毎年更新なしのウイルス対策ソフト「ZERO」シリーズが次期OS「Windows 10」に対応

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2015/04/14 13:28

 ソースネクストは、マイクロソフトが今夏にリリースする予定の次期OS「Windows 10」に対応するセキュリティソフト「ZERO」シリーズを発売した。1台用の税別価格は、低価格モデル「ウイルスセキュリティZERO」が1980円、フラグシップモデル「スーパーセキュリティZERO」が3990円。

Windows 10対応の「ZERO」シリーズ。左から、低価格モデル「ウイルスセキュリティZERO」、フラグシップモデル「スーパーセキュリティZERO」

 ZEROシリーズは、毎年更新型ではなく、対応するOSの公式サポート終了時まで無料で利用できるセキュリティソフト。一度インストールしたら、購入時の対応OSがサポートされている限り、期限切れにならずに最新版を使える。新製品は、Windows 10に対応。マイクロソフトのサポート対象期間中は、期限切れにならずに最新版が使える。対応OSは、Windows 10/8.1/8/7 SP1以上/Vista SP2以上。

「ウイルスセキュリティZERO」はメイン画面を刷新した。従来(左)と新バージョンの画面イメージ

 低価格モデル「ウイルスセキュリティZERO」はメイン画面を刷新し、さらに使いやすくなった。マルウェア対策、ファイアウォール、脆弱性の検査、個人情報保護、フィッシング対策、ウェブフィルタリング、迷惑メール対策、ペアレンタルコントロール機能を搭載。各国のセキュリティ製品の世界標準的と言える性能テストに合格し、認定を受けている。

「ZERO」シリーズの機能比較

 フラッグシップモデル「スーパーセキュリティZERO」は、「ウイルスセキュリティZERO」の機能に加え、ファイル消去、パフォーマンス最適化、レスキューモード(ディスク)、仮想ブラウザ、SNS対策、ホームネットワーク管理、盗難対策、ファイル暗号化に対応する。各種性能テストで最高クラスの実績をもつビットディフェンダー・エンジンを搭載。ウイルスが入り込めない仕組みの決済ブラウザなどの独自機能を搭載し、不正送金ウイルス対策もできる。

 このほか、ダウンロード限定モデル「クラウドセキュリティ」のWindows 10対応版は、6月に発売する予定。低価格モデル「ウイルスセキュリティZERO」の機能に加え、ファイル消去、パフォーマンス最適化、レスキューモード(ディスク)に対応する。1台用の税別価格は2980円。

 既存ユーザー向けには、有償で「Windows 10への有効OS 拡張サービス」を提供する。「ウイルスセキュリティZERO」が4月10日から、「スーパーセキュリティZERO」が4月23日から開始する。再インストールなどは不要で、Windows 10でも引き続き利用できる。税別価格は、「ウイルスセキュリティZERO」が通常1780円で、4月30日までのキャンペーン価格は1480円。「スーパーセキュリティZERO」は通常3480円で、5月17日までのキャンペーン価格は2480円。