UQ、月額4380円で容量無制限の「UQ Flatツープラス ギガ放題」を2月20日から
UQコミュニケーションズは、1月15日、新サービス・新デバイス発表会を開催。モバイル通信サービス「WiMAX 2+」向けの新料金プランとして月額4380円で月間の通信容量が使い放題となる「UQ Flatツープラス ギガ放題」を2月20日から提供すると発表した。
UQコミュニケーションズは、2009年2月にモバイル通信サービス「WiMAX」の試験サービスを、同年7月に本サービスを開始した、モバイル通信サービスの老舗のキャリア。発表会では野坂章雄社長が、「3キャリアが2014年に相次いで新料金プランを導入し、パケット通信料が従量制に移行したが、ユーザーは『使えば使うほど高くなる』と不安を感じている。また、拡大しているMVNO(仮想移動体通信事業者)各社のサービスは『速くても容量が1~2GBと少ない』『無制限だと速度が遅い』などのジレンマがある」とモバイル市場の現状と課題を説明した。
これらのモバイル通信サービスに対するジレンマやストレスからユーザーを解放するプランとして「UQ Flatツープラス ギガ放題」を用意。さらに、下り最大220Mbpsの高速通信を「ヤ倍速」と命名し、ギガ放題とあわせて「ギガヤバ革命」として訴求していく。
「UQ Flatツープラス ギガ放題」では、従来比2倍速い下り最大220Mbpsの高速通信サービスを利用できる。通信速度を高速化した手段が「キャリアアグリゲーション(CA)」と「4×4 MIMO」の二つだ。
CAとは、複数の異なる周波数帯の電波を同時に運用し、一つの通信回線としてデータを分散して送受信することで通信の高速化と安定化を図る技術だ。
対して4×4 MIMOは、データを送る基地局と受信をするルータのそれぞれに4本のアンテナを搭載し、複数のデータを同時に送受信することで転送速度を上げている。
CAや4×4 MIMOの技術を導入することで、「WiMAX 2+」の下り最大速度を110Mbpsから220Mbpsへと高めた。今後はCAと4×4 MIMOを組み合わせ、さらなる高速化を図る。
通信速度のロードマップについて野坂社長は「440Mbpsが射程に入ってきた。2020年の東京五輪よりも前に1Gbpsを目指す」と意気込みを語った。
新プランの「UQ Flatツープラス ギガ放題」は、月間7GB制限のある既存プラン「UQ Flatツープラス」に対して、月間通信量の制限がない。つまり、いくらでも使える「使い放題」プランだ。ただし、3日間の通信量が3GBを超えた場合、翌日にかけて通信速度を制限する場合があるという。
この速度制限について野坂社長は「一部のユーザーに帯域を独占されたくないための仕方がない処置。だが、速度制限がかかってもYouTubeの標準画質なら問題なく再生できる程度の速度は利用できる」と話し、通常の利用の場合は問題ないことを強調した。
利用料金は月額4380円。さらに“体感期間”として加入から3か月間は「UQ Flatツープラス」と同じ月額3696円で利用でき、4か月目から月額4380円になる。また、7GB制限付きの「UQ Flatツープラス」に変更することも可能で、ユーザーは月単位でプランを自由に変更することができる。プラン変更のハードルを下げることで、「UQ Flatツープラス ギガ放題」の利用を後押しするのが狙いだ。
「ヤ倍速」に対応するモバイルWi-Fiルータとして「Speed Wi-Fi NEXT」シリーズを展開する。CA対応の「Speed Wi-Fi NEXT W01」を1月30日、4×4 MIMO対応の「Speed Wi-Fi NEXT WX01」を3月上旬から発売する。各端末はUQ WiMAXのほか、auやMVNOでも取り扱う予定だ。
CA対応の「Speed Wi-Fi NEXT W01」(ファーウェイ製)は、「WiMAX 2+」に加え、プラチナバンド対応でエリアの広い「au 4G LTE」に対応する。2.4インチのカラータッチパネルを備え、直感的な操作で各種設定ができる。また、パネルに対話型ガイダンスが表示されるので、初心者でも安心して設定ができる。カラーは爽やかなマインとホワイトの2色。
一方、4×4 MIMO対応の「Speed Wi-Fi NEXT WX01」(NECプラットフォームズ)は、下り最大220Mbpsの「WiMAX 2+」と、下り最大40Mbpsの「WiMAX」に対応する。またUQでは初めて消費電力の少ないBluetoothテザリング機能を搭載し、接続するタブレット端末やスマートフォンも省電力でインターネットを長時間利用できる。カラーはディープブルーとパールホワイトの2色。
「W01」「WX01」とも、別売りの専用クレードルを使うとホームルータとして家庭で利用することができる。
このほか、下り最大110Mbpsの「WiMAX 2+」に対応したホームルータ「URoad-Home2+」(シンセイコーポレーション)を3月末に発売する。UQでは初めて下り最大110Mbpsの「WiMAX 2+」と下り最大40Mbpsの「WiMAX」に対応し、「「WiMAX 2+」通信を家庭のホーム・ゲートウェイとして利用できる。
有線LANを2ポート備え、無線LANの場合、最大16台まで同時接続ができるので、家族全員でインターネットを楽しめる。
「ギガヤバ革命」宣言をした
