ニコンイメージングジャパンは、防水・耐衝撃・耐寒仕様のアウトドア向けコンパクトデジタルカメラ「COOLPIX AW130」を、2月26日に発売する。カラーは、オレンジ、カムフラージュグリーン、ブルーの3色。価格はオープンで、実勢価格は4万5000円前後の見込み。

　焦点距離4.3～21.5mm（35mmフィルム換算で24～120mm相当）の光学5倍「ズームNIKKORレンズ」、有効画素数1605万画素のセンサを搭載したコンパクトデジタルカメラ。「ダイナミックファインズーム」による約10倍までのデジタルズームや、レンズ先端約1cmまで寄ることができるマクロ撮影に対応する。

　水深30mまでハウジングなしで撮影できる防水性能を備える。また、高さ2.1mからの落下に耐える耐衝撃、－10°Cまで耐える耐寒仕様と、砂やホコリの侵入を防ぐ防じん性能によって、本格的なアウトドアシーンでも安心して撮影できる。さらに、別売の水中スピードライト「SB-N10」にも対応する。

　米国のGPS（A-GPS付属）、ロシアのGLONASS、準天頂衛星システムのQZSSに対応し、従来は測位の難しかったビルの合間などの場所でも、短時間でより高精度に撮影場所の位置情報記録ができる。また、撮影した画像に撮影場所の地名を付加するPOI（Point of Interest）表示や、地図表示で撮影場所の「地点登録」（30件）に対応する。

　圧力センサを使えば、高度・水深、気圧・水圧を液晶モニタに表示するとともに、これらの情報を写真に記録できる。さらに、高度と水深のログ機能も搭載する。

　動画撮影機能は、解像度1920×1080p/60iのフルHD撮影に対応し、レンズシフト式と電子式を併用する5軸ハイブリッド手ブレ補正機能によって、ブレを効果的に軽減した美しい動画が撮影できる。また、一定間隔で自動撮影した写真をつないで早送り動画として記録する「タイムラプス動画」や、短い動画をつなぎ合わせて最長30秒間の動画をつくる「ショートムービーショー」機能を備える。

　このほか、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LANとNFC（近距離無線通信）に対応。対応機器を本体にタッチするだけで無線LAN接続が完了する。無線LAN接続したスマートデバイスへ撮影した写真をその場で転送でき、スマートデバイスをリモコンとして使うこともできる。

　対応メディアはSDXC/SDHC/SDカードで、内蔵メモリは約473MB。サイズは幅110.4×高さ66.0×奥行き26.8mmで、重さは約221g。