イーケイジャパン、レコードプレーヤーを直接接続できる真空管プリアンプ「TU-8500」

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2015/01/28 20:01

 電子工作キット「エレキット」を企画・開発・製造するイーケイジャパンは、アナログレコードを再生するために必要なフォノイコライザーアンプを搭載した真空管プリアンプキット「TU-8500」を、2月20日に発売する。税別価格は4万5000円。

TU-8500

 フォノイコライザーアンプを搭載し、アナログプレーヤーを接続することでレコードが再生できる真空管プリアンプ。イコライザーアンプは、音質を重視したCR型で、カートリッジはMM型/MC型のどちらにも対応する。

 イコライザーアンプ部は、ローノイズ選別品のOPアンプを採用。ソケット式で、他のOPアンプの交換にも対応する。フラットアンプ部は、真空管12AU7(ECC82)を使用し、利得は約3倍と1倍で切り替えることができる。電源には低漏洩磁束のRコアトランス、B電源にはFETリップルフィルターを採用。また、真空管を直流点灯することによって、ハムノイズを徹底的に抑える。

 カップリングコンデンサは、大型のものに交換ができるようにスペースを確保。サイズ、デザインは、イーケイジャパンのパワーアンプ「6L6GCシングル真空管アンプキット[TU-8200]」にマッチする。電源は、海外でも使用できるように、四つの電源電圧帯に対応する電源トランスを装備する。サイズは、252×高さ73×奥行き270mmで、重さは3.1kg。