センチュリーは、最大で4台のHDD/SSDのデータを同時に消去することができ、非同期消去機能や作業ログ出力機能を備えたデータ消去機「これdo台ERASE」（KD25/35ERS）を、2月下旬に発売する。価格はオープンで、税込参考価格は13万8240円。

　PCに接続することなく、単体でHDD/SSDのデータを簡単・正確に消去できるのが特徴で、最大4台のHDD/SSDの同時消去に対応する。「これdo台シリーズ」としては初めて、消去が終了した順にHDD/SSDを交換して、新たに次のHDD/SSDの消去が可能な非同期消去機能を搭載する。

　消去アルゴリズムは、「クイック消去」「フル消去」「セキュア消去」「DoD消去」「7回消去」の5種類を用意し、用途に応じて消去方法を選択できる。作業ログを保存する機能も備え、本体にUSBメモリを接続すれば作業ログをテキストデータとして出力できる。また、付属の専用プリンタを使ったHDD/SSDの型番、容量、消去開始/終了時間などの印刷にも対応している。

　このほか、1台のHDDデータを最大3台のHDDに同時コピーすることができるHDDコピー機能を搭載。IDE HDDを接続できるようにするIDE-SATA変換アダプタや、耐水/耐塵仕様の専用キャリングケースが付属する。