シャープ、親しみやいやしを提供する新機能「emopa」、スマートフォン新製品に搭載

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2014/10/07 12:41

 シャープは、モバイル端末向けに、ユーザーの生活シーンに合わせたメッセージを音声や画面表示で知らせる新機能「emopa(エモパー)」を開発した。今年度冬以降に発売するシャープ製スマートフォンに搭載する。10月7日には、体験サイトをオープンした。

「エモパー」ロゴ(左)とマーク

 シャープの健康・環境家電に搭載する人工知能「ココロエンジン」の技術をもとに、モバイル端末向けに新たに開発した機能。さまざまな状況に合わせて、気の利いた言葉でユーザーの行動にヒントを与えたり、親しみやいやしを提供したりなど、これまでにないコミュニケーションができる。

 例えば、出かける前には、天気予報に準じて「傘を忘れないでくださいね」、電池が減ると「お腹がすきました」など、まるでスマートフォンに感情があるかのように、タイミングよく音声や画面表示でメッセージを伝える。また、毎日使用することで、さりげなく、気心の知れた友だちのような存在に進化していく。

 名称の「emopa」は、「Emotional Partner」に由来する造語。家電製品が、単に生活を便利にするための道具としてだけでなく、日常生活に欠かせない身近な存在になりつつあるなかで、モバイル端末も、愛着が感じられるユーザーのパートナーへと進化させることを目指して開発した。