音を奏でるiPadカバー? ソフトバンクがBluetooth対応MIDIキーボード「C.24」を発売

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2014/12/17 13:07

 ソフトバンク コマース&サービスは、米ミセル製のワイヤレス音楽キーボード「C.24」を、SoftBank SELECTIONの直販サイトで500台限定で先行販売する。税込み価格は2万4800円で、先行販売特典としてiTunesカード3000円分をプレゼントする。

ワイヤレス音楽キーボード「C.24」

 執行役員SBS事業本部の松田広史本部長は、「2007年に他キャリアに先駆けて携帯電話アクセサリのブランド『SoftBank SELECTION』を立ち上げた。オリジナルブランド製品の製造・販売だけでなく、国内外の製品を仕入れて販売してきた。今年は海外ブランドのモバイルアクセサリを扱うブランド『Global LINE-UP』を立ち上げ、現在6ブランド/約500アイテムを販売している。『C.24』もその一つ」と紹介した。

モバイルアクセサリの展開について説明する松田本部長

 「C.24」は、BluetoothでiPad/iPhoneとワイヤレス接続できるポータブル音楽キーボード。MicroUSB端子で、アップルのCamera Connection Kitなどとも接続できる。キーボードをたたむとiPadの保護ケースになり、気軽に持ち歩くことができる。

 「C.24」を開発したミセルの吉川欣也CEOは、「デジタル楽器のメーカーが数あるなかで、なぜいま楽器を開発したのか。それは、楽器演奏のニーズがあるのに、置く場所がない、高い、難しいなど、ハードルが高くて楽器を購入できない人がいるからだ。その層に向けて、カジュアルで、持ち運ぶことができる楽器をつくった」と、経緯を語った。

「カジュアルで、持ち運ぶことができる楽器」と説明するミセルの吉川CEO

 鍵盤部は独自開発のミニ鍵盤(2オクターブ/24鍵)。持ち運びに便利な薄さとしっかりした打鍵感を両立するために、磁石と光センサを採用した独自の鍵盤構造を採用した。持ち運ぶときはフラットな形状だが、ボタンを押すと白鍵と黒鍵が飛び出す絵本のようにせり出す。また、通常の製品はバネ式だが、「C.24」は磁石の反発を利用して打鍵の際の重さを出している。各鍵の下にはオプティカルセンサを搭載し、押し込まれた鍵盤がどのぐらい近づいたかを検知して、鍵盤の強弱を判断する。

「C.24」を4台並べた

 内蔵バッテリの駆動時間は最大20時間。サイズは幅242.0×奥行き201.3×高さ28.5mmで、重量は552g。iPad/iPhone1台に、最大5台まで同時接続できる。