UQコミュニケーションズは、2009年2月にモバイル通信サービス「WiMAX」の試験サービスを、同年7月に本サービスを開始した、モバイル通信サービスの老舗のキャリア。発表会では野坂章雄社長が、「3キャリアが2014年に相次いで新料金プランを導入し、パケット通信料が従量制に移行したが、ユーザーは『使えば使うほど高くなる』と不安を感じている。また、拡大しているMVNO(仮想移動体通信事業者)各社のサービスは『速くても容量が1~2GBと少ない』『無制限だと速度が遅い』などのジレンマがある」とモバイル市場の現状と課題を説明した。
モバイル市場の課題を説明する野坂社長
これらのモバイル通信サービスに対するジレンマやストレスからユーザーを解放するプランとして「UQ Flatツープラス ギガ放題」を用意。さらに、下り最大220Mbpsの高速通信を「ヤ倍速」と命名し、ギガ放題とあわせて「ギガヤバ革命」として訴求していく。
下り最大220Mbpsの「ヤ倍速」、東京五輪前に1Gbpsへ
「UQ Flatツープラス ギガ放題」では、従来比2倍速い下り最大220Mbpsの高速通信サービスを利用できる。通信速度を高速化した手段が「キャリアアグリゲーション(CA)」と「4×4 MIMO」の二つだ。
CAとは、複数の異なる周波数帯の電波を同時に運用し、一つの通信回線としてデータを分散して送受信することで通信の高速化と安定化を図る技術だ。
「キャリアアグリゲーション(CA)」の概要
対して4×4 MIMOは、データを送る基地局と受信をするルータのそれぞれに4本のアンテナを搭載し、複数のデータを同時に送受信することで転送速度を上げている。
「4×4 MIMO」の概要
CAや4×4 MIMOの技術を導入することで、「WiMAX 2+」の下り最大速度を110Mbpsから220Mbpsへと高めた。今後はCAと4×4 MIMOを組み合わせ、さらなる高速化を図る。
通信速度のロードマップについて野坂社長は「440Mbpsが射程に入ってきた。2020年の東京五輪よりも前に1Gbpsを目指す」と意気込みを語った。
通信速度のロードマップ
月間上限がなく使い放題の「ギガ放題」、3か月間は月額3696円
新プランの「UQ Flatツープラス ギガ放題」は、月間7GB制限のある既存プラン「UQ Flatツープラス」に対して、月間通信量の制限がない。つまり、いくらでも使える「使い放題」プランだ。ただし、3日間の通信量が3GBを超えた場合、翌日にかけて通信速度を制限する場合があるという。
月額料金
この速度制限について野坂社長は「一部のユーザーに帯域を独占されたくないための仕方がない処置。だが、速度制限がかかってもYouTubeの標準画質なら問題なく再生できる程度の速度は利用できる」と話し、通常の利用の場合は問題ないことを強調した。
利用料金は月額4380円。さらに“体感期間”として加入から3か月間は「UQ Flatツープラス」と同じ月額3696円で利用でき、4か月目から月額4380円になる。また、7GB制限付きの「UQ Flatツープラス」に変更することも可能で、ユーザーは月単位でプランを自由に変更することができる。プラン変更のハードルを下げることで、「UQ Flatツープラス ギガ放題」の利用を後押しするのが狙いだ。
プランの変更は比較的簡単にできる
CAと4×4 MIMO対応のモバイルWi-Fiルータ2機種
「ヤ倍速」に対応するモバイルWi-Fiルータとして「Speed Wi-Fi NEXT」シリーズを展開する。CA対応の「Speed Wi-Fi NEXT W01」を1月30日、4×4 MIMO対応の「Speed Wi-Fi NEXT WX01」を3月上旬から発売する。各端末はUQ WiMAXのほか、auやMVNOでも取り扱う予定だ。
「ヤ倍速」対応のモバイルWi-Fiルータ
CA対応の「Speed Wi-Fi NEXT W01」(ファーウェイ製)は、「WiMAX 2+」に加え、プラチナバンド対応でエリアの広い「au 4G LTE」に対応する。2.4インチのカラータッチパネルを備え、直感的な操作で各種設定ができる。また、パネルに対話型ガイダンスが表示されるので、初心者でも安心して設定ができる。カラーは爽やかなマインとホワイトの2色。
Speed Wi-Fi NEXT W01
一方、4×4 MIMO対応の「Speed Wi-Fi NEXT WX01」(NECプラットフォームズ)は、下り最大220Mbpsの「WiMAX 2+」と、下り最大40Mbpsの「WiMAX」に対応する。またUQでは初めて消費電力の少ないBluetoothテザリング機能を搭載し、接続するタブレット端末やスマートフォンも省電力でインターネットを長時間利用できる。カラーはディープブルーとパールホワイトの2色。
Speed Wi-Fi NEXT WX01
「W01」「WX01」とも、別売りの専用クレードルを使うとホームルータとして家庭で利用することができる。
このほか、下り最大110Mbpsの「WiMAX 2+」に対応したホームルータ「URoad-Home2+」(シンセイコーポレーション)を3月末に発売する。UQでは初めて下り最大110Mbpsの「WiMAX 2+」と下り最大40Mbpsの「WiMAX」に対応し、「「WiMAX 2+」通信を家庭のホーム・ゲートウェイとして利用できる。
有線LANを2ポート備え、無線LANの場合、最大16台まで同時接続ができるので、家族全員でインターネットを楽しめる。