本格空撮ドローンが日本上陸! パロットの「Bebop Drone」、4月3日発売
仏パロットは、フルHD動画を撮影できる1400万画素の魚眼レンズ付きカメラを搭載する空撮ドローン「Bebop Drone」を4月3日に発売する。価格はオープンで、税別実勢価格は7万900円前後の見込み。
「GoPro」や「アクションカム」など、通常のアングルとは異なる視点で撮影ができるアクションカメラの市場が盛り上がるなかで、新たなトレンドとして浮上しているのが、手軽に空撮ができる「ドローン」。すでに家電量販店では、特設コーナーができるほどで、カメラファンからラジコンファンまで幅広いユーザーの注目を集めている。
パロットはフランスに本社を構えるコンシューマー向けドローンのパイオニア。これまで走行タイプの「Parrot Jumping Sumo」や飛行タイプの「Rolling Spider」など、撮影性能が高く、かつ誰でも手軽に操作できるドローンをリリースしてきた。今回、発売する「Bebop Drone」は、ドローン人気の火付け役としてガジェット好きの間で話題になった「AR Drone」の後継機。従来機種と比較して、撮影性能が飛躍的に向上しただけでなく、実際にドローンを利用するときに気になる安全性や操作性にもこだわった本格モデルだ。
最大の売りは、フルHD動画を撮影できる1400万画素の魚眼レンズ付き内蔵カメラ。視野角は撮影中に最大180°まで調整可能で、上空からの風景をワイドに記録することができる。3軸方向で画像の傾きやブレを補正したり、本体に備わった四つのショック・アブソーバーでモーターからの振動を吸収したりすることで撮影の安定を実現した。
ドローンの重量は約400g、衝突時の危険からプロペラを守る付属のハルを装着しても約420gと軽量。安全性を重視し、フライト中にプロペラが接触した場合は緊急停止機能が作動する。
操作性の高さも注目すべきポイントだ。iOS/Android/Windowsのスマートフォンやタブレット端末の無料操縦アプリ「FreeFlight 3.0」は、これまでラジコンを操作したことがないユーザーでも簡単に操ることができる親切な設計。「TAKEOFF」ボタンをタッチするだけで自動で離陸したり、コントロールする端末の傾きに反応して前後左右に動いたり、直感的な操作で思いのままにドローンを動作することができる。GNSS(全地球衛星測位システム)をチップセットし、離陸した場所に自動で帰還する機能も備えるので、ドローンが迷子になってしまう心配はない。
カラーはブルー、レッド、イエローの3色。無線通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/acに対応する。1200mAhのリチウムポリマー電池を2本付属し、1本で約11分飛行する。撮影した映像は8GBの内蔵フラッシュメモリに保存する。
さらに、より遠くまでドローンを飛ばしたいというユーザーのために、Wi-Fi電波を増幅するアンテナを4本搭載した「Skycontroller」を用意。飛行距離を約250mから最大約2kmまで拡張することができる。操作はジョイスティック付きの2本のハンドルを使用する。カメラから受信した映像はコントローラーのドックに固定したスマートフォンやタブレット端末から確認することができるが、コントローラー本体に操縦アプリを搭載するので、単体でも目視で操縦することができる。
また、HDMIやUSBで一人称視点の映像を楽しめるFPV(ファースト・パーソン・ビュー)グラスへの接続に対応。ダイナミックな映像をよりスリリングに楽しむことができる。
「Skycontroller」のカラーはドローン本体と同じく、ブルー、レッド、イエローの3色。「Bebop Drone」と「Skycontroller」がセットになった通信距離拡張パックの価格はオープンで、税別実勢価格は13万900円前後の見込み。
本格的な空撮を簡単に実現する「Bebop Drone」
「GoPro」や「アクションカム」など、通常のアングルとは異なる視点で撮影ができるアクションカメラの市場が盛り上がるなかで、新たなトレンドとして浮上しているのが、手軽に空撮ができる「ドローン」。すでに家電量販店では、特設コーナーができるほどで、カメラファンからラジコンファンまで幅広いユーザーの注目を集めている。
家電量販店のドローン売り場
パロットはフランスに本社を構えるコンシューマー向けドローンのパイオニア。これまで走行タイプの「Parrot Jumping Sumo」や飛行タイプの「Rolling Spider」など、撮影性能が高く、かつ誰でも手軽に操作できるドローンをリリースしてきた。今回、発売する「Bebop Drone」は、ドローン人気の火付け役としてガジェット好きの間で話題になった「AR Drone」の後継機。従来機種と比較して、撮影性能が飛躍的に向上しただけでなく、実際にドローンを利用するときに気になる安全性や操作性にもこだわった本格モデルだ。
Bebop Drone
最大の売りは、フルHD動画を撮影できる1400万画素の魚眼レンズ付き内蔵カメラ。視野角は撮影中に最大180°まで調整可能で、上空からの風景をワイドに記録することができる。3軸方向で画像の傾きやブレを補正したり、本体に備わった四つのショック・アブソーバーでモーターからの振動を吸収したりすることで撮影の安定を実現した。
内蔵カメラで撮影した映像
ドローンの重量は約400g、衝突時の危険からプロペラを守る付属のハルを装着しても約420gと軽量。安全性を重視し、フライト中にプロペラが接触した場合は緊急停止機能が作動する。
操作性の高さも注目すべきポイントだ。iOS/Android/Windowsのスマートフォンやタブレット端末の無料操縦アプリ「FreeFlight 3.0」は、これまでラジコンを操作したことがないユーザーでも簡単に操ることができる親切な設計。「TAKEOFF」ボタンをタッチするだけで自動で離陸したり、コントロールする端末の傾きに反応して前後左右に動いたり、直感的な操作で思いのままにドローンを動作することができる。GNSS(全地球衛星測位システム)をチップセットし、離陸した場所に自動で帰還する機能も備えるので、ドローンが迷子になってしまう心配はない。
無料操縦アプリ「FreeFlight 3.0」の操作画面
スマートフォンで直感的に操作できる
カラーはブルー、レッド、イエローの3色。無線通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/acに対応する。1200mAhのリチウムポリマー電池を2本付属し、1本で約11分飛行する。撮影した映像は8GBの内蔵フラッシュメモリに保存する。
さらに、より遠くまでドローンを飛ばしたいというユーザーのために、Wi-Fi電波を増幅するアンテナを4本搭載した「Skycontroller」を用意。飛行距離を約250mから最大約2kmまで拡張することができる。操作はジョイスティック付きの2本のハンドルを使用する。カメラから受信した映像はコントローラーのドックに固定したスマートフォンやタブレット端末から確認することができるが、コントローラー本体に操縦アプリを搭載するので、単体でも目視で操縦することができる。
約2kmまで操縦範囲を拡張する「Skycontroller」
また、HDMIやUSBで一人称視点の映像を楽しめるFPV(ファースト・パーソン・ビュー)グラスへの接続に対応。ダイナミックな映像をよりスリリングに楽しむことができる。
FPVグラスを利用すれば、よりスリリングな体験ができる
「Skycontroller」のカラーはドローン本体と同じく、ブルー、レッド、イエローの3色。「Bebop Drone」と「Skycontroller」がセットになった通信距離拡張パックの価格はオープンで、税別実勢価格は13万900円前後の見込み。