~58V型の4K液晶テレビのエントリーモデル「AQUOS U30ライン」

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2015/04/17 19:40

 シャープは、4K液晶テレビのエントリーモデル「AQUOS U30ライン」4モデルを6月30日に発売する。価格はいずれもオープン。

AQUOS U30ライン

 部屋の照明や外光などの映り込みを抑える低反射方式の液晶パネルと、地上デジタル放送で使われる色域であるITU-R BT.709を超える広色域を実現する「リッチカラーテクノロジー」を搭載する。RGBの3原色に加えて、補色のマゼンタ・イエロー・シアンを加えた「6軸カラーマネージメント」とLEDバックライトによって色再現範囲を拡大し、自然で豊かな発色の映像を楽しめる。

 新たに、ノイズを抑えて高コントラストの4K映像を再現する「4Kアクティブコンディショナー」や、ハイビジョン放送やBD(ブルーレイディスク)のフルHD映像を高精細映像に変換する「新・高画質4Kアップコンバート」回路を採用した4Kパネル専用の高精細画像処理回路「AQUOS 4K-Master Engine PRO II」を搭載する。

 4K放送の色域信号規格であるITU-R BT.2020にも対応し、パネルの色域と解像度を最大限に生かした4K放送を再現できる。さらに、部屋の明るさや映像情報を元に、最適な画質調整を行う「ぴったりセレクト」も備える。

 このほか、大画面で文字が読みやすい「4Kクリア番組表」、大きな画像も細部まで高精細に見られる「4Kウェブブラウザ」、テレビ放送とネット情報を一覧表示して気になる番組を簡単に選択できる「ビジュアル モーションガイド」、視聴中でも他チャンネルの映像(静止画)とタイトルを表示する「裏番組表」、視聴中の番組タイトルや出演者から自動でキーワードを生成して検索できる「スマートサーチ」など、多彩な機能を搭載する。

 本体は、映像への没入感を高めるスリムフレームのディスプレイ部に、ゆるやかな弧を描くアーチ形状のスタンドを組み合わせた「アーチフォルムスタンド」を採用。「ひかりTV」の4KチューナーとHEVCデコーダーを備え、NTTの光回線に接続すれば本体だけで「ひかりTV」の4Kビデオオンデマンド配信を楽しめる。また、2015年秋にサービスを開始する映像配信サービス「NETFLIX」にも対応する。

 インターフェースは、HDMI入力×4系統、D5入力×1系統、ビデオ入力×1系統、アナログ音声出力×1系統、光デジタル音声出力×1系統、USB×3系統、100BASE-TX/10BASE-T準拠の有線LAN端子など。

 税別の実勢価格は、58V型の「LC-58U30」が33万円前後、55V型の「LC-55U30」が30万円前後、50V型の「LC-50U30」が25万円前後、40V型の「LC-40U30」が20万円前後の見込み。