ネットラジオつきWi-Fi中継器、有線LANの無線化にも、ASUSから7000円前後で

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2015/03/06 18:48

 ASUSTeK Computer(ASUS)は、無線LANオーディオレシーバー機能を搭載したIEEE802.11ac/n/a/g/b対応無線LAN中継器「RP-AC52」を日本市場向けに発売した。価格はオープンで、税込み実勢価格は7000円前後の見込み。

RP-AC52

 無線LANの電波が届かない場合などに電波を中継して到達距離を伸ばすことができる無線LAN中継器。1階に設置した無線LAN親機の電波が、2階の部屋に届かない場合などに、「RP-AC52」をコンセントに挿して2階の階段の近くなどに設置することで、電波を中継できる。無線LAN対応規格は、最新のIEEE802.11acと従来のIEEE802.11n/a/g/bで、対応周波数は5GHzと2.4GHz。最大転送速度433Mbps。無線LANアクセスポイント機能も備えているので、旅行や出張に持って行けば、ホテルの有線LANを無線化して使うこともできる。

アンプ内蔵スピーカーを接続すれば、スマートフォンの音楽をワイヤレスで聞ける

 3.5mmミニジャックを搭載。アンプ内蔵スピーカーを接続することで、無線LANオーディオレシーバーとして使うこともできる。DLNAに対応する専用音楽プレイヤーアプリ「ASUS AiPlayer」を使って、iOS/Androidスマートフォンからワイヤレスで音楽再生が可能。音楽ファイル形式はFLAC/AAC/WAV/MP3の4種類で、FLAC/AAC/WAVは96kHz/24bitまで、MP3は44.1kHz/16bitまでのファイルを再生できる。このほか、ウェブブラウザから「RP-AC52」にアクセスすることで、インターネットラジオを再生することもできる。

 WPSボタンを搭載し、対応する無線LAN親機と簡単に接続することが可能。また、5GHz用と2.4GHz用の二つのLEDインジケーターを備え、無線LANの受信状態を確認できるので、この機能を使って「RP-AC52」の最適な設置場所を見つけることもできる。サイズは、幅54×奥行き31×高さ85mmで、重さは90g。本体の下部にLEDライトを搭載し、足元を照らすフットライトや、寝室などで手元を照らすムードライトなどとして使える。