「MediaPad X1 7.0」を使いこなす! 大画面&通話対応でビジネスに最適
最近、ビジネスパーソンの注目を集めているのが、スマートフォンの通話機能とタブレット端末の大画面の両方をあわせもつ「ファブレット」だ。9月3日、ファーウェイがSIMフリーのファブレット端末として「MediaPad X1 7.0」を発売した。フルHDを超える高解像度をもちながら、世界最薄の約7.18mmの非常にスリムな「MediaPad X1 7.0」は、ファーウェイのタブレット端末のフラグシップに位置する。ふだんは大画面を生かしてデータ端末として利用し、いざというときには通話もできるユーティリティプレーヤーだ。
7インチの液晶を搭載する「MediaPad X1 7.0」を手に取って、まず驚くのはそのボディが薄いこと。厚さ約7.18mmのウルトラスリムボディで、7インチクラスでは世界で最も薄い。
さらに、7インチの液晶を搭載しながら、本体の幅が約103.9mmと狭いことにも驚かされる。大画面を実現しつつ、サイズを小さくするためにフレーム幅を極限まで削り、左右のフレーム幅を約2.99mmと非常に細く仕上げた。結果として本体サイズは幅103.90×高さ183.50×厚み7.18mmで、同じ7インチタブレットのASUSの「Nexus7(2013)」と比べると幅で約10.0mm、高さは約16.0mm、厚みで約1.5mm小さく、手に持つとひと回り小さい印象だ。それほど大きくない筆者の手でも、片手でしっかりとホールドできた。
コンパクトだから、スーツの内ポケットにもスッポリ収まる。例えば、電車の乗り換え時などにいちいちバッグにしまうことなく、スーツの内ポケットに入れて移動することができ、便利だった。
数日間持ち歩いて何よりも気に入ったのが、7インチクラスながら約249gという軽さだ。先の「Nexus7(2013)」のLTEモデルの重さは約299g。わずか50gの差だが、明らかに軽さを体感できる。特に電車のなかで立ったまま使っているとき、そのありがたさがわかった。
7インチの液晶はフルHDより高解像度の1200×1920ドット(WUXGA)表示に対応。ディスプレイは非常に鮮やかで、写真や動画を発色よく明るく表示する。ウェブサイトの閲覧時も小さな文字が明瞭に見えるので、快適にブラウジングができた。
高級感のあるデザインも特徴の一つだ。ボディの背面はメタル仕様で、手で持った時の感触がいい。チープさは全くなく、手にする者に豪華さを感じさせてくれる。プライベートシーンだけではなく、ビジネスシーンでも違和感なく使えそうだ。
ファーウェイは、スマートフォンだけではなく、タブレット端末でもカメラ機能に徹底してこだわっている。「MediaPad X1 7.0」も例外ではない。メインカメラには、F2.2と明るいレンズと1300万画素の裏面照射型CMOSセンサを採用。風景や人物、料理などのほか、夜景もノイズが少ない高画質の写真を撮影できる。
10コマの連写のなかからよい画像を自動で選択する「ベストショット」や、音声でシャッターを切る「音声シャッター」機能など、写真を簡単・きれいに撮影できる機能を搭載する。
一方、サブカメラは、セルフィ(自分撮り)がしやすい約22mm相当(35mmフィルム換算)の広角レンズと、500万画素のセンサを搭載。カメラアプリを起動してサブカメラに切り替えると肌のトーンを補正して輪郭をスッキリさせる「ビューティモード」を利用できる。10段階設定のスライダーを調整するとビューティーレベルを簡単に設定できるので、キレイな写真を撮影できる。
また、右上部にカメラに目線を合わせやすい「プレビュー画面」を表示し、スムーズなセルフィをバックアップ。笑顔を認識してシャッターを切る「スマイルキャプチャ」とともに、楽しく写真を撮影できる。このほか、設定した一定レベル以上の音・声に反応してシャッターを切る「音声シャッター」など、セルフィを簡単に楽しくする機能が満載だ。
日常利用のスマートフォンに加えてタブレット端末を所有する最大の利点が、バッテリ容量が大きいということ。「MediaPad X1 7.0」は、5000mAhの大容量バッテリを内蔵。残量を気にせず一日使うことができる。さらに、別売りのUSBケーブルを使ってほかのスマートフォンなどを充電できる「リバースチャージ」機能を搭載。いざというとき、スマートフォンのモバイルバッテリ代わりになる。
このほか、テザリング機能を備え、大容量のデータ通信ができるSIMを利用していれば「MediaPad X1 7.0」をモバイルルータとして使うこともできる。タブレット端末としてだけでなく、多彩な使い方ができるのだ。
「MediaPad X1 7.0」は音声通話に対応しているので、音声対応のSIMカードを挿入すれば、スマートフォンと同じように通話もできる。本体が薄く、軽いので、片手で持つことができるし、ちょっと大きなスマートフォンのように扱うことができる。また別売のリストバンド活動量計「TalkBand B1」をBluetoothで接続すれば、ハンズフリーの通話に対応する。
通信方式と対応周波数帯は、LTE(2100/1800/800MHz)、W-CDMA(2100/850/800MHz)、GSM(850/900/1800/1900MHz)。LTEは下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsに対応し、動画の視聴やダウンロードをストレスなくサクサクこなす。
さらに、これからの季節に便利なのが、寒い屋外でも手袋をしたままでタッチ操作できる「グローブモード」だ。また、Miracastに対応し、「MediaPad X1 7.0」の画面を対応の大画面テレビなどにワイヤレスで出力することができる。資料などを画面に映し出しながらプレゼンテーションするなど、ビジネスシーンで活躍するだろう。
7インチクラスとは思えないほどスリムで軽いボディと、5000mAhのスタミナ、1300万画素のカメラ機能を搭載し、セルフィ機能が充実した「MediaPad X1 7.0」。従来型携帯電話を使っている方はもちろん、4型クラスのスマートフォンとの組み合わせにも最適だ。プライベートで、ビジネスで大活躍するのは間違いない。(デジタル家電ライター/コヤマタカヒロ)
MediaPad X1 7.0
7インチクラスとは思えない薄くスリムなデザイン
7インチの液晶を搭載する「MediaPad X1 7.0」を手に取って、まず驚くのはそのボディが薄いこと。厚さ約7.18mmのウルトラスリムボディで、7インチクラスでは世界で最も薄い。
さらに、7インチの液晶を搭載しながら、本体の幅が約103.9mmと狭いことにも驚かされる。大画面を実現しつつ、サイズを小さくするためにフレーム幅を極限まで削り、左右のフレーム幅を約2.99mmと非常に細く仕上げた。結果として本体サイズは幅103.90×高さ183.50×厚み7.18mmで、同じ7インチタブレットのASUSの「Nexus7(2013)」と比べると幅で約10.0mm、高さは約16.0mm、厚みで約1.5mm小さく、手に持つとひと回り小さい印象だ。それほど大きくない筆者の手でも、片手でしっかりとホールドできた。
フレームを極限まで狭くした
コンパクトだから、スーツの内ポケットにもスッポリ収まる。例えば、電車の乗り換え時などにいちいちバッグにしまうことなく、スーツの内ポケットに入れて移動することができ、便利だった。
スーツの内ポケットになんなく収まる
数日間持ち歩いて何よりも気に入ったのが、7インチクラスながら約249gという軽さだ。先の「Nexus7(2013)」のLTEモデルの重さは約299g。わずか50gの差だが、明らかに軽さを体感できる。特に電車のなかで立ったまま使っているとき、そのありがたさがわかった。
7インチの液晶はフルHDより高解像度の1200×1920ドット(WUXGA)表示に対応。ディスプレイは非常に鮮やかで、写真や動画を発色よく明るく表示する。ウェブサイトの閲覧時も小さな文字が明瞭に見えるので、快適にブラウジングができた。
高級感のあるデザインも特徴の一つだ。ボディの背面はメタル仕様で、手で持った時の感触がいい。チープさは全くなく、手にする者に豪華さを感じさせてくれる。プライベートシーンだけではなく、ビジネスシーンでも違和感なく使えそうだ。
背面は高級感のある金属製
妥協のないメインカメラ&サブカメラは明るく高画質
ファーウェイは、スマートフォンだけではなく、タブレット端末でもカメラ機能に徹底してこだわっている。「MediaPad X1 7.0」も例外ではない。メインカメラには、F2.2と明るいレンズと1300万画素の裏面照射型CMOSセンサを採用。風景や人物、料理などのほか、夜景もノイズが少ない高画質の写真を撮影できる。
ノイズの少ない夜景写真を撮影できる
10コマの連写のなかからよい画像を自動で選択する「ベストショット」や、音声でシャッターを切る「音声シャッター」機能など、写真を簡単・きれいに撮影できる機能を搭載する。
一方、サブカメラは、セルフィ(自分撮り)がしやすい約22mm相当(35mmフィルム換算)の広角レンズと、500万画素のセンサを搭載。カメラアプリを起動してサブカメラに切り替えると肌のトーンを補正して輪郭をスッキリさせる「ビューティモード」を利用できる。10段階設定のスライダーを調整するとビューティーレベルを簡単に設定できるので、キレイな写真を撮影できる。
また、右上部にカメラに目線を合わせやすい「プレビュー画面」を表示し、スムーズなセルフィをバックアップ。笑顔を認識してシャッターを切る「スマイルキャプチャ」とともに、楽しく写真を撮影できる。このほか、設定した一定レベル以上の音・声に反応してシャッターを切る「音声シャッター」など、セルフィを簡単に楽しくする機能が満載だ。
サブカメラにはセルフィがしやすい機能が満載だ
5000mAhの大容量バッテリ スマートフォンへの充電機能も
日常利用のスマートフォンに加えてタブレット端末を所有する最大の利点が、バッテリ容量が大きいということ。「MediaPad X1 7.0」は、5000mAhの大容量バッテリを内蔵。残量を気にせず一日使うことができる。さらに、別売りのUSBケーブルを使ってほかのスマートフォンなどを充電できる「リバースチャージ」機能を搭載。いざというとき、スマートフォンのモバイルバッテリ代わりになる。
スマートフォンを充電できる
このほか、テザリング機能を備え、大容量のデータ通信ができるSIMを利用していれば「MediaPad X1 7.0」をモバイルルータとして使うこともできる。タブレット端末としてだけでなく、多彩な使い方ができるのだ。
スマートフォンとタブレットのいいとこ取り 通話もメールもOK
「MediaPad X1 7.0」は音声通話に対応しているので、音声対応のSIMカードを挿入すれば、スマートフォンと同じように通話もできる。本体が薄く、軽いので、片手で持つことができるし、ちょっと大きなスマートフォンのように扱うことができる。また別売のリストバンド活動量計「TalkBand B1」をBluetoothで接続すれば、ハンズフリーの通話に対応する。
通信方式と対応周波数帯は、LTE(2100/1800/800MHz)、W-CDMA(2100/850/800MHz)、GSM(850/900/1800/1900MHz)。LTEは下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsに対応し、動画の視聴やダウンロードをストレスなくサクサクこなす。
さらに、これからの季節に便利なのが、寒い屋外でも手袋をしたままでタッチ操作できる「グローブモード」だ。また、Miracastに対応し、「MediaPad X1 7.0」の画面を対応の大画面テレビなどにワイヤレスで出力することができる。資料などを画面に映し出しながらプレゼンテーションするなど、ビジネスシーンで活躍するだろう。
7インチクラスとは思えないほどスリムで軽いボディと、5000mAhのスタミナ、1300万画素のカメラ機能を搭載し、セルフィ機能が充実した「MediaPad X1 7.0」。従来型携帯電話を使っている方はもちろん、4型クラスのスマートフォンとの組み合わせにも最適だ。プライベートで、ビジネスで大活躍するのは間違いない。(デジタル家電ライター/コヤマタカヒロ